次のいずれかの方法を使用して、ZENworksレポーティングサーバのインストールプログラムを起動します。
インストールサーバで、Novell ZENworks 10 Asset Management with SP2 Reporting Server DVD for Windowsを挿入します。
Windowsデバイスでは、DVDを挿入するとインストールが自動的に開始されます。表示されたインストールページから言語を選択することもできます。インストールが自動的に開始されない場合は、DVDを挿入した後にsetup.exeをルートから実行します。
Linuxデバイスの場合は、DVDをマウントして、sh /media/cdrom/setup.shを実行します。
インストールサーバで、 Novell ZENworks 10 Configuration Management with SP2 Reporting Server Novell ZENworks 10 Asset Management with SP2 Reporting Server DVD for Linuxを挿入します。
DVDをマウントします。
すべてのユーザ(「others」を含む)が読み込みおよび実行アクセスを持つディレクトリにコマンドラインインストールを開始するには、DVDをマウントするか、またはDVDのファイルを一時的に/rootディレクトリ以外の適当な場所にコピーします。
コピーしたファイルとその親ディレクトリに、すべてのユーザ(「others」を含む)が読み込みおよび実行アクセスを持つことを確認します。
次のコマンドを実行します。
/mount_location/setup.sh -e
次のコマンドを使用して、サイレントインストール環境設定ファイルを作成します。
setup.exe/setup.sh -s
サイレントインストール環境設定ファイルをテキストエディタで開きます。
ADMINISTRATOR_PASSWORD=を検索します。
$lax.nl.env.ADMIN_PASSWORD$を実際のパスワードに置き換えます。
たとえば、パスワードがnovellの場合、エントリは次のようになります。
ADMINISTRATOR_PASSWORD=novell.
サイレントインストール環境設定ファイルを保存して、テキストエディタを終了します。
次のコマンドを使用して、サイレントインストール環境設定ファイルを実行します。
setup.exe/setup.sh -s -f path_to_the_silent_install file
インストール中にインストールに必要なデータの詳細を表 2-1, インストール情報内の情報で参照してください。
GUIインストールを使用している場合は、[
]ボタンをクリックして同様の情報を参照することができます。コマンドラインの場合は、「back」と入力して<Enter>を押すと、前のインストールオプションに戻って変更することができます。
どちらの場合も、インストールプロセスを完了する手順の一部としてデータベースのアップデートが含まれており、このプロセス中はCPU使用率が高くなります。このため、サービスの起動が遅くなる可能性があります。
(オプション) LinuxサーバでOracleデータベースを選択した場合は、環境変数LD_LIBRARY_PATHが、$ORACLE_HOME/libまたは$ORACLE_HOME/lib32が含まれるディレクトリのパスに設定されているかどうかを確認します。環境変数LD_LIBRARY_PATHがない場合は、環境変数に追加して、その値を、$ORACLE_HOME/lib32が含まれるディレクトリのパスに設定します。$ORACLE_HOME/lib32へのパスが有効なパスでない場合は、環境変数の値を、$ORACLE_HOME/libが含まれるディレクトリのパスに設定します。
重要:ZENworks 10 Asset Management SP2 ZENworksレポーティングサーバはメディアからのみインストールできます。ネットワークドライブへマッピングしてインストールすることはできません。
必要な情報がインストールフローの順番でリストに表示されています。
表 2-1 インストール情報