この手順では、次を想定しています。
ZENworksサーバの設定情報のバックアップがあります。詳細については、セクション 9.1, ZENworksサーバのバックアップを参照してください。
ZENworksデータベースがZENworksサーバにある場合、データベースのバックアップがあります。詳細については、セクション 21.3, 組み込みのSybase SQL Anywhereデータベースのバックアップを参照してください。
重要:ZENworksサーバおよびデータベースを復元する場合、まず、ZENworksサーバを復元し、次に、最後にバックアップしたZENworksデータベースを復元する必要があります。
ZENworksサーバを復元するには、次の手順に従います。
同じIPアドレスおよびDNS名を使用して、ZENworksサーバを再インストールします。
同じIPアドレスとDNS名を使用しない場合、サーバに接続するすべてのデバイスを登録する必要があります。
外部データベースに接続されたプライマリサーバがゾーン内に1つしかない場合は、プライマリサーバを再インストールして、インストール中にダミーのデータベースを作成します。内部データベースを作成する必要はありません。
外部データベースに接続されたプライマリサーバがゾーン内に複数ある場合は、障害が発生したプライマリサーバを2番目のプライマリサーバとして再インストールします。インストール中にデータベースの設定を要求されます。
Windowsサーバの場合はNovell\ZENworks\confディレクトリ、Linuxサーバの場合はetc/opt/novell/zenworksディレクトリで、読み込み/書き込みの権限を持っていることを確認してください。
ZENworksサーバ上のコマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
zman zenserver-restore path_to_backup_file_to_restore
例を次に示します。
zman zenserver-restore c:\zcm_backups\zone_backup.bak
または
zman zenserver-restore /root/zcm_backups/zone_backup.bak
入力が求められたら、ZENworksの管理者名およびパスワードを入力します。
入力が求められたら、バックアップファイルを復号化するために使用されるパスフレーズを入力します(最低10文字)。
これは、サーバをバックアップするときにファイルを暗号化するために入力された、同じパスフレーズです。
(条件付き)データベースがサーバ上にある場合、ZENworksサーバの情報が復元された後に、データベースを復元します。手順については、セクション 21.4, 組み込みのSybase SQL Anywhereデータベースの復元を参照してください。
ZENworksサーバを再起動します。