4.2 システムレポーティングのトラブルシューティング方法

このセクションでは、ZENworks 10Asset Managementシステムレポーティングの使用時に発生する可能性がある問題の解決方法について説明します。

ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動できない

ソース: ZENworks 10 Asset ManagementSP2、システムレポーティング
考えられる原因: ZENworksレポーティングサーバがインストールされているZENworksサーバに対してファイアウォールがオンになっています。
アクション: ファイアウォールを無効にし、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを再起動します。詳細については、ZENworks 10 Asset Managementレポーティングサーバインストールガイドの「ファイアウォールの使用」を参照してください。

ZENworksレポーティングサーバInfoViewをInternet Explorerで起動する場合、Webインテリジェンスドキュメントを開く際にZENworksレポーティングサーバInfoViewがハングする

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
説明: ZENworksレポーティングサーバInfoVeiwをInternet Explorer内で起動すると、Webインテリジェンスドキュメントを開く際にZENworksレポーティングサーバInfoViewがハングし、次のメッセージが表示されます。
Please wait while the document is being processed.
アクション: レポーティングサーバを信頼済みサイトのリストに追加します。
  1. Internet Explorerで[ツール]>[インターネットオプション]の順にクリックします。

  2. セキュリティ]タブ >[信頼済みサイト]>[サイト]の順にクリックします。

  3. レポーティングサーバのサイトアドレスを指定します。

  4. 追加]をクリックします。

  5. OK]を2回クリックします。

Mozilla Firefoxを使用して、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動する場合、レポートの属性を変更すると、レポートが正しいデータを生成しないことがある

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
アクション: 推奨バージョンのInternet Explorerを使用してZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動し、必要に応じて属性を変更してからレポートを生成します。Internet Explorerの推奨バージョンの詳細については、『ZENworks 10 Asset Managementインストールガイド』の「管理ブラウザ要件」を参照してください。

英語以外のロケールからZENworksコントロールセンターを起動すると、レポーティング権が正しく機能しないことがある

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
アクション: 英語ロケールを使用してZENworksコントロールセンターを起動します。

レポーティングサーバがSLES 10サーバにインストールされている場合、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを使用してレポートを電子メールとして送信できない

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
説明: ZENworksレポーティングサーバがSLES 10サーバにインストールされている場合、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを使用してレポートを電子メールとして送信しようとすると([ヘッダ]パネルから、[送信]>[To Email(電子メールへ)]の順にクリック)、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
The destination plugin required for this action is disabled. If you require this functionality, please contact your system administrator.
アクション: なし

ZENworksレポーティングサーバがSLES 10サーバにインストールされている場合、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを使用してレポートをファイルの保存場所に送信できない

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
説明: ZENworksレポーティングサーバがSLES 10サーバにインストールされている場合、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを使用してレポートをファイルの保存場所に送信しようとすると([ヘッダ]パネルから、[送信]>[To File Location(ファイルの場所へ)]の順にクリック)、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
The destination plugin required for this action is disabled. If you require this functionality, please contact your system administrator.
アクション: なし

ZENworksレポーティングサーバInfoViewで、新しいWebインテリジェンスドキュメントを作成できない

ソース: ZENworks 10 Asset ManagementSP2、システムレポーティング
説明: ZENworksレポーティングサーバInfoViewで、新しいWebインテリジェンスドキュメントの作成中に[クエリの実行]をクリックすると、エラーが発生することがあります。
考えられる原因: Web Intelligenceドキュメントの[レポートパネル]初期設定が[Query - HTML]に設定されています。
アクション: Web Intelligenceドキュメントの[レポートパネル]初期設定を[Java Report Panel]に変更します。
  1. ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動します。

  2. 初期設定]をクリックします。

  3. Web Intelligenceドキュメント]タブをクリックします。

  4. Java Report Panel]を選択します。

  5. 適用]>[OK]の順にクリックします。

ユーザが[Query - HTML]を使用してレポートを作成すると、レポートデータに#incompatibleと表示される

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
考えられる原因: レポート作成時に、Web Intelligenceドキュメントの[レポートパネル]初期設定が[Query - HTML]に設定されています。
アクション: 次の操作を実行して、Web Intelligenceドキュメントの[レポートパネル]初期設定を[Java Report Panel]に変更します。
  1. ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動します。

  2. 初期設定]をクリックします。

  3. Web Intelligenceドキュメント]タブをクリックします。

  4. Java Report Panel]を選択します。

  5. 適用]>[OK]の順にクリックします。

  6. レポートを再度作成します。

Linuxデバイスでファイルの保存場所にレポートをスケジュールできない

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
説明: Linuxデバイスでファイルの保存場所にレポートをスケジュールしようとすると、レポートのステータスが「失敗」と表示されます。[失敗]をクリックすると、次のエラーメッセージが表示されます。
destination directory error. CrystalEnterprise.Disk unmanaged:
考えられる原因: スケジュール]パネルでユーザ名とパスワードが指定されています。
アクション: Linuxデバイスでファイルの保存場所にレポートをスケジュールする場合は、[ユーザ名]フィールドと[パスワード]フィールドを空白のままにします。
考えられる原因: Linuxデバイス上のZENworksユーザが、宛先のファイルの保存場所にファイルを書き込む権限を持っていません。
アクション: Linuxデバイス上のZENworksユーザが宛先のファイルの保存場所にファイルを書き込む権限を持っていることを確認します。

ZENworksレポーティングサーバがインストールされていないZENworksプライマリサーバ経由で接続すると、ZENworksコントロールセンターのZENworksレポーティングサーバInfoViewリンクが無効になる

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
考えられる原因: デバイスが、ZENworksレポーティングサーバがインストールされていてゾーン内にあるデバイスのDNS名を解決できません。
アクション: デバイスのhostsファイルに、ZENworksレポーティングサーバがインストールされているデバイスのIPアドレスを入力します。

hostsファイルは、Windowsではc:\WINDOWS\system32\drivers\etc\、Linuxでは/etc/hostsにあります。

ZENworksレポーティングサーバInfoViewセッションがタイムアウトになったとき、 ZENworksレポーティングサーバのログインコンソールからZENworksレポーティングサーバInfoViewにログインできない

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
アクション: ZENworksレポーティングサーバInfoViewをZENworksコントロールセンターから起動します。
  1. ZENworksコントロールセンターで、[レポート]タブをクリックします。

  2. ZENworksレポーティングサーバの[レポーティング]パネルで、ZENworksレポーティングサーバInfoViewをクリックします。

ZENworksコントロールセンターがフランス語または中国語ロケールで起動されている場合、ZENworksレポーティングサーバInfoViewで新しいWebインテリジェンスドキュメントの作成中にSQLビューアを起動できない

ソース: ZENworks 10 Asset Management SP2、システムレポーティング。
説明: ZENworksレポーティングサーバがフランス語または中国語で起動されている場合、新しいWebインテリジェンスドキュメントの作成中にクエリツールバーの[View SQL(SQLの表示)]をクリックするとエラーが発生することがあります。
考えられる原因: Webインテリジェンス]の初期設定が[インタラクティブ]に設定されています。
アクション: 次を実行します。
  1. ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動します。

  2. ツールバーの右上隅の[初期設定]をクリックして、[初期設定]ページを表示します。

  3. Web Intelligence(Webインテリジェンス)]をクリックします。

  4. デフォルトの作成/編集ツールとして[詳細]を選択します。

  5. OK]をクリックします。