5.3 ZENworksサーバへの追加のアクセスの設定

ファイアウォールの外側にあるデバイス、またはプロキシサーバを使用しているデバイスなど、ZENworksサーバのIPアドレスまたはDNS名に対して認証できない管理対象デバイスがある場合、サーバにアクセスするためのデバイスが使用できるZENworksサーバ用に、追加のIPアドレスまたはDNS名を指定できます。

5.3.1 検出不可能なIPアドレスの条件のアドレス指定

[検出不可能IPアドレス]パネルでは、ZENworksサーバのIDアドレスをデバイスが検出できない場合にサーバにアクセスするのに使用できるアドレスを指定できます。

  1. ZENworksコントロールセンターで、左側のペインの[デバイス]をクリックし、[デバイス]パネルで[サーバ]を選択し、サーバオブジェクトを選択し、[設定]タブをクリックします。次に、[インフラ管理]をクリックし、[検出不可能IPアドレス]を選択します。

  2. 次のフィールドに情報を入力します。

    IPアドレス: 標準のドット付き10進数表記法です。たとえば、「123.45.167.100」と入力します。

  3. 追加]をクリックしてアドレスをリストに追加します。

  4. IPアドレスを追加するには、ステップ 1からステップ 3を繰り返します。

  5. 必要に応じて、[上へ移動]および[下へ移動]ボタンを使用して、リストを並べ替えます。

    IPアドレスは、リストの順番に従って上から下に使用されます。

  6. アドレスの追加が終了したら、[適用]または[OK]をクリックしてアドレスを保存します。

5.3.2 検出不可能なDNS名の条件のアドレス指定

[追加のDNS名]パネルでは、サーバのDNS名がデバイスによって検出されない場合に、ZENworksサーバにアクセスするために使用される追加の名前を指定できます。

このパネルで追加されたDNS名は、すべての管理対象デバイスに配布され、デバイスがサーバに接続するのに使用されます。

DNS名を追加するには、次の手順に従います。

  1. ZENworksコントロールセンターで、左側のペインの[デバイス]をクリックし、[デバイス]パネルで[サーバ]を選択し、サーバオブジェクトを選択し、[設定]タブをクリックします。次に、[インフラ管理]をクリックし、[追加のDNS名]を選択します。

  2. サーバDNS名のリスト]フィールドには、デバイスがアクセスできるサーバ(プロキシサーバなど)のIPアドレスに対するDNS名を指定します。

  3. 追加]をクリックしてDNS名をリストに追加します。

  4. 必要に応じて、[上へ移動]および[下へ移動]ボタンを使用して、リストを並べ替えます。

    DNS名は、リストの順番に従って上から下に使用されます。

  5. アドレスの追加が終了したら、[適用]または[OK]をクリックしてアドレスを保存します。