zman
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Name
zman
- Novell ZENworks 10 Configuration Managementへのコマンドラインインタフェースとして、サーバ、ワークステーション、ユーザ管理を総合的に管理します。また、Novell 10 Asset Managementへのコマンドラインインタフェースとして、サーバとワークステーションのソフトウェアおよびハードウェアインベントリ、ソフトウェア使用状況トラッキング、ソフトウェアライセンスのコンプライアンス情報を提供します。
説明
zmanコマンドラインインタフェースはフル機能のユーティリティを備えており、スクリプトを使用することによって多くの操作を簡素化し、さまざまな処理にすばやくアクセスできます。タスクの自動化に使用すると効果的です。
次のセクションでは、ZENworks 10 Configuration ManagementとZENworks 10 Asset Managementの全コマンドについて説明します。コマンドによって両方の製品に該当するものと、片方の製品のみに該当するものがあります。
次のコマンドはZENworks 10 Configuration Managementにのみ該当します。Configuration Managementがインストールされていない、またはアクティブでない場合は、コマンドは無効です。
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バンドルコマンド
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イメージングコマンド
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ポリシーコマンド
次のコマンドはZENworks 10 Asset Managementにのみ該当します。Asset Managementがインストールされていない、またはアクティブでない場合は、コマンドは無効です。
構文
zman <command> [-options] [arguments]
通常は、zmanコマンドには、短い形式と長い形式があります。長い形式は、category-actionの形式で構成されます。たとえば、コマンドregistration-listは、登録フォルダ内の登録すべてを一覧表示します。多くのコマンドがありますが、コマンドはカテゴリ(ワークステーション、サーバ、バンドル、ポリシー、管理者、登録など)ごとにまとめられており、これらに対して実行するアクション(リスト、作成、変更、削除)のほとんどは一般的なものであるため、ほとんどのコマンドは覚えやすいものばかりです。
各コマンドの短縮形では、長い形式の各単語の1文字を使用します。つまり、admin-listの短縮形は、alになります。このルールには、短い名前の固有性を保持するために、いくつか例外があります。たとえば、bcはbundle-createの短い形式で、bcpは、bundle-copyの短い形式です。
コマンドは、オプションと引数を取ります。オプションは、コマンドのどこででも指定できます。引数は位置に依存します。
オプション
オプションには、スイッチオプションとフラグ付きオプションの2つのタイプがあります。どちらのオプションにも、短い形式と長い形式があります。短い形式の前には、1つのハイフンがあり、長い形式の前には、2つのハイフンがあります。たとえば、-nと--namefilterはそれぞれフラグ付きオプションの短い形式と長い形式で、bundle-listコマンドの結果の表示を名前でフィルタする場合に使用します。
引数
コマンドの引数は通常、コマンド自体と同じ順序で並べます。たとえば、server-add-bundleの場合、serverを最初に、bundleを2番目に指定します。
使用方法
このセクションでは、一般的なコマンド形式と規則について説明しています。
- 管理者
-
zmanのすべてのアクションは、管理者のアクセス制限によって管理されています。最初のインストール中に作成された最初の管理者アカウントは、すべてのオブジェクトに対する権限を持ちます。作成する追加の管理者アカウントには、デフォルトで読み取り専用権限が与えられています。これらのアカウントには、管理するオブジェクトに対する権限が明示的に与えられている必要があります。
- ヘルプ
-
zmanコマンドラインインタフェースには複数レベルのヘルプが用意されています。スクロール可能な出力の場合は、オペレーティングシステムネイティブのmoreコマンドを使用してヘルプをパイプラインします。
- フォルダ
-
フォルダ引数を取るコマンドに対してフォルダが指定されていない場合、コマンドはルートフォルダをターゲットにします。フォルダパスを指定するには、スラッシュ(/)で区別されるルートからの各フォルダを一覧表示します。たとえば、ルートにfolder1という名前のフォルダがあり、そのフォルダの中にsubfolder1という名前のサブフォルダがある場合、このフォルダをfolder1/subfolder1として参照します。指定した各フォルダは、すでに存在する必要があります。
- 必須の引数とオプションの引数
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括弧( )で囲まれた引数は必須で、角括弧[ ]で囲まれた引数はオプションです。
- 省略記号(...)
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省略記号は、コマンドが最後の引数タイプのエントリを複数受け入れることを示します。引数は、コマンドに応じてスペースまたはカンマで区切る必要があります。例を次に示します。
zman server-add-bundle [options] (server) (bundle) [...]
この省略記号は、server-add-bundleが複数のバンドルを受け入れることができることを示しています。コマンドレベルのヘルプでは、複数エントリの引数ヘルプは、より明確に[(bundle) (bundle) ... (bundle)]として指定されます。
最後の引数のエントリを複数持つすべてのコマンドには、-f|--folderオプションもあります。このオプションは、その引数のすべての項目が同じフォルダ内にある場合に便利です。項目のパスは、このフォルダパスを基準にして相対的に計算されます。例を次に示します。
zman server-add-bundle server1 bundlefolder/bundle1 bundlefolder/bundle2
これは次のようにも指定できます。
zman server-add-bundle server bundle1 bundle2 --folder bundlefolder
- ZENworksオブジェクトのパス
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必要な引数がZENworksオブジェクトのパスである場合、コマンドヘルプで絶対パスを入力するように指定されていない限り、パスはオブジェクトのルートフォルダを基準とし、スラッシュ(/)で区切った相対パスとして指定する必要があります。例を次に示します。
zman server-add-bundle serverfolder/server bundlefolder/bundle1
ここで、引数の絶対パスは、
/devices/servers/serverfolder/serverおよび/bundles/bundlefolder/bundle1になります。
- ファイルへのオブジェクトのエクスポート
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bundle-export-to-file、policy-export-to-file、およびsettings-export-to-fileなどのzmanコマンドを使用すれば、それぞれバンドル、ポリシー、および設定の定義を、指定したファイルにXMLフォーマットでエクスポートすることができます。ファイルは、指定した名前とファイル拡張子で作成されます。ファイル拡張子を指定しなかった場合には、デフォルトで.xml拡張子が追加されます。これらのファイルを使用して、バンドル、ポリシー、および設定を作成することができます。
アセット管理コマンド
これらのコマンドを使用して購入レコードファイルをロードし、コンプライアンスエンジンを更新します。ZENworks 10 Asset Managementにのみ適用されます。
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asset-management-load-purchase-record (amlpr)
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購入レコードファイルをロードします。Purchase Record Loaderは購入レコードファイルを検索して、プライマリサーバのZENWORKS_HOME/temp/PurchaseRecordImport/uploadedフォルダにロードします。ZENworksコントロールセンターからPurchase Record Loaderを使用したことがない場合は、このフォルダを作成する必要があります。
このコマンドは非同期です。つまり、zmanはコマンドの終了を待たずにすぐに戻ることを意味しています。これはコマンドの実行に長時間かかるためです。ZENworksコントロールセンターからこのプロセスのステータスを確認できます。
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asset-management-refresh-compliance-data (amrcd)
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ソフトウェアコンプライアンスエンジンを実行して、ソフトウェアライセンスコンプライアンスデータを更新します。
このコマンドは非同期です。つまり、zmanはコマンドの終了を待たずにすぐに戻ることを意味しています。これはコマンドの実行に長時間かかるためです。ZENworksコントロールセンターからこのプロセスのステータスを確認できます。
管理者コマンド
これらのコマンドは、管理者アカウントの作成と管理に使用されます。管理者コマンドは、長い形式では admin-で始まり、短い形式ではaで始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
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admin-clear-credential (acc)
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admin-store-credentialコマンドを使用して、保存されたZENworksユーザ名とパスワードをクリアします。コマンドの実行終了後は常に、安全のために、保存された資格情報を削除することをお勧めします。
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admin-create (ac) [options] (administrator or user)
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ZENworks管理者アカウントを作成します。
(administrator or user) - 管理者の名前またはユーザソースのユーザのフルパス。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --fullname=[full name] - ZENworks管理者のフルネーム。
- -a, --assign-same-rights - このコマンドを実行する管理者と同じ権限を新しい管理者に与えます。
クリアテキストでパスワードを入力することを防ぐために、コマンドによって、管理者のパスワードを入力するようプロンプトが表示されます。管理者アカウントが特定のユーザに基づいている場合、ユーザソースで定義された資格情報と同じ資格情報が使用されるため、コマンドの使用時にパスワードの入力が求められることはありません。
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admin-delete (ad) (ZENworks administrator name) [...]
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ZENworks管理者アカウントを削除します。
(ZENworks administrator name) [...] - ZENworks 管理者の名前。引用符で囲まれている限り、ワイルドカード*を使用できます。オブジェクトを削除するためにワイルドカードを使用する場合は、注意します。
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admin-list (al) [options]
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ZENworks管理者アカウントすべてを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
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admin-list-roles (alr) [options] (ZENworks administrator name)
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ZENworks管理者に割り当てられている役割を一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
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admin-rename (ar) (ZENworks administrator name) (new name)
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ZENworks管理者アカウントの名前を変更します。
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admin-rights-delete (ard) [options] (ZENworks administrator name) [object path]
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ZENworks管理者アカウントに割り当てられる権限を削除します。
[object path] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --category=[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman admin-rights-set --Help | moreを実行します。
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admin-rights-info (ari) [options] (ZENworks administrator name) [object path]
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ZENworks管理者アカウントに割り当てられる権限を表示します。
[object path] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --category=[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman admin-rights-set --Help | moreを実行します。
- -e, --effective - 管理者の有効な権限を表示します。有効な権限には、その管理者に割り当てられた役割から継承した権限が含まれます。このオプションを指定しなかった場合には、その管理者に直接割り当てられた権限だけが表示されます。
- -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
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admin-rights-set (ars) [options] [ZENworks administrator name] [rights category] [object path] [...]
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ZENworks管理者アカウントの権限を許可または却下します。
[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman admin-rights-set --Help | moreを実行します。
[object path] [...] - 権限を適用するZENworksオブジェクトのフルパスで、スラッシュ(/)で始まります。各権限カテゴリ内で権限を割り当てることができる、許可されているオブジェクトタイプのオブジェクトのルートフォルダを表示するには、zman admin-rights-modify --Help | moreを実行します。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --allow=[right ][...] - 許可されている権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman admin-rights-modify --Help | moreを実行します。
- -A, --assign-all - 権限カテゴリのすべての権限を許可します。
- -d, --deny=[right ][...] - 拒否する権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman admin-rights-modify --Help | moreを実行します。
- -D, --deny-all - 権限カテゴリのすべての権限を拒否します。
- -f, --folder=[folder name] - フォルダのフルパス。このオプションを指定すると、オブジェクトのパスは、このフォルダを基準とした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のオブジェクトを指定するために使用できます。
- -H, --Help - 使用可能な権限カテゴリに関する詳しいヘルプおよび各カテゴリ内の権限名の長い形式と短い形式を表示します。カテゴリ名を指定した場合、そのカテゴリに関するヘルプが提供されます。
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admin-store-credential (asc) (ZENworks administrator name)
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各コマンドに使用するZENworksユーザ名とパスワードを保存し、資格情報をコマンドごとに入力する必要がなくなります。資格情報はログインユーザのホームディレクトリに保存され、ログインユーザのためにのみ使用されます。Linuxでは、ユーザがホームディレクトリを持っていることを確認してください。他のZENworks管理者と同じマシンログインを共有している場合は、コマンドの実行が終了したら、admin-clear-credentialコマンドを使用して資格情報をクリアする必要があります。
バッチコマンド
バッチコマンドは、テキストファイルからzmanコマンドのリストを実行する場合に使用するユーティリティコマンドです。ZENworksへのログインは一度しか実行されず、すべてのコマンドごとに実行されるわけではないため、コマンドの実行が高速化されます。バッチコマンドは、長い形式ではbatch-から始まり、短い形式ではbから始まります。
このコマンドは、「グローバルオプション」のセクションに一覧表示されたオプションフラグを受け入れます。さらに、コマンドと併せて一覧表示されている個々のオプションも受け入れます。
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batch-execute (bex) [options] (file path) [...]
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テキストファイルにあるzmanコマンドをバッチで実行します(Windowsのバッチファイルと混同しないこと)。
(file path) [...] - 実行するzmanコマンドを含むテキストファイルのパス。#、rem、REM、;、および//で始まる行はコメントとみなされ、処理されません。サンプルファイルとして、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/batch、WindowsサーバではInstallation_path:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\batchにあるBatchExecuteCommands.txtを参照してください。
次のオプションを受け入れます。
- -e, --exit-on-failure - コマンドが部分的または全体的に失敗した場合、コマンドの実行を停止し終了します。複数の引数を取るコマンドが、1つ以上の引数を正常に処理できなかった場合、コマンドは部分的に失敗したとみなされます。たとえば、bundle-deleteの場合、引数の1つが見つからないか削除できないと、コマンドは部分的に失敗したとみなされます。デフォルトでは、ファイル内のコマンドは連続して実行され、失敗はチェックされません。
バンドルコマンド
バンドルの作成、変更、および管理を行うコマンドです。バンドルコマンドは、長い形式ではbundle-から始まり、短い形式ではbから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。これらのコマンドはZENworks 10 Configuration Managementにのみ該当します。
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bundle-add-actions (baa) [options] (bundle path) (action XML file) [...]
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バンドルにアクションを追加します。
(action XML file) [...] - 追加するアクションの情報が含まれたXMLファイル。アクションは、Install、Launch、Verify、Uninstall、Terminate、またはPrebootのいずれかのアクションセットにグループ化されます。XMLファイルにはActionSet要素が含まれ、アクションセットに対して追加するアクションの情報が記述されます。バンドルの別のアクションセットにアクションを追加する場合、複数のXMLファイルを入力として指定できます。XMLファイルを作成するには、bundle-export-actionsコマンドを使用して既存のバンドルのアクションをエクスポートします。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --actioninfo=[content and dependency for actions] - ファイルコンテンツまたは別のバンドルへの従属関係を持つアクションのコンテンツおよびバンドル従属関係に関する情報が含まれたXMLファイル。たとえば、MSIのインストールアクションの場合、インストールされるMSIファイルがファイルコンテンツです。バンドルのインストールアクションは、別のバンドルを依存関係として取得するため、これらのアクションを正常に機能させるにはこのデータも指定する必要もあります。XML形式のテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、Windowsサーバでは Installation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるActionInfo.xmlを参照してください。
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bundle-assign (ba) [options] (device or user type) (bundle or bundle group) (device or user object path) [...]
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バンドルまたはバンドルグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトに割り当てます。
(device or user type) - 有効な値は、device、server、workstation、およびuserです。
(device or user object path) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -I, --icon-location=[application location XML file] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるIconLocation.xmlを参照してください。
- -d, --distribution-schedule=[distribution schedule XML file] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
- -l, --launch-schedule=[launch schedule XML file] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
- -a, --availability-schedule=[availability schedule XML file] - アベイラビリティスケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesにあるXMLファイルを参照してください。
- -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
- -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
- -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
- -w, --wakeup-device-on-distribution - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -B, --broadcast=[Broadcast address][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
- -S, --server=[Path of the Primary or Proxy Server objects relative to /Devices][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバオブジェクトのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
- -C, --retries=[Number of retries] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は1です。
- -T, --timeout=[Time interval between retries] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
-
bundle-copy (bcp) [options] (bundle path) (bundle name) [parent folder]
-
バンドルをコピーします。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --desc=[description] - バンドルの説明。
- -i, --icon-file=[bundle icon file] - バンドルアイコンとして使用するイメージが含まれるイメージファイルのパス。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
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bundle-create (bc) [options] (bundle name) (bundle XML file) [parent folder]
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新しいバンドルを作成します。
(bundle XML file) - エクスポートしたバンドル情報が含まれるXMLファイル。bundle-export-to-file (betf)を使用して、既存のバンドルの情報をXMLファイルにエクスポートします。ファイルを再使用する場合には、ZENworksコントロールセンターで作成したバンドルからテンプレートXMLファイルを作成することができます。サンプルXMLファイルについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\bundles にあるWindowsMSIBundle.xmlを参照してください。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --desc=[description] - バンドルの説明。
- -a, --actioninfo=[content and dependency for actions] - ファイルコンテンツまたは別のバンドルへの従属関係を持つアクションのコンテンツおよびバンドル従属関係に関する情報が含まれたXMLファイル。たとえば、MSIのインストールアクションの場合、インストールされるMSIファイルがファイルコンテンツです。バンドルのインストールアクションは、従属関係として別のバンドルを取ります。これらのアクションを正常に機能させるには、このデータも指定する必要があります。XML形式のテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、Windowsサーバでは Installation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるActionInfo.xmlを参照してください。
- -i, --icon-file=[bundle icon file] - バンドルアイコンとして使用するイメージが含まれるイメージファイルのパス。
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bundle-delete (bd) [options] (bundle object path) [...]
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1つまたは複数のバンドルオブジェクトを削除します。
(bundle object path) [...] - /バンドルを基準にした、バンドルオブジェクト(バンドル、バンドルフォルダ、またはバンドルグループ)の相対パス。引用符で囲まれている限り、ワイルドカード*を使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-disable (bdl) [options] (bundle path) [...]
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バンドルを無効にします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-enable (bel) [options] (bundle path) [...]
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バンドルを有効にします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
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bundle-export-actions (bea) (bundle path) (XML file path) (action set type) [action's positions] [...]
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バンドルのアクションセットに追加したアクションをファイルにエクスポートします。このファイルをbundle-add-actionsコマンドの入力として使用できます。
(action set type) - アクションセットのタイプ。このオプションを指定した場合、このアクションセットのアクションのみが一覧表示されます。有効な値は、Install、Launch、Verify、Uninstall、Terminate、およびPrebootです。
[action's positions] [...] - アクションセット内におけるアクションの位置のカンマ区切りリスト。最初のアクションが位置1になります。 アクションセット内の特定のアクションの位置を参照するには、bundle-list-actionsコマンドを使用します。これはオプションですが、指定しなかった場合は、指定したアクションセット内のすべてのアクションがエクスポートされます。
-
bundle-export-to-file (betf) (bundle path) (XML file path)
-
バンドルの情報(XML形式)をファイルにエクスポートします。このXMLファイルはバンドル作成時の入力として使用します。
-
bundle-folder-create (bfc) [options] (folder name) [parent folder]
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バンドルを格納するための新しいフォルダを作成します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - フォルダの説明。
-
bundle-group-add (bga) [options] (bundle group path) (bundle path) [...]
-
バンドルをバンドルグループに追加します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-group-create (bgc) [options] (group name) [parent folder]
-
バンドルグループを作成して、メンバーを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - グループの説明。
- -m, --members=[bundle path][...] - /バンドルを基準にした、バンドルの相対パス。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-group-members (bgm) [options] (bundle group path)
-
バンドルグループのメンバーを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
bundle-group-remove (bgr) [options] (bundle group path) (bundle path) [...]
-
バンドルグループからバンドルを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-increment-version (biv) [options] (bundle path) [...]
-
バンドルのバージョンを増やします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-list (bl) [options] [folder]
-
バンドルオブジェクトを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -c, --count - 結果の数が表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
bundle-list-actions (bla) (bundle path) [action set type]
-
バンドルに追加されたアクションを一覧にします。
[action set type] - アクションセットのタイプ。このオプションを指定した場合、このアクションセットのアクションのみが一覧表示されます。有効な値は、Install、Launch、Verify、Uninstall、Terminate、およびPrebootです。
-
bundle-list-assignments (blas) [options] (bundle or bundle group)
-
バンドルのデバイスとユーザ割り当てを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
-t, --typefilter=[assignment type] - 割り当てタイプでフィルタします。有効な値は、deviceおよびuserです。
-s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
bundle-move (bmv) (bundle object path) [destination folder path]
-
バンドルオブジェクトを別のフォルダに移動します。
-
bundle-remove-actions (bra) (bundle path) (action set type) [action's positions] [...]
-
バンドルからアクションを削除します。
(action set type) - アクションが含まれるアクションセットのタイプ。有効な値は、Install、Launch、Verify、Uninstall、Terminate、およびPrebootです。
[action's positions] [...] - アクションセット内におけるアクションの位置のカンマ区切りリスト。最初のアクションが位置1になります。 アクションセット内の特定のアクションの位置を参照するには、bundle-list-actionsコマンドを使用します。これはオプションですが、指定しなかった場合は、指定したアクションセット内のすべてのアクションが削除されます。
-
bundle-rename (br) (bundle object path) (new name)
-
バンドルオブジェクトを名前変更します。
-
bundle-reorder-actions (broa) (bundle path) (action set type) (current position) (new position)
-
バンドルのアクションセット内にあるアクションを並べ替えます。
(action set type) - アクションが含まれるアクションセットのタイプ。有効な値は、Install、Launch、Verify、Uninstall、Terminate、およびPrebootです。
-
bundle-unassign (bua) [options] (device or user type) (bundle or bundle group) (device or user object path) [...]
-
バンドルまたはバンドルグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトから割り当て解除します。
(device or user type) - 有効な値は、device、server、workstation、およびuserです。
(device or user object path) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
bundle-update-assignment (bupa) [options] (device or user type) (bundle or bundle group) (device or user object path) [...]
-
バンドルまたはバンドルグループとデバイスまたはユーザオブジェクト間の割り当てを更新します。
(device or user type) - 有効な値は、device、server、workstation、およびuserです。
(device or user object path) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device or user folder] - ルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスまたはユーザオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスまたはユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -I, --icon-location=[application location XML file] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるIconLocation.xmlを参照してください。
- -d, --distribution-schedule=[distribution schedule XML or NoSchedule] - 配布スケジュール、またはスケジュールを削除する必要がある場合にNoSchedule値を指定するXMLファイル。
- -l, --launch-schedule=[launch schedule XML file or Noschedule] - 起動スケジュール、またはスケジュールを削除する必要がある場合にNoSchedule値を指定するXMLファイル。
- -a, --availability-schedule=[availability schedule XML file or Noschedule] - 可用性スケジュール、またはスケジュールを削除する必要がある場合にNoSchedule値を指定するXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesにあるXMLファイルを参照してください。
- -i, --install-immediately=[yes or no] - 配布後ただちにバンドルをインストールするか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。
- -L, --launch-immediately=[yes or no] - インストール後ただちにバンドルを起動するか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。
- -n, --distribute-now=[yes or no] - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
- -r, --distribute-on-device-refresh=[yes or no] - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定するか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。このオプションの値がtrueまたはyesの場合、--distribution-scheduleオプションは無視され、以前設定された配布スケジュールが上書きされます。
- -s, --launch-on-device-refresh=[yes or no] - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
- -w, --wakeup-device-on-distribution=[yes or no] - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動するか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。
- -B, --broadcast=[Broadcast address][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
- -S, --server=[Path of the Primary or Proxy Server objects relative to /Devices][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバオブジェクトのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
- -C, --retries=[Number of retries] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は1です。
- -T, --timeout=[Time interval between retries] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
-
bundle-view-advanced-deployment-status (bvads) [options] (bundle path)
-
バンドルの展開ステータスの詳細を表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --device=[device path] - 指定されたデバイスのみに対する配布ステータスを表示します。デバイスのパスは、/デバイスを基準にした相対パス。
- -u, --user=[user path] - 指定したユーザのみの配布ステータスを表示します。ユーザのパスは、/ユーザを基準にした相対パス。デバイスも指定した場合、指定したデバイスにログインしている指定したユーザのステータス詳細が表示されます。
- -n, --namefilter=[target device name] - デバイスの名前でフィルタします。指定したフィルタに一致するオプションを表示します。引用符で囲まれている限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- --statusfilter=[status type][...] - バンドルの配布イベントおよびインストールイベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -t, --typefilter=[target device or user type][...] - ターゲットのタイプでフィルタします。有効な値は、server、workstation、およびuserです。ターゲットタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
bundle-view-assignment-schedule (bvas) (device or user type) (bundle or bundle group) (device or user object path)
-
デバイスまたはユーザオブジェクトに割り当てたバンドルの展開スケジュールを表示します。
(device or user type) - 有効な値は、device、server、workstation、およびuserです。
(device or user object path) [...] - バンドルグループの割り当て先を基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。
-
bundle-view-summary-totals (bvst) (bundle path)
-
バンドルの展開ステータスの概要を表示します。
証明書の権限コマンド
ZENworksサーバの証明書の権限ロールを管理するコマンドです。証明書の権限コマンドは、長い形式ではcertificate-authority-から始まり、短い形式ではcaから始まります。
-
certificate-authority-export (certificate-authority-export/cae) [options] (file path)
-
ゾーン認証局のキーペアの資格情報をファイルにエクスポートし、ローカルサーバの認証局の役割を無効にします。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --disable-CA-role - ローカルサーバの証明書の権限ロールを削除します。
-
certificate-authority-import (certificate-authority-import/cai) (file path)
-
ゾーン証明書権限と資格情報のキーの組み合わせをファイルからインポートして、ローカルサーバの証明書の権限ロールを有効にします。
-
certificate-authority-role-disable (card)
-
ローカルサーバの証明書の権限ロールを無効にします。
-
certificate-authority-role-enable (care)
-
ローカルサーバの証明書の権限ロールを有効にします。
資格情報コマンド
これらのコマンドは、リソースに対する認証が必要な特定のZENworksアクションやタスクで必要な資格情報を管理する場合に使用します。資格情報コマンドは、長い形式ではcredentials-から始まり、短い形式ではcrから始まります。
-
credentials-create (crc) (credentialName [folder]) (--username) [--password] [--desc]
-
資格情報を作成します。
次のオプションを受け入れます。
- -u, --user - リソースにアクセスするためのユーザ名。
- --password - リソースにアクセスするために使用するパスワード。
- -d, --desc - 資格情報の説明。
-
credentials-delete (crd) (credentialPath)
-
資格情報を削除します。
-
credentials-folder-create (cfc) [options] (folder name) [parent folder]
-
資格情報を格納するための新しいフォルダを作成します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - フォルダの説明。
-
credentials-list (crl) [folder]
-
資格情報を一覧表示します。
-
credentials-rename (crr) (credentialPath) (newcredentialPath)
-
資格情報の名前を変更します。
-
credentials-update (cru) (--username) [--password] [--desc]
-
資格情報を作成します。
次のオプションを受け入れます。
- -u, --user - リソースにアクセスするためのユーザ名。
- --password - リソースにアクセスするために使用するパスワード。
- -d, --desc - 資格情報の説明。
データベースコマンド
組み込みSybase SQL Anywhereデータベースを管理するコマンドです。データベースコマンドは、長い形式ではdatabase-から始まり、短い形式ではdから始まります。
-
database-backup (db) [options] (backup directory) [schedule SQL file]
-
組み込みSybase SQL Anywhereデータベースをバックアップします。バックアップ操作のスケジュールも行えます。
(backup directory) - データベースファイルがバックアップされるデータベースサーバのローカルディレクトリ。親ディレクトリがすでに存在し、十分なディスク容量があるようにします。ディレクトリ内のどの既存のデータベースファイルも上書きされます。
[schedule SQL file] - ファイルコンテナスケジュールデータベースをバックアップするスケジュールが含まれるファイル。SQLファイルには、CREATE EVENT、ALTER EVENT、またはDROP EVENTのSQLステートメントが含まれていることがあります。サンプルSQLファイルについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/database、Windowsサーバでは Installation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\databaseにあるファイルを参照してください。スケジュールファイルを指定しない場合は、データベースはただちにバックアップされます。スケジュール定義の詳細は、http://infocenter.sybase.com/help/index.jsp?topic=/com.sybase.dbdaen10/html/title.htmにあるSQL Anywhereのマニュアルを参照してください。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --dir-name=[SQL function call] - 値を返すSQL関数コール。値は、バックアップディレクトリパスに追加されます。たとえば、このコマンドが火曜日に実行され、バックアップディレクトリはc:\に指定され、このオプションの値がDAYNAME(today())と指定されている場合、ファイルはc:\Tuesdayにバックアップされます。
-
database-get-credentials (dgc)
-
組み込みSybase SQL Anywhereデータベースに接続するのに使用する資格情報を取得します。
展開コマンド
展開タスクを実行するコマンドです。展開コマンドは、長い形式ではdeployment-から始まり、短い形式ではdpから始まります。
-
deployment-task-abort (dpta) (deployment task name) [...]
-
展開タスクを中断します。
-
deployment-task-create (dptc) [options] (deployment task name) (user credential file) [IP address/DNS name] [...]
-
展開タスクを作成し、IPアドレスまたはDNS名を使用して、ZENworks Adaptive Agentをデバイスに展開します。
(user credential file) - デバイスに接続するための資格情報を含むファイルのパス。ファイルの各行には、ユーザ名とパスワードをスペースで区切って指定する必要があります。たとえば、「administrator password」のようになります。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --file=[IP address file][...] - ZENworks Adaptive Agentの展開先デバイスのIPアドレスまたはDNS名を含むファイルパスのカンマ区切りリスト。ファイルには、カンマ区切り値(CSV)形式でデバイスのIPアドレスまたはDNS名のリストを含めるか、各行にIPアドレスまたはDNS名を1つ含めることができます。
- -s, --schedule=[launch schedule XML file] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesにあるXMLファイルを参照してください。スケジュールファイルまたは--run-nowオプションが指定されていない場合、タスクの実行はスケジュールされません。
- -r, --run-now - 展開タスクを作成後ただちに実行するようにスケジュールします。
- -b, --reboot=[Reboot option] - エージェントの展開後にデバイスを再起動するタイミングを指定します。有効な値は、immediateおよびmanualです。
- -d, --desc=[description] - 展開タスクの説明。
- -p, --proxy=[Windows Proxy] - /デバイスを基準にした、Windowsデバイスの相対パス。管理エージェントをLinuxプライマリサーバからMicrosoft Windowsデバイスに展開するには、Microsoft Windowsを実行している管理対象デバイスが必要です。Windowsプライマリサーバから展開タスクを実行する場合には、このオプションは無視されます。
- -t, --timeout=[Time out] - プライマリサーバがWindowsプロキシからの応答を待機する時間を秒数で指定します。
- -k, --key=[Registration key] - デバイスを登録するための登録キー。
-
deployment-task-delete (dptd) (deployment task name) [...]
-
展開タスクを削除します。
-
deployment-task-list (dptl) [options]
-
展開タスクとステータスを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -c, --count - 結果の数が表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
deployment-task-run-now (dptrn) (deployment task name) [...]
-
指定された展開タスクをスケジュールして、ただちに実行します。タスクの資格情報がデータストアに保存されている必要があります。
ディスカバリコマンド
これらのコマンドは、デバイスのディスカバリ関連情報を表示する場合に使用します。ディスカバリコマンドは、長い形式ではdiscovery-から始まり、短い形式ではdから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
discovery-view-discovered-devices (dvdd) [options]
-
検出されたデバイスを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --nameFilter=[filter string] - 指定したフィルタに当てはまるデバイスを表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*を使用できます。
- -t, --typefilter=[type filter] - 指定したタイプに当てはまるオプションを表示します。有効な値は、server、workstation、printer、network、thinclient、other、unknown、およびdeployableです。このオプションを指定していない場合、すべてのタイプのデバイスが表示されます。
- -o, --osfilter=[operating system] - 指定したOSがインストールされているデバイスを表示します。有効な値は、other、win9x、winnt、wince、win2k、win2k3、winxp、nw6、nw6_5、nwoes、suse、sles、nld、rh_es、およびrh_asです。指定しない場合、すべてのデバイスが表示されます。
- -m, --management-status=[management status] - 指定したステータスを持つデバイスを表示します。有効な値は、discovered、inventoried、managed、およびretiredです。指定しない場合、ステータスにかかわらずすべてのタイプのデバイスが表示されます。
- --modefilter=[discovery mode] - 特定のディスカバリモードを使用して検出されたデバイスを表示します。有効な値は、IP、LDAP、csvimport、ZENworks-migration、およびZAM-migrationです。指定しない場合、すべてのデバイスが表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
discovery-task-list (dtl) [options]
-
ディスカバリタスクとステータスを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
discovery-task-run-now (dtrn) (discovery task name)
-
指定した検出タスクをただちに実行します。
ダイナミックグループコマンド
これらのコマンドは、ダイナミックグループの表示、グループメンバーの表示、およびグループの更新を行う場合に使用します。ダイナミックグループコマンドは、長い形式ではdynamic-group-から始まり、短い形式ではdgから始まります。
-
dynamic-group-list (device type) [folder] [-n|--namefilter=filter string] [-s|--scrollsize=scroll size] [-r|--recursive] [-c|--count]
-
ダイナミックグループを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- (device type) - 有効な値はserverおよびworkstationです。
- [folder] - 指定したフォルダの内容を一覧表示します。指定しなかった場合には、ルートフォルダの内容が表示されます。
- [-n|--namefilter=filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を引用符で囲まれている限りは使用できます。
- [-s|--scrollsize=scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
- [-r| --recursive] - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- [-c|--count] - 結果の数を表示します。
-
dynamic-group-members (device type) (dynamic group name) [path of the dynamic group folder] [-s|--scrollsize=scroll size]
-
指定したダイナミックグループのメンバーを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- (device type) - 有効な値はserverおよびworkstationです。
- (dynamic group name) - ダイナミックグループの名前。
- [path of the dynamic group folder] - ダイナミックグループのパス。完全なパスを指定することも、ルートフォルダを基準にした相対パスを指定することもできます。
- [-s|--scrollsize=scroll size] - 一度に表示される結果の数。
-
dynamic-group-refresh (device type) [(dynamic group name) (dynamic group name) ... (dynamic group name)] [-f|--folder=folder name including path of the dynamic group folder] [-a|--all]
-
指定したダイナミックグループを更新します。
次のオプションを受け入れます。
- (device type) - 有効な値はserverおよびworkstationです。
- (dynamic group name) - ダイナミックグループの名前。複数のグループを一覧表示することができます。
- [-f|--folder=folder name including path of the dynamic group folder] - フルパスを含む、ダイナミックグループのフォルダ名。
- [-a|--all] - 既存のダイナミックグループをすべて更新します。
ホットリストコマンド
このコマンドは、未確認の警告またはエラーを持つデバイスのリストを表示する場合に使用します。Hotlistコマンドは、長い形式ではhotlist-から始まり、短い形式ではhlから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
hotlist-view (hlv) [options]
-
未確認の警告またはエラーを持つデバイスのリストを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --count - ホットリスト項目の数のみを表示します。
- -t, --type=[error type] - ホットリスト項目のエラータイプでフィルタします。有効な値は、Noncompliant、Critical、およびWarningです。
- -o, --operator=[comparison operator] - 指定した場合、この演算子はエラーカウントベースのフィルタリングで使用されます。有効な値は、>、>=、=、<、および<=です。システムが>および<をリダイレクション演算子と誤認識しないよう、これらの演算子は引用符で囲んでください。
- -e, --errorcount=[erorr count] - 指定したエラータイプの数を基準にフィルタします。比較演算子を指定しなかった場合、>=がデフォルトで使用されます。エラータイプが指定されていない場合、この数は不適合エラー、重大エラー、および警告エラーの合計とみなされます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。警告またはエラーは、messages-acknowledgeコマンドを使用して承認できます。デバイスの警告またはエラーすべてがいったん未承認になると、メッセージはホットリストには今後は表示されなくなります。
イメージングコマンド
これらのコマンドは、イメージング操作を実行する場合に使用します。イメージングコマンドは、長い形式ではimaging-から始まり、短い形式ではiから始まります。
-
imaging-apply-assigned-imaging-bundle (iaaib) (Device type) (Device name> <Device name> ... <Device name>)
-
最も効果的なイメージングバンドルを適用します。
次のオプションを受け入れます。
- (Device type) - 有効な値はserverおよびworkstationです。
- (Device name) - サーバまたはワークステーションオブジェクトの名前。
たとえば、割り当てられたイメージングバンドルをserver1という名前のサーバに適用するには、次のコマンドを実行します。
zman iaaib server server1
デバイスオブジェクトがフォルダ内にある場合は、次のコマンドを使用します。
iaaib (Device type) (folder/path of device)/(Device name)
ここでfolder/path of deviceは、WorkstationまたはServerフォルダ内のデバイスの相対パス。
ディレクトリ内に複数のワークステーションがあり、ワークステーション名の前にアルファベット数字(dev091、dev092、...dev099など)が付いている場合は、Linuxサーバから次のコマンドを使用して、割り当てられたイメージングバンドルを複数のデバイスに同時に適用します。
zman iaaib workstation folderx/dev{09{1,2,3,4,5,6,7,9}}
バンドルはデバイスdev091、dev092、などに適用されます。
インベントリコマンド
スキャンを初期化して、管理対象デバイスにインベントリデータコレクションフォームを送信するために使用するコマンドです。インベントリコマンドは、長い形式ではinventory-から始まり、短い形式ではiから始まります。
-
inventory-collection-wizard-run-now (icwrn) [options] (device object path) [...]
-
インベントリデータコレクションフォームを1つ以上のデバイスに送信します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device folder] - /デバイスを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
inventory-scan-now (isn) [options] (device object path) [...]
-
1つ以上のデバイスのインベントリスキャンを実行します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device folder] - /デバイスを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
ライセンスコマンド
これらのコマンドは、ZENworksサーバを有効化したり、ライセンス情報を表示したりする場合に使用します。ライセンスコマンドは、長い形式ではlicense-から始まり、短い形式ではlから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
license-activate (la) (product name) (license key)
-
ZENworks製品を有効化します。
-
license-deactivate (ld) (product name)
-
ZENworks製品を非アクティブ化します。引数として製品名だけが必要です。
-
license-info (li)
-
ライセンス情報を表示します。
-
license-refresh (lr)
-
通常1日1回更新される、保存されているライセンスキャッシュをシステムに更新させます。このコマンドを使用すると、評価版ライセンスの期限が切れ、キャッシュに反映されていない場合など、いつでもキャッシュを更新できます。
-
license-show-active-components (lsac)
-
既知のすべてのZENworks Configuration ManagementコンポーネントとDataModelプラグインの現在のライセンスステータスを一覧にします(2つのそれぞれのリスト)。
メッセージコマンド
メッセージの表示と管理を行うコマンドです。メッセージコマンドは、長い形式ではmessage-から始まり、短い形式ではmから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
messages-acknowledge (ma) [options] [object path] [log id] [...]
-
ZENworks管理対象デバイス、バンドル、またはポリシーに関連するメッセージを確認します。
[object path] - メッセージが関連しているオブジェクトのフルパス。オブジェクトは、サーバ、ワークステーション、バンドル、またはポリシーのいずれかになります。
次のオプションを受け入れます。
- -b, --begin-date=[message logged date] - この日付以降にログされたメッセージを確認します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
- -e, --end-date=[message logged date] - この日付以前にログされたメッセージを確認します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
- a, --all - オブジェクトに対してログされたメッセージをすべて確認します。オブジェクトが指定されていない場合、ログ記録されたすべてのメッセージが確認されます。
- -l, --logID=[log id][...] - 確認するメッセージのログIDをカンマで区切って指定します。ログIDは、messages-viewコマンドを使用して取得できます。
- -L, --logID-file=[file path] - メッセージログIDを含むファイルのパス。ファイルの各行には1つのメッセージログIDが含まれている必要があります。ログIDを入力するには、このオプションを--log-IDオプションの代わりに使用します。
-
messages-delete (md) [options] [object path]
-
ZENworks管理デバイスに関連するメッセージを削除します。
[object path] - メッセージが関連しているオブジェクトのフルパス。オブジェクトは、サーバ、ワークステーション、バンドル、またはポリシーのいずれかになります。
次のオプションを受け入れます。
- -b, --begin-date=[message logged date] - この日付以降にログされたメッセージを削除します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
- -e, --end-date=[message logged date] - この日付以前にログされたメッセージを削除します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
- -l, --logID=[log ID][...] - 削除するメッセージのログIDをカンマで区切って指定します。ログIDは、messages-viewコマンドを使用して取得できます。
- -L, --logID-file=[file path] - メッセージログIDを含むファイルのパス。ファイルの各行には1つのメッセージログIDが含まれている必要があります。ログIDを入力するには、このオプションを--log-IDオプションの代わりに使用します。
-
messages-view (mv) [options] [object path]
-
ZENworks管理デバイス、バンドル、またはポリシーに関連するメッセージのリストを表示します。
- -S, --severity=[severity [ ...] - メッセージの重大度でフィルタします。有効な値は、critical、warning、およびinfoです。
- -t, --type=[message type] - メッセージのソースでフィルタします。有効な値は、serverおよびclientです。serverでフィルタすると、ZENworksサーバによって生成されたメッセージのリストが表示されます。clientでフィルタすると、そのデバイス上のZENworks Adaptive Agentによって生成されたメッセージのリストが表示されます。
- -D, --date-condition=[date condition] - 日付範囲に基づいてメッセージをフィルタします。有効な値は、before、since、およびbetweenです。日付を指定するには--begin-dateオプションおよび--end-dateオプションを指定します。日付条件が使用され、日付が指定されていない場合は、現在の日付がデフォルトで使用されます。
- -b, --begin-date=[message logged date] - メッセージがログされた日付。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。このオプションは日付条件オプションとともに使用する必要があります。日付条件が指定されていない場合は、この日付以前のメッセージが表示されます。
- -e, --end-date=[message logged date] - メッセージがログされた日付。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。日付条件オプションの値としてbetweenを指定する場合は、このオプションを指定する必要があります。
- -a, --acknowledged - 確認されたメッセージでフィルタします。
- -n, --not-acknowledged - 確認されていないメッセージでフィルタします。
- -m, --messagefilter=[localized message] - ローカライズされたメッセージでフィルタします。
- -c, --count - メッセージ数のみ表示します。
- -o, --sort-order=[sort order] - 日付、重大度、および承認に基づいてメッセージをソートします。
- -A, --asc - ソート済みリストのソート方向を指定します。デフォルトは降順です。
- -d, --detailed - メッセージに関する詳細を返します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
オブジェクトコマンド
ZENworks オブジェクトで操作するユーティリティまたは便利なコマンドです。オブジェクトコマンドは、長い形式ではobject-から始まり、短い形式ではoから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
object-get-GUID (ogg) (object path)
-
ZENworksオブジェクトのGUIDを取得します。
(object path) - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。
-
object-get-path (ogp) (ZENworks GUID)
-
指定したGUIDを持つZENworksオブジェクトのパスを取得します。
(ZENworks GUID) - オブジェクトのZENworks GUIDで、32文字から構成されます。
ポリシーコマンド
ポリシーの作成、変更、および管理を行うコマンドです。ポリシーコマンドは、長い形式ではpolicy-から始まり、短い形式では p から始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
policy-assign (pa) [options] (device or user type) (policy or policy group) (device or user object path) [...]
-
ポリシーまたはポリシーグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトに割り当てます。
(device or user type) - 有効な値は、device、server、workstation、およびuserです。
(device or user object path) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --conflicts=[policy conflict resolution order] - ポリシーの競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1、devicelastまたは2、deviceonlyまたは3、useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
- -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
- -f, --folder=[device or user folder] - それぞれのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスまたはユーザオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスまたはユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-create (pc) [options] (policy name) (policy XML file) [parent folder]
-
ポリシーを作成します。
(policy XML file) - エクスポートしたポリシー情報が含まれるXMLファイル。policy-export-to-file (petf)を使用して、ポリシーの情報をXMLファイルにエクスポートします。ファイルを再使用する場合には、ZENworksコントロールセンターで作成したポリシーからテンプレートXMLファイルを作成することができます。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --desc=[description] - ポリシーの説明。
- -a, --actioninfo=[file content for policy] - ポリシーに関連付けられ、パッケージ化されたファイルコンテンツに関する情報が含まれたXMLファイル。たとえば、プリンタポリシーに対してインストールするドライバファイルはファイルコンテンツです。XML形式のテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/policies、Windowsサーバでは Installation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\ samples\policiesにあるActionInfo.xmlファイルを参照してください。
-
policy-copy (pcp) [options] (policy path) (policy name) [parent folder]
-
ポリシーをコピーします。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --desc=[description] - ポリシーの説明。
-
policy-delete (pd) [options] (policy object path) [...]
-
1つまたは複数のポリシーオブジェクトを削除します。
(policy object path) [...] - /ポリシーを基準にした、ポリシーオブジェクト(ポリシー、ポリシーフォルダ、またはポリシーグループ)の相対パス。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-disable (pdl) [options] (policy path) [...]
-
ポリシーを無効にします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-enable (pel) [options] (policy path) [...]
-
ポリシーを有効にします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-export-to-file (petf) (policy path) (XML file path)
-
ポリシーの情報(XML形式)をファイルにエクスポートします。このXMLファイルはポリシー作成時の入力として使用します。
-
policy-folder-create (pfc) [options] (folder name) [parent folder]
-
ポリシーを格納するための新しいフォルダを作成します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - フォルダの説明。
-
policy-group-add (pga) [options] (policy group path) (policy path) [...]
-
ポリシーグループにポリシーを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-group-create (pgc) [options] (group name) [parent folder]
-
ポリシーグループを作成して、メンバーを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - グループの説明。
- -m, --members=[policy path][...] - /ポリシーを基準にした、ポリシーの相対パス。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-group-members (pgm) [options] (policy group path)
-
ポリシーグループのメンバーを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
policy-group-remove (pgr) [options] (policy group path) (policy path) [...]
-
ポリシーグループからポリシーを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-increment-version (piv) [options] (policy path) [...]
-
ポリシーのバージョンを増やします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-list (pl) [options] [folder]
-
ポリシーオブジェクトを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。ワイルドカード*および?は引用符で囲まれている限りは使用できます。
- -c, --count - 結果の数が表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
policy-list-assignments (plas) [options] (policy or policy group)
-
ポリシーのデバイスとユーザ割り当てを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -t, --typefilter=[assignment type] - 割り当てタイプでフィルタします。有効な値は、deviceおよびuserです。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
policy-list-groups (plg) [options] (policy path)
-
指定したポリシーがメンバーであるグループのリストを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
policy-move (pmv) (policy object path) [destination folder path]
-
ポリシーオブジェクトを別のフォルダに移動します。
-
policy-rename (pr) (policy object path) (new name)
-
ポリシーオブジェクトを名前変更します。
-
policy-unassign (pua) [options] (device or user type) (policy or policy group) (device or user object path) [...]
-
ポリシーまたはポリシーグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトから割り当て解除します。
(device or user type) - 有効な値は、device、server、workstation、およびuserです。
(device or user object path) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device or user folder] - ルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスまたはユーザオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスまたはユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
policy-view-advanced-deployment-status (pvads) [options] (policy path)
-
ポリシーの展開ステータスの詳細を表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -d, --device=[device path] - 指定されたデバイスのみに対する配布ステータスを表示します。デバイスのパスは、/デバイスを基準にした相対パス。
- -u, --user=[user path] - 指定したユーザのみの展開ステータスを表示します。ユーザのパスは、/ユーザを基準にした相対パス。デバイスも指定した場合、指定したデバイスにログインしている指定したユーザのステータス詳細が表示されます。
- -n, --namefilter=[target device name] - デバイスの名前でフィルタします。指定したフィルタに一致するオプションを表示します。ワイルドカードの*および?は、引用符で囲まれている限りは使用できます。
- --statusfilter=[status type][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -t, --typefilter=[target device or user type][...] - ターゲットのタイプでフィルタします。有効な値は、server、workstation、およびuserです。ターゲットタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
policy-view-summary-totals (pvst) (policy path)
-
ポリシーの展開ステータスの概要を表示します。
クエリコマンド
これらのコマンドは、保存された検索を一覧表示したり、実行したりする場合に使用します。クエリコマンドは、長い形式ではquery-から始まり、短い形式ではqから始まります。
-
query-list-savedsearches|qls [-d|--detailed]
-
保存された検索を一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- [-d, --detailed] - 保存された検索のフィルタ基準を一覧表示します。
-
query-run-savedsearch|qrs (saved search) [folder path] [-r|--recursive] [-s|--scrollsize=scroll size]
-
保存された検索を実行します。
次のオプションを受け入れます。
- (saved search) - 実行する、保存された検索。
- [folder path] - /デバイスを基準にした、検索を実行するデバイスフォルダの相対パス。デフォルトのフォルダは/デバイスです。
- [-r| --recursive] - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- [-s|--scrollsize=scroll size] - 一度に表示される結果の数。
キューコマンド
これらのコマンドは、キューを変更する必要がある場合に使用します。キューは、クライアント更新やコンテンツクリーンアップなどの非同期イベントを処理し、多くの場合には変更する必要がありません。キューコマンドは、長い形式ではqueue-から始まり、短い形式ではqから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
queue-flush (qf) (queue status)
-
キューエントリを削除してキュー内容を消去します。
(queue status) [...] - キューエントリのステータスでフィルタします。有効な値は、N、I、C、S、および F (New、In Progress、Cancelled、Success、およびFailed)です。
-
queue-list (ql) [options] [server path]
-
キューエントリを一覧表示します。
[server path] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバの相対パス。特定のサーバに属するキューエントリのみ一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -t, --type=[queue action type] - キューエントリのタイプでフィルタします。たとえば、content.cleanupはキューエントリのタイプです。
- -s, --status=[queue status] - キューエントリのステータスでフィルタします。有効な値は、N、I、C、S、および F (New、In Progress、Cancelled、Success、およびFailed)です。
-
queue-reset (qr) [server path]
-
キューをリセットし、失敗したキューエントリのステータスをNewにセットします。
[server path] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバの相対パス。特定のサーバに属するキューエントリのみリセットします。
登録コマンド
登録の作成と変更を行うコマンドです。デバイスタイプを指定する必要があります。登録キーが関連付けられるデバイスフォルダとデバイスグループのタイプが決定されるので、登録デバイスのタイプも決定されます。登録コマンドは、長い形式ではregistration-から始まり、短い形式ではrから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
registration-add-device-groups (radg) [options] (device type) (registration key) (device group path) [...]
-
任意のキーに登録するデバイスの、指定されたデバイスグループでメンバーシップを追加します。
(device type) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
registration-create-key (rck) [options] (device type) (registration key) [registration folder path]
-
新しい登録キーを作成します。
(device type) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --devicefolder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
- -g, --devicegroup=[device group path][...] - デバイスグループのパスのカンマ区切りリスト。指定したパスは、指定したデバイスタイプのルートフォルダを基準にした相対パスである必要があります。登録デバイスはこれらのデバイスグループのメンバーになります。
- --desc=[description] - 登録キーの説明。
- --site=[site] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
- --dept=[department] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
- --loc=[location] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。
- --limit=[limit] - このキーを登録デバイスに使用できる回数。
-
registration-delete (rd) [options](registration object path) [...]
-
登録オブジェクトを削除します。
(registration object path) [...] - /Keysを基準にした、登録オブジェクト(登録キーまたはフォルダ)の相対パス。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - 再帰的に、フォルダ内にオブジェクトを削除します。
- -f, --folder=[registration folder] - /Keysを基準にした、登録フォルダの相対パス。このオプションを指定すると、登録オブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数の登録オブジェクトを指定するのに使用できます。
-
registration-folder-create (rfc) [options] (folder name) [parent folder]
-
新しい登録フォルダを作成します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - フォルダの説明。
-
registration-info (ri) (registratin key)
-
登録キーについての詳細情報を表示します。
-
registration-list (rl) [options] [folder]
-
すべての登録オブジェクトを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
registration-list-device-groups (rldg) (registration key)(rd)
-
登録キーに関連付けられるデバイスグループを一覧表示します。
-
registration-move (rmv) (registration object path) [destination folder path]
-
登録オブジェクトを別の登録フォルダに移動します。
-
registration-remove-device-groups (rrdg) [options] (device type) (registration key) (device group path) [...]
-
デバイスグループと登録キーの関連付けを削除します。
(device type) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にする相対パスとなります。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
registration-rename (rr) (registration object path) (new name)
-
登録オブジェクトを名前変更します。
-
registration-update-key (ruk) [options] (device type) (registration key)
-
登録キーをアップデートします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --devicefolder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
- --desc=[description] - 登録キーの説明。
- --site=[site] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
- --dept=[department] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
- --loc=[location] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。
- --limit=[limit] - デバイスを登録するために このキーを使用できる回数。
- --unlimited - このキーはデバイスを登録するために無制限に使用できます。
レポートコマンド
レポートで作業するのに使用するコマンドです。レポートコマンドは、長い形式ではreport-から始まり、短い形式ではrpから始まります。
メモ:レポートコマンドは、カスタムレポートフォルダおよび事前定義されたレポートフォルダのレポートに対してのみ適用されます。レポートコマンドは、お気に入りフォルダのレポートには影響しません。
-
report-add-user (rpau) (Username)
-
ZENworksレポーティングサーバに新しいユーザアカウントを追加します。
(Username) - ZENworksレポーティングサーバに追加するユーザの名前。
-
report-copy (rpc) [options] (report name) (report folder) (report type)
-
レポートをコピーします。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --new-name=[new name] - コピーされたレポートの新しい名前。
- -d, --destination-folder=[destination folder] - レポートのコピー先のフォルダ。このオプションが指定されていない場合、レポートのコピーが同じフォルダに作成されます。
-
report-custom-folder-create (rpcfc) (Folder Name)
-
custom-reportsフォルダ内に新しいサブフォルダを作成します。サブフォルダ名またはフォルダのパスを指定しなかった場合に、custom-reportsフォルダが存在しないときは、custom-reportsフォルダだけが作成されます。
(Folder Name) - 作成するフォルダの名前、またはフォルダの完全なパス。
使用例: customer-folders/a/b フォルダ内にcという名前の新しいサブフォルダを作成するには、zman rpcfc a/b/cと入力します。aまたはbフォルダのいずれかが存在しなかった場合には、指定されたパスに従ってcustomer-foldersにこれらのフォルダが作成されます。
-
report-delete-definition (rpdd) (report name) (report folder) (report type)
-
レポートタイプと場所が指定された場合のレポート定義を削除します。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
-
report-delete-definition-by-id (rpddbi) (report ID)
-
レポートIDが指定される際レポート定義を削除します。
-
report-delete-from-history (rpdfh) [options] (report name) (report folder) (report type)
-
レポートタイプと場所を指定して、レポートインスタンスを履歴から削除します。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --start-time=[start time] - 指定した時間の後で生成されたレポートインスタンスをフィルタします。時間は、二重引用符で囲んだYYYY-MM-DD HH:MM形式で指定します。
- -e, --end-time=[end time] - 指定した時間の前に生成されたレポートインスタンスをフィルタします。時間は、二重引用符で囲んだYYYY-MM-DD HH:MM形式で指定します。
-
report-delete-from-history-by-instance (rpdfhbi) (report instance ID)
-
レポートインスタンスIDが指定される際レポートインスタンスを履歴から削除します。
-
report-deploy (rpd) (file path) (destination folder) [report type]
-
レポートをZENworksレポーティングサーバに展開します。
レポートはZENworksレポーティングサーバ上にレポートファイルと同じ名前で作成されます。
(destination folder) - レポートの展開先フォルダ。
[report type] - レポートファイルが含まれるフォルダを指定した場合に、展開するレポートのタイプでフィルタします。たとえば、レポートファイルタイプとしてWIDを指定すると、そのフォルダ内にあるWeb Intellignceドキュメントのみが展開されます。
-
report-folders-sync (rpfs)
-
ZENworksレポーティングサーバのレポートフォルダをZENworksと同期します。
-
report-generate-now (rpgn) [options] (report name) (report folder) (report type) (format type) (report destination)
-
指定されたファイル形式でレポートを生成します。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
(format type) - レポートをファイルにエクスポートする形式。WIDレポートタイプで有効な値は、EXCEL、WEBI、またはPDFです。
(report destination) - エクスポートされたレポートの宛先。有効な値は、BO、SMTP、およびUNMANAGED_DISKです。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --senderAddress=[sender email address] - レポートのメールの送信元の電子メールアドレス。レポートの宛先がSMTPの場合は、このオプションを指定する必要があります。
- -f, --file=[file path] - レポートのエクスポート先ファイルのパス。レポートの宛先がUNMANAGED_DISKの場合は、このオプションを指定する必要があります。
- -u, --username=[username] - 共有場所にある場合の、宛先ファイルにアクセスするユーザ名。レポートの宛先がUNMANAGED_DISKの場合は、このオプションを指定する必要があります。
- -u, --username=[username] - 共有場所にある場合の、宛先ファイルにアクセスするパスワード。レポートの宛先がUNMANAGED_DISKの場合は、このオプションを指定する必要があります。
-
report-instance-export (rpie) [options] (report name) (report folder) (report type) (destination folder) (export format)
-
レポートのインスタンスを指定した形式でエクスポートします。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
(destination folder) -エクスポートされたレポートインスタンスファイルを保存するフォルダのパス。エクスポートするファイルの名前は、report name_report instance id.file typeという形式になります。
(export format) - レポートをエクスポートする形式。有効な値は、HTMLです。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --start-time=[start time] - 指定した時間の後で生成されたレポートインスタンスをフィルタします。時間は、二重引用符で囲んだYYYY-MM-DD HH:MM形式で指定します。
- -e, --end-time=[end time] - 指定した時間の後で生成されたレポートインスタンスをフィルタします。時間は、二重引用符で囲んだYYYY-MM-DD HH:MM形式で指定します。
- -i, --instance-id=[report instance ID][...] - エクスポートされるレポートインスタンスのIDを表示します。 このオプションが指定されていない場合、レポートのすべてのインスタンスがエクスポートされます。--start-timeオプションまたは--end-timeオプションを指定した場合、指定した間隔に生成されたレポートインスタンスがエクスポートされます。
-
report-list (rpl) [options] (report type)
-
レポートを一覧表示します。
(report type) - レポートのタイプ。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[report name] - レポートの名前。
- -f, --folder=[folder] - 指定したフォルダのコンテンツを一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合、ルートフォルダの内容が一覧表示されます。
-
report-list-history (rplh) [options] (report name) (report folder) (report type)
-
履歴からレポートインスタンスを一覧表示します。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --start-time=[start time] - 指定した時間の後で生成されたレポートインスタンスをフィルタします。時間は、二重引用符で囲んだYYYY-MM-DD HH:MM形式で指定します。
- -e, --end-time=[end time] - 指定した時間の後で生成されたレポートインスタンスをフィルタします。時間は、二重引用符で囲んだYYYY-MM-DD HH:MM形式で指定します。
-
report-load (rpld) {source folder)
-
指定したフォルダから、すべてのレポート、レポーティング権、および所有権の詳細を、ローカルのZENworksレポーティングサーバ上のCustom Reportsフォルダにロードします。
(source folder) - すべてのレポートとレポーティング権のアップロード元フォルダの場所。デフォルトでは、これは現在のフォルダです。
-
report-move (rpmv) (report name) (report folder) (report type) (destination folder)
-
レポートを異なるフォルダに移動します。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
(destination folder) - レポートの移動先フォルダ。
-
report-save (rpsv) (destination folder)
-
レポート、レポート権、所有権の詳細をローカルのZENworksレポーティングサーバから指定されたフォルダに保存します。レポーティング権は、指定したフォルダ内のrights.xmlファイルに保存されます。ZENworksレポーティングサーバInfoViewで作成された、フォルダやレポートなどのオブジェクトの所有権詳細は、指定されたフォルダ内のownership.xmlファイルに保存されます。
rights.xmlファイルは、管理ゾーンに管理者が存在する場合にのみ作成されます。ownership.xmlファイルは、ZENworksレポーティングサーバInfoViewに管理者が作成したオブジェクトが存在する場合にのみ作成されます。
(destination folder) - レポートとレポーティング権を保存するフォルダの場所。デフォルトでは、レポートとレポーティング権は、現在のフォルダに保存されます。
重要:Report-saveコマンド(rpsv)は、Custom Reportsフォルダ内のレポートだけを保存します。Favoritesフォルダ内のレポートを保存するには、レポートをCustom Reportsフォルダにコピーして、rpsvコマンドを実行します。
-
report-schedule (rps) (report name) (report folder) (report type) (report destination)
-
今すぐ実行するレポートをスケジュール設定します。
(report folder) - レポートを含むフォルダのパス。
(report type) - レポートのタイプ。
(report destination) - スケジュールされたレポートの宛先。有効な値は、INBOXおよびBOです。
-
report-view (rpv) (report ID) (-s|--schedule) (-q|--sql)
-
レポートのスケジュールとSQLクエリを表示します。
(-s|--schedule) - レポートのスケジュールを一覧表示します。
(-q|--sql) - レポートのSQLクエリを一覧表示します。
-
report-view-settings (rpvs) (-e|--email)
-
レポート設定を表示します。これにはレポートの電子メール通知情報も含まれます。
(-e|--email) - レポートの電子メール通知情報。
役割コマンド
これらのコマンドは、管理者アカウントを権限ベースで管理するための役割を作成および管理する場合に使用します。役割コマンドは、長い形式ではrole-から始まり、短い形式ではroから始まります。
-
role-add-admins (rlaa) [options] [role name] [ZENworks administrator name] [...] [rights category] [object path] [...]
-
役割を1つ以上のZENworks管理者に割り当て、役割の中の権限カテゴリを異なるオブジェクトコンテキストに関連付けます。
[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-add-admins --Help | moreを実行します。
[object path] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。そのオブジェクトに対して、権限カテゴリにグループ化された権限が強制的に適用されます。権限カテゴリに関連付けることができるオブジェクトタイプのルートフォルダを表示するには、zman role-add-admins --Help | moreを実行します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[folder name] - フォルダのフルパス。このオプションを指定すると、オブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のオブジェクトを指定する場合に役立ちます。
- -H, --Help - 利用可能な権限のカテゴリ、および権限を強制的に適用するオブジェクトタイプのルートフォルダを表示します。
-
role-create (rlc) (role name)
-
ZENworks管理者の役割を作成します。
-
role-delete (rld) (role name) [...]
-
ZENworks管理者の役割の名前を変更します。
(role name) [...] - 役割の名前。引用符で囲まれている限り、ワイルドカード*を使用できます。ワイルドカードを使用してオブジェクトを削除する場合には、注意してください。
-
role-list (rll) [options]
-
ZENworks管理者の役割すべてを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を引用符で囲まれている限りは使用できます。
- -N, --name-only - 役割名だけを表示します。
- -T, --name-and-type - 役割名と特権タイプだけを表示します。
- -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
-
role-list-admins (rlla) [role name]
-
指定した役割を持つZENworks管理者と、その役割の権限カテゴリに関連付けられたコンテキストを一覧表示します。
-
role-remove-admins (rlra) [options] (role name) (ZENworks administrator name) [...] [rights category] [object path] [...]
-
1人以上のZENworks管理者から役割割り当てを削除します。または、権限のカテゴリとオブジェクトコンテキストの関連付けを削除します。
[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-add-admins --Help | moreを実行します。
[object path] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。そのオブジェクトに対して、権限カテゴリにグループ化された権限が強制的に適用されます。権限カテゴリに関連付けることができるオブジェクトタイプのルートフォルダを表示するには、zman role-add-admins --Help | moreを実行します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[folder name] - フォルダのフルパス。このオプションを指定すると、オブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のオブジェクトを指定する場合に役立ちます。
-
role-rename (rlr) (role name) (new name)
-
ZENworks管理者の役割の名前を変更します。
-
role-rights-delete (rlrd) (role name) [rights category]
-
ZENworks管理者の役割に割り当てられている権限を削除します。
[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-set --Help | moreを実行します。
-
role-rights-info (rlri) [options] (role name)
-
ZENworks管理者の役割に割り当てられている権限を表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --category=[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-set --Help | moreを実行します。
- -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
-
role-rights-set (rlrs) [options] [role name] [rights category]
-
ZENworks管理者の役割の権限を許可または却下します。
[rights category] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-set --Help | moreを実行します。
次のオプションを受け入れます。
- -a、--allow=[right ][...] - 許可されている権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman role-rights-modify --Help | moreを実行します。
- -A, --allow-all - 権限カテゴリのすべての権限を許可します。
- -d、--deny=[right ][...] - 拒否する権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman role-rights-modify --Help | moreを実行します。
- -D, --deny-all - 権限カテゴリのすべての権限を拒否します。
- -u, --unset=[right ][...] - 設定解除する権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman role-rights-modify --Help | moreを実行します。
- -H, --Help - 使用可能な権限カテゴリに関する詳しいヘルプおよび各カテゴリ内の権限名の長い形式と短い形式を表示します。カテゴリ名を指定した場合、そのカテゴリの権限に関するヘルプが提供されます。
ルールセットコマンド
登録ルールセットの作成および変更を行うコマンドです。ルールセットは、登録キーを持たないZENworksサーバに新しいデバイスを登録するのに、適用されます。これらのコマンドでは、デバイスタイプを指定する必要があります。その上で、デバイスフォルダのタイプと、ルールセットが関連付けられるデバイスグループを決定するため、登録デバイスのタイプも決定します。ルールセットコマンドは、長い形式では ruleset-から始まり、短い形式ではrsから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
ruleset-add-device-groups (rsadg) [options] (device type) (name or position) (device group path) [...]
-
指定したルールセットを使用して、インポートしたデバイスに対して指定されているデバイスグループにメンバーシップを追加します。
(device type) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にする相対パスとなります。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
ruleset-add-rule (rsar) (name or position) (rules file)
-
ルールをルールセットに追加します。
(rules file) - 追加するルールを含むファイルの相対パス。各ルールでは、ルールセットをデバイスに適用するために満たす必要がある条件を定義します。ルールセット内の各ルールは、ルールセットが適用されるためにTRUEに評価される必要があります。ルールは、次のフォーマットで表現されます。
NOT属性の演算子値。
- NOTは、ルール否定に使用され、オプションです。属性の前で指定する必要があります。
- attribute - 有効な属性は、GUID、DeviceType、OS、HostName、IPAddress、CPU、DNS、およびLanguageです。
- operator - 有効な演算子は、Contains、StartsWith、EndsWith、およびEqualsです。
- value - 値のフォーマットとコンテンツは、属性によって決定されます。例については、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/rulesets、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ rulesetsにあるaddrulestoruleset.txtファイルを参照してください。
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ruleset-create (rsc) [options] (device type) (rule set name) (rules file) [position]
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登録キーを持たないデバイスを登録する場合に、適用する新しいルールセットを作成します。
(device type) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。
(rules file) - 追加するルールを含むファイルの相対パス。ファイルのコンテンツのフォーマットの詳細は、ruleset-add-ruleコマンドを参照してください。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --devicefolder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
- -g, --devicegroup=[device group path][...] - デバイスグループのパスのカンマ区切りリスト。指定したパスは、指定したデバイスタイプのルートフォルダを基準にした相対パスである必要があります。登録デバイスは、これらのデバイスグループのメンバーになります。
- --desc=[description] - ルールセットの説明。
- --site=[site] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
- -dept=[department] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
- --loc=[location] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。
-
ruleset-delete (rsd) (name or position)
-
ルールセットを削除します。
-
ruleset-info (rsi) (name or position)
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ルールセットに関する詳細情報を表示します。
-
ruleset-list (rsl)
-
ルールセットすべてを一覧表示します。
-
ruleset-list-device-groups (rsldg) (name or position)
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ルールセットに関連付けられるデバイスグループを一覧表示します。
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ruleset-move (rsmv) (name or position) (new position)
-
ルールセットの位置を変更します。
-
ruleset-remove-device-groups (rsrdg) [options] (device type) (name or position) (device group path) [...]
-
デバイスグループとルールセットの関連付けを削除します。
(device type) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にする相対パスとなります。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
ruleset-remove-rule (rsrr) (name or position) (rule position)
-
ルールセットからルールを削除します。
-
ruleset-rename (rsr) (name or position) (new name)
-
ルールセットの名前を変更します。
-
ruleset-update (rsu) [options] (device type) (name or position)
-
ルールセットをアップデートします。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --devicefolder=[device folder] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
- --desc=[description] - ルールセットの説明。
- --site=[site] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
- -dept=[department] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
- --loc=[location] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。
サテライトコマンド
これらのコマンドは、サテライトを表示、作成、および削除する場合に使用します。サテライトで使用できる役割には、コレクションとコンテンツの2つがあります。サテライトコマンドは、長い形式ではsatellite-server-から始まり、短い形式ではssから始まります。
-
satellite-server-add-imagingrole (ssaimg) (Managed device) [-p|--proxydhcp=ProxyDHCP Service]
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管理対象デバイスを、イメージングサーバの役割を持つサテライトに昇格します。管理デバイスがすでにサテライトとして機能している場合、このコマンドは、イメージングサーバの役割を追加します。
(Managed device) - /デバイス/ワークステーションを基準にした、管理対象デバイスの相対パス。
-p, --proxydhcp=<ProxyDHCP Service> - プロキシDHCPサービスを開始または停止します。有効な値は、startおよびstopです。
-
satellite-server-create (ssc) (Managed device) ((role),(role),...(role)) [Parent Primary Server] [Satellite Server Port] [--force-port-change] [--force-parent-change]
-
サテライトの役割を設定できます。
次のオプションを受け入れます。
- (Managed device) - サテライトとして作成する管理対象デバイスの完全な名前。
- (role) - 管理対象デバイスに追加するサテライトの役割。
- [Parent Primary ] - サテライトサーバがコレクションデータをロールアップする先、またはコンテンツの取得元のプライマリサーバの完全な名前。管理対象デバイスがすでにサテライトの場合、このフィールドはオプションです。
- [Satellite Server Port] - サテライトサーバが、コレクションロールアップ要求をリスンするため、または親プライマリサーバからコンテンツを取得するために使用するポート。指定しない場合は、ポート80が使用されます。
- [--force-port-change] - 管理デバイスがすでにサテライトとして機能している場合、このオプションを指定すると、このデバイス上のすべてのサテライトコンポーネントが要求をリスンする、またはコンテンツ取得のために使用するポートを変更することができます。
- [--force-parent-change] - 管理デバイスがすでにサテライトとして機能している場合、このオプションを指定すると、デバイス上のすべてのサテライトコンポーネントのプライマリサーバの親を変更することができます。
-
satellite-server-delete (ssd) (Managed device) [(role),(role),...(role)]
-
デバイスからサテライトの役割を削除します。
次のオプションを受け入れます。
- (Managed device) - サテライトの役割を削除する管理対象デバイスの完全な名前。
- [role] - デバイスから削除するサテライトの役割。役割を指定しない場合には、デバイスからすべてのサテライトの役割が削除されます。
-
satellite-server-edit-imagingrole (sseimg) (Managed device) (Action on ProxyDHCP Service)
-
イメージングサテライトのプロキシDHCPサービスを開始または停止します。
(Managed device) - /デバイス/ワークステーションを基準にした、管理対象デバイスの相対パス。指定するデバイスは、イメージングの役割を持つサテライトデバイスである必要があります。
(Action on ProxyDHCP Service) - プロキシDHCPサービスを開始または停止します。有効な値は、startおよびstopです。
- satellite-server-list-imagingservers (sslimg)
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イメージングの役割を持つサテライトを一覧表示します。
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satellite-server-list-roles (sslr) [Managed device]
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以前に定義されたサテライトの役割を一覧表示します
次のオプションを受け入れます。
- [Managed device] - サテライトの役割を一覧表示する管理対象デバイスの完全な名前。指定しない場合には、使用可能なすべてのサテライトの役割が表示されます。
-
Satellite-server-list-servers (ssls)
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サテライトと役割を一覧表示します。
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satellite-server-remove-imagingrole (ssrimg) (Managed device) [-r|--removeImageFiles]
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管理対象デバイスから、サテライトのイメージングサーバの役割を削除します。
(Managed device) - /デバイス/ワークステーションを基準にした、管理対象デバイスの相対パス。指定するデバイスは、イメージングの役割を持つサテライトデバイスである必要があります。
-r, --removeImageFiles - 指定したデバイスからイメージファイルを削除します。
サーバコマンド
サーバを管理するコマンドです。サーバコマンドは、長い形式ではserver-から始まり、短い形式ではsから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
server-add-bundle (sab) [options] (server object path) (bundle or bundle group) [...]
-
バンドルをサーバオブジェクトに割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -I, --icon-location=[application location XML file] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるIconLocation.xmlを参照してください。
- -d, --distribution-schedule=[distribution schedule XML file] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
- -l, --launch-schedule=[launch schedule XML file] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
- -a, --availability-schedule=[availability schedule XML file] - アベイラビリティスケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesにあるXMLファイルを参照してください。
- -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
- -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
- -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
- -w, --wakeup-device-on-distribution - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -B, --broadcast=[Broadcast address][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
- -S, --server=[Path of the Primary or Proxy Server objects relative to /Devices][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
- -C, --retries=[Number of retries] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は1です。
- -T, --timeout=[Time interval between retries] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
-
server-add-policy (sap) [options] (server object path) (policy or policy group) [...]
-
ポリシーをサーバオブジェクトに割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --conflicts=[policy conflict resolution order] - ポリシー競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1、devicelastまたは2、deviceonlyまたは3、useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
- -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-delete (sd) [options] (server object path) [...]
-
1つまたは複数のサーバオブジェクトを削除します。
(server object path) [...] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)の相対パス。引用符で囲まれている限り、ワイルドカード*を使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - 再帰的に、フォルダ内にオブジェクトを削除します。
- -f, --folder=[server folder] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-folder-create (sfc) [options] [folder name] [parent folder]
-
サーバを格納するための新しいフォルダを作成します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - フォルダの説明。
-
server-group-add (sga) [options] (server group path) [server path] [...]
-
サーバをサーバグループに追加します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[server folder] - /デバイス/Seversを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-group-create (sgc) [options] [group name] [parent folder]
-
サーバグループを作成して、メンバーを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - グループの説明。
- -m, --members=[server path][...] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバの相対パス。
- -f, --folder=[server folder] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-group-members (sgm) [options] (server group path)
-
サーバグループまたは動的サーバグループのメンバーを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
server-group-remove (sgr) [options] (server group path) [server path] [...]
-
サーバをサーバグループから削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[server folder] - /デバイス/Seversを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-info (si) (server path)
-
サーバに関する詳細情報が一覧表示されます。
-
server-list (sl) [options] [folder]
-
サーバオブジェクトを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -t, --typefilter=[type filter][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、device、group、およびfolderです。
- -c, --count - 結果の数が表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
- -f, --flagfilter=[flag filter][...] - 指定したフラグのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、retiredおよびnotretiredです。
-
server-list-bundles (slb) [options] (server object path)
-
サーバオブジェクトに割り当てられたバンドルを一覧表示ます。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --all - 有効および無効のバンドル両方を一覧表示します。
- -e, --effective - 有効なバンドルのみ一覧表示します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
server-list-groups (slg) [options] (server path)
-
特定のサーバがメンバーであるグループを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
server-list-policies (slp) [options] (server object path)
-
サーバオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示ます。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
- -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
server-move (smv) (server object path) [destination folder path]
-
サーバオブジェクトを別のフォルダに移動します。
-
server-refresh (srf) [options] (server object path) [...]
-
サーバ内のZENworks Adaptive Agentを更新します。
次のオプションを受け入れます。
-f, --folder=[server folder] - /デバイス/Seversを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションが指定される場合は、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-remove-bundle (srb) [options] (server object path) (bundle or bundle group) [...]
-
サーバオブジェクトに割り当てられたバンドルを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
server-remove-policy (srp) [options] (server object path) (policy or policy group) [...]
-
サーバオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用するのに便利です。
-
server-rename (sr) (server object path) (new name)
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サーバオブジェクトを名前変更します。
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server-reorder-bundles (srob) (server object path) (current position) (new position)
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サーバに割り当てられたバンドルの順序を変更します。server-list-bundlesコマンドを使用して、割り当てられたバンドルの順序を取得します。
-
server-reorder-policies (srop) (server object path) (current position) (new position)
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サーバに割り当てられたポリシーの順序を変更します。server-list-policiesコマンドを使用して、割り当てられたポリシーの順序を取得します。
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server-retire (sret) (server object path)
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次の更新時に、ZENworksシステムから、選択したサーバをリタイアさせます。デバイスのリタイアは、デバイスを削除するのとは異なります。デバイスをリタイアしても、GUIDは保持されます(反対に、デバイスを削除するとデバイスのGUIDも削除されます)。そのため、インベントリ情報はすべて保持されたままでアクセス可能ですが、ポリシーおよびバンドルの割り当てはすべて削除されます。後でデバイスを再度アクティブ化する場合、割り当ては復元されます。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --immediate - デバイスをただちにリタイアさせるために、強制的にデバイスを更新します。
-
server-statistics (sst) (server path)
-
ZENworksサーバ使用の統計が表示されます。
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server-unretire (suret) (server object path)
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選択したサーバを次回の更新時に再び有効にして、デバイスが以前に所有していたポリシーおよびバンドルの割り当てをすべて再び適用します。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --immediate - デバイスのリタイアをただちに解除するために、強制的にデバイスを更新します。
-
server-view-all-policies-status (svaps) [options] (server path)
-
サーバに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- --statusfilter=[status type][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
server-wakeup (sw) [options] (server object path) [...]
-
Wake-On-LANを使用してサーバを起動します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[server folder] - /デバイス/Seversを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションが指定される場合は、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -b --broadcast=[Broadcast address][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
- -s, --server=[Path of the Primary or Proxy Server objects relative to /Devices][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
- -r, --retries=[Number of retries] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は1です。
- -t, --timeout=[Time interval between retries] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は 2です。
設定コマンド
設定の設定と変更に使用するコマンドです。設定コマンドは、長い形式ではsettings-から始まり、短い形式ではsから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
settings-copy (scp) [options] (source device or device folder path) (destination device or device folder path) [...]
-
設定をコピーします。
(source device or device folder path) - /デバイスを基準にした、設定のコピー元デバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。
(destination device or device folder path) [...] - /デバイスを基準にした、設定のコピー先デバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -n, --names=[settings name][...] - ソースパスからコピーされる設定の名前。指定しなかった場合、ソースパスで定義されたすべての設定がコピーされます。
-
settings-export-to-file (setf) [options] (XML file path) [settings name] [...]
-
設定データ(XML形式)をファイルにエクスポートします。設定の作成および変更用の入力としてXMLファイルが使用されます。
(XML file path) - 設定データがXML形式で保存されるファイル。ファイルが存在しない場合、新しいファイルが作成されます。
[settings name] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --source=[source device or device folder path] - /デバイスを基準にした、設定のエクスポート元デバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンからエクスポートされます。
- -e, --effective - 指定した場合は有効な設定が取得されます。そうでない場合はソースパスで定義/上書きされた設定のみが取得されます。
-
settings-revert (srt) (source device or device folder path) (settings name) [...]
-
親フォルダへの設定を取り消します。
(source device or device folder path) - /デバイスを基準にした、設定を取り消す必要があるデバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。
-
settings-set (ss) (XML file path) [destination device or device folder path] [...]
-
さまざまなレベルで設定を行います。
(XML file path) - エクスポートされた設定情報が含まれるXMLファイル。settings-export-to-file (setf)を使用してXMLファイルに設定情報をエクスポートします。次のオプションを受け入れます。
[settings name] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。
- -s, --source=[source device or device folder path] - /デバイスを基準にした、設定が必要なデバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンレベルで設定されます。
システムアップデート/製品認識アップデートコマンド
これらのコマンドは、ZENworksのシステムアップデートおよび製品認識アップデート(PRU)を管理する場合に使用します。システムアップデートコマンドは、長い形式ではsystem-updateから始まり、短い形式ではsuから始まります。
-
system-update-assign (sua) (system update name) [device path] [...] [options]
-
認定済みシステムアップデートをデバイスに割り当てます。
(system update name) - システムアップデート名またはUID。
[device path] [...] - /デバイスを基準にした、デバイスの相対パス。
次のオプションを受け入れます。
- -a、--all - すべてのデバイスに割り当てます。
-
system-update-authorize (suaz) (system update or PRU name)
-
アップデートまたはPRUを認定します。
(system update or PRU name) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。
-
system-update-baseline (sub) (system update name)
-
指定したアップデートをベースランアップデートとして設定する試行をスケジュールします。
(system update name) - システムアップデート名またはUID。
-
system-update-cancel-download (sucd) (system update or PRU name)
-
システムアップデートまたはPRUのダウンロードをキャンセルします。
(system update or PRU name) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。
-
system-update-delete-update (sudu) (system update or PRU name) [option]
-
指定したシステムアップデートまたはPRUをゾーンから削除します。
(system update or PRU name) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --force - アップデートを強制的に削除します。これは注意して使用してください。また、アップデートがアクティブな状態にないことを確認した場合にのみ、使用してください。
-
system-update-download (sud) (system update or PRU name)
-
最新のシステムアップデートまたはPRUをダウンロードします。
(system update or PRU name) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。
-
system-update-import (sui) (path to update) [system update or PRU name]
-
システムアップデートまたはPRUを、ZIPファイルまたはディレクトリからゾーンにインポートします。アップデートまたはPRUがZENworksシステムに入った後は、オンラインアップデートやPRUと同じ方法で管理することができます。
(path to update) - アップデートまたはPRUのZIPファイルまたはディレクトリへのフルパス。
(system update or PRU name) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。
-
system-update-list-assign (sula) (device path) [option]
-
指定したデバイスまたはグループに割り当てられたすべてのアップデートを一覧表示ます。
次のオプションを受け入れます。
-
system-update-rebuild-packages (surp) (system update name)
-
指定された更新コンテンツを使用して、このサーバに展開パッケージを再構築します。
(system update name) - システムアップデート名またはUID。
-
system-update-status (sus) (system update or PRU name)
-
指定したシステムアップデートまたはPRUのステータスを表示します。
(system update or PRU name) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。
-
system-update-view-available (suva) [options]
-
アップデートサーバ上、またはアップデートファイル内で公開された、利用可能なすべてのアップデートまたはPRUのリストを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --importFile=[path to import file/directory] - クエリするインポートファイルのフルパス。
- -u, --url=[url to update server] - クエリするシステムアップデートサーバのURLで、http://servername:[port]/pathという形式。
- -f, --product=[product code] - アップデートをチェックする製品コード(たとえばzcm、pru)。
- -v, --version=[product base version] - アップデートをチェックする製品のベースバージョン(たとえば、10.0、10.1)。
ユーザコマンド
ZENworksで設定されるユーザソースに属するユーザを管理するコマンドです。ユーザソースは、e-DirectoryやActive Directoryなど、既存のLDAPの信頼されたソースから設定されます。ユーザコマンドは、長い形式ではuser-から始まり、短い形式ではuから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
user-add-bundle (uab) [options] (user object path) (bundle or bundle group) [...]
-
バンドルをユーザオブジェクトに割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -I, --icon-location=[application location XML file] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるIconLocation.xmlを参照してください。
- -d, --distribution-schedule=[distribution schedule XML file] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
- -l, --launch-schedule=[launch schedule XML file] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
- -a, --availability-schedule=[availability schedule XML file] - アベイラビリティスケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesにあるXMLファイルを参照してください。
- -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
- -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
- -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
-
user-add-policy (uap) [options] (user object path) (policy or policy group) [...]
-
ポリシーをユーザオブジェクトに割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
user-container-create (ucc) (user source) (user container) (display name)
-
ZENworksで設定されたユーザソースにユーザコンテナを追加します。
(user container) - LDAPソースのルートコンテキストに対して相対的なRDN(相対式別名)形式で追加されるユーザコンテナ。
(display name) - ユーザコンテナの名前を表示します。
-
user-group-add (uga) [options] (ZENworks user group path) (user path) [...]
-
ZENworksユーザグループにユーザを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[user folder] - /ユーザを基準にした、ユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ユーザオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にして決定されます。これは、同じフォルダで複数のユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
user-group-create (ugc) [options] (group name)
-
ZENworksユーザグループを作成して、メンバーを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - グループの説明。
- -m, --members=[user path][...] - /ユーザを基準にした、ユーザの相対パス。
- -f, --folder=[user folder] - /ユーザを基準にした、ユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ユーザオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にして決定されます。これは、同じフォルダで複数のユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
user-group-delete (ugd) (ZENworks user group path) [...]
-
1つ以上のZENworksユーザグループを削除します。
(ZENworks user group path) [...] - /ユーザを基準にした、ZENworksユーザグループのパス。
-
user-group-members (ugm) [options] (user group path)
-
ZENworksユーザグループまたはLDAPディレクトリユーザグループのメンバーを一覧表示ます。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
user-group-remove (ugr) [options] (ZENworks user group path) (user path) [...]
-
ZENworksユーザグループからユーザを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[user folder] - /ユーザを基準にした、ユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ユーザオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にして決定されます。 これは、同じフォルダで複数のユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
user-info (ui) (user path)
-
ユーザに関する詳細情報が一覧表示されます。
-
user-list (ul) [options] [folder]
-
ユーザオブジェクトを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -t, --typefilter=[type filter][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、user、group、およびfolderです。
- -c, --count - 結果の数が表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
user-list-bundles (ulb) [options] (user object path)
-
ユーザオブジェクトに割り当てられたバンドルを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --all - 有効および無効のバンドル両方を一覧表示します。
- -e, --effective - 有効なバンドルのみ一覧表示します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
user-list-groups (ulg) [options] (user path)
-
特定のユーザがメンバーであるグループを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
user-list-policies (ulp) [options] (user object path)
-
ユーザオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示します。
- -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
- -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
user-logged-in-devices (ulid) (user path)
-
ユーザがログインしているデバイスを表示します。
-
user-primary-workstation (upws) (user path)
-
ユーザのプライマリワークステーション、ログイン数、プライマリワークステーションにユーザがログインしていた時間(分)を一覧にします。
-
user-remove-bundle (urb) [options] (user object path) (bundle or bundle group) [...]
-
ユーザオブジェクトに割り当てられたバンドルを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
user-remove-policy (urp) [options] (user object path) (policy or policy group) [...]
-
ユーザオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
user-reorder-bundles (urob) (user object path) (current position) (new position)
-
ユーザに割り当てられたバンドルの順序を変更します。
-
user-reorder-policies (urop) (user object path) (current position) (new position)
-
ユーザに割り当てられたポリシーの順序を変更します。
-
user-source-create (usc) [options] (user source XML file path)
-
ユーザソースを設定します。
次のオプションを受け入れます。
-a, --accept-certificate - SSLモードを選択した場合に、ユーザソースが提示する証明書を受け入れます。このオプションは、スクリプトの場合にインタラクティブモードにならないようにするために設けられています。証明書を表示してから承認することをお勧めします。
-
user-view-all-bundles-status (uvabs) [options] (user path)
-
ユーザに割り当てられたバンドルの詳細な展開ステータスを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- --statusfilter=[status type][...] - バンドル配布およびインストールイベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
user-view-all-policies-status (uvaps) [options] (user path)
-
ユーザに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- --statusfilter=[status type][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
ワークステーションコマンド
ワークステーションを管理するコマンドです。ワークステーションコマンドは、長い形式ではworkstation-から始まり、短い形式ではwから始まります。
次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。
-
workstation-add-bundle (wab) [options] (workstation object path) (bundle or bundle group) [...]
-
バンドルをワークステーションオブジェクトに割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -I, --icon-location=[application location XML file] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesにあるIconLocation.xmlを参照してください。
- -d, --distribution-schedule=[distribution schedule XML file] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
- -l, --launch-schedule=[launch schedule XML file] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
- -a, --availability-schedule=[availability schedule XML file] - アベイラビリティスケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、Linuxサーバでは/opt/novell/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Novell\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesにあるXMLファイルを参照してください。
- -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、互いに排他的です。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
- -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
- -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
- -w, --wakeup-device-on-distribution - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
- -B, --broadcast=[Broadcast address][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
- -S, --server=[Path of the Primary or Proxy Server objects relative to /Devices][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバオブジェクトのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
- -C, --retries=[Number of retrie] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は1です。
- -T, --timeout=[Time interval between retries] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
-
workstation-add-policy (wap) [options] (workstation object path) (policy or policy group) [...]
-
ポリシーをワークステーションオブジェクトに割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -c, --conflicts=[policy conflict resolution order] - ポリシー競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1、devicelastまたは2、deviceonlyまたは3、useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
- -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-delete (wd) [options] (workstation object path) [...]
-
1つまたは複数のワークステーションオブジェクトを削除します。
(workstation object path) [...] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションオブジェクト(ワークステーション、ワークステーションフォルダ、またはワークステーションオブジェクト)の相対パス。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
- -f, --folder=[workstation folder] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに関連して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-folder-create (wfc) [options] (folder name) [parent folder]
-
ワークステーションを格納するための新しいフォルダを作成します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - フォルダの説明。
-
workstation-group-add (wga) [options] (workstation group path) (workstation path) [...]
-
ワークステーションをワークステーショングループに追加します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[workstation folder] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-group-create (wgc) [options] (group name) [parent folder]
-
ワークステーショングループを作成して、メンバーを追加します。
次のオプションを受け入れます。
- --desc=[description] - グループの説明。
- -m, --members=[workstation path][...] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションの相対パス。
- -f, --folder=[workstation folder] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-group-members (wgm) [options] (workstation group path)
-
ワークステーショングループまたは動的ワークステーショングループのメンバーを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
workstation-group-remove (wgr) [options] (workstation group path) (workstation path) [...]
-
ワークステーションをワークステーショングループから削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[workstation folder] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-info (wi) (workstation path)
-
ワークステーションに関する詳細情報が一覧表示されます。
-
workstation-list (wl) [options] [folder]
-
ワークステーションオブジェクトを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
- -n, --namefilter=[filter string] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
- -t, --typefilter=[type filter][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、device、group、およびfolderです。
- -c, --count - 結果の数が表示されます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
- -f, --flagfilter=[flag filter][...] - 指定したフラグのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、retiredおよびnotretiredです。
-
workstation-list-bundles (wlb) [options] (workstation object path)
-
ワークステーションオブジェクトに割り当てられたバンドルを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --all - 有効および無効のバンドル両方を一覧表示します。
- -e, --effective - 有効なバンドルのみ一覧表示します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
workstation-list-groups (wlg) [options] (workstation path)
-
特定のワークステーションがメンバーであるグループを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示させる結果の数。
-
workstation-list-policies (wlp) [options] (workstation object path)
-
ワークステーションオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示します。
次のオプションを受け入れます。
- -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
- -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
workstation-move (wmv) (workstation object path) [destination folder path]
-
ワークステーションオブジェクトを別のフォルダに移動します。
-
workstation-refresh (wrf) [options] (workstation object path) [...]
-
ワークステーション内のZENworks Adaptive Agentを更新します。
次のオプションを受け入れます。
-f, --folder=[workstation folder] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-remove-bundle (wrb) [options] (workstation object path) (bundle or bundle group) [...]
-
ワークステーションオブジェクトに割り当てられたバンドルを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[bundle folder] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-remove-policy (wrp) [options] (workstation object path) (policy or policy group) [...]
-
ワークステーションオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[policy folder] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
-
workstation-rename (wr) (workstation object path) (new name)
-
ワークステーションオブジェクトを名前変更します。
-
workstation-reorder-bundles (wrob) (workstation object path) (current position) (new position)
-
ワークステーションに割り当てられたバンドルの順序を変更します。workstation-list-bundlesコマンドを使用して、割り当てられたバンドルの順序を取得します。
-
workstation-reorder-policies (wrop) (workstation object path) (current position) (new position)
-
ワークステーションに割り当てられたポリシーの順序を変更します。workstation-list-policiesコマンドを使用して、割り当てられたポリシーの順序を取得します。
-
workstation-retire (wret) (workstation object path)
-
次の更新時に、ZENworksシステムから、選択したワークステーションをリタイアさせます。デバイスのリタイアは、デバイスを削除するのとは異なります。デバイスをリタイアしても、GUIDは保持されます(反対に、デバイスを削除するとデバイスのGUIDも削除されます)。そのため、インベントリ情報はすべて保持されたままでアクセス可能ですが、ポリシーおよびバンドルの割り当てはすべて削除されます。後でデバイスを再度アクティブ化する場合、割り当ては復元されます。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --immediate - デバイスをただちにリタイアさせるために、強制的にデバイスを更新します。
-
workstation-unretire (wuret) (workstation object path)
-
選択したワークステーションを次回の更新時に再び有効にして、デバイスが以前に所有していたすべてのポリシーおよびバンドルの割り当てを再び適用します。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --immediate - デバイスのリタイアをただちに解除するために、強制的にデバイスを更新します。
-
workstation-view-all-policies-status (wvaps) [options] (workstation path)
-
ワークステーションに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。
次のオプションを受け入れます。
- --statusfilter=[status type][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
- -s, --scrollsize=[scrollsize] - 一度に表示される結果の数。
-
workstation-wakeup (ww) [options] (workstation object path) [...]
-
Wake-On-Lanを使用してワークステーションを起動します。
次のオプションを受け入れます。
- -f, --folder=[workstation folder] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
- -b --broadcast=[Broadcast address][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
- -s, --server=[Path of the Primary or Proxy Server objects relative to /Devices][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
- -r, --retries=[Number of retries] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は1です。
- -t, --timeout=[Time interval between retries] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
ZENworksサーバコマンド
これらのコマンドは、ZENworks 10 Configuration Managementがインストールされているサーバを管理する場合に使用します。ZENworksサーバコマンドは、長い形式ではzenserver-から始まり、短い形式ではzsから始まります。
-
zenserver-backup (zsb) (file path)
-
このサーバを別のZENworks Serverに複製するために必要な設定ファイルをバックアップします。
(file path) - ZENworks Server設定ファイルがバックアップされるファイルのパス。サーバに埋め込みデータベースが含まれている場合、database-backupコマンドを使用して、データベースをバックアップします。別のサーバインストールでサーバを復元するには、zenserver-restoreコマンドを使用して設定ファイルを最初に復元してから、データベースを復元する必要があります。コマンドによって、バックアップファイルを暗号化するためのパスフレーズが求められます。
-
zenserver-restore (zsr) (file path)
-
クラッシュしたZENworks Serverのバックアップされた設定ファイルを新しいZENworks Serverインストールに復元します。
(file path) - 復元されるバックアップされた設定ファイルを含むファイルのパス。サーバは復元されているサーバと同じDNS名とIPアドレスを持つ必要があります。コマンドによって、バックアップされたファイルを暗号化するためのパスフレーズが求められたら、ファイルがバックアップされた際にファイルを暗号化するために使用されたパスフレーズを入力してください。
-
zenserver-retire (zsret) (server object path)
-
次の更新時に、ZENworksシステムから、選択したZENworksプライマリサーバをリタイアさせます。デバイスのリタイアは、デバイスを削除するのとは異なります。デバイスをリタイアしても、GUIDは保持されます(反対に、デバイスを削除するとデバイスのGUIDも削除されます)。そのため、インベントリ情報はすべて保持されたままでアクセス可能ですが、ポリシーおよびバンドルの割り当てはすべて削除されます。後でデバイスのリタイアを解除すると、割り当てが復元されます。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --immediate - デバイスをただちにリタイアさせるために、強制的にデバイスを更新します。
-
zenserver-unretire (zsuret) (server object path)
-
次回の更新時に選択したサーバを再度プライマリサーバとしてアクティブ化し、デバイスに割り当てられていたすべてのポリシーとバンドルを再度割り当てます。
次のオプションを受け入れます。
- -i, --immediate - デバイスのリタイアをただちに解除するために、強制的にデバイスを更新します。
グローバルオプション
次のコマンドは、どのzmanコマンドにも適用できます。
-
-h、--help, ?, -?, /?
-
さまざまなレベルでヘルプを提供します。ヘルプの使用方法の詳細については、「使用方法」のセクションを参照してください。
-
--usage
-
コマンドの構文を表示します。
-
--terse
-
簡潔な出力を表示します。
-
--debug
-
デバッグ出力を表示します。
-
-V
,
--verbose
-
詳細な出力を有効にします。
-
--quiet
-
出力を行いません。エラーメッセージだけが出力されます。
-
-U, --User=<username>
-
ユーザ名を指定します。指定しなかった場合は、入力するように求められます。
-
-P, --Password=<password>
-
パスワードを指定します。指定しなかった場合は、入力するように求められます。
-
---host=<host>
-
接続先のホスト名またはIPアドレスを指定します(デフォルト: localhost)。
-
--port=<port>
-
サーバがリスンするポートを指定します(デフォルト:443)。
-
--cleartext
-
デバッグのためにSSLを無効化します。ポートがクリアテキストポートに設定されていない場合は、デフォルトでポート80に接続します。
-
-R, --Redirect=<file path>
-
画面の出力をファイルにリダイレクトします。コマンドラインリダイレクション演算子(>)の代わりにこのオプションを使用すると、データはUTF-8形式で保存され、英語以外の文字も保持されます。
-
-G, --ignore-global-file
-
zman-config.propertiesで指定されたグローバルオプションファイルを無視します。
ファイル
zman-config.properties
これはzmanを設定するのに使用するプロパティファイルです。利用可能なオプションは、次のとおりです。
例を次に示します。
GLOBAL_OPTIONS_FILE=C:\\zman\\globaloptions.txt
ファイルのサンプルのコンテンツは次のとおりです。
--host 123.34.45.56 --port 8080 –cleartext --verbose
このファイルに保存されているオプションをバイパスするには、–ignore-global-fileオプションを使用します。-U|--UserおよびP|--Password以外のすべてのグローバルオプションは、グローバルオプションファイルに保存できます。admin-store-credentialおよびadmin-clear-credentialは、管理者資格情報を各コマンドに追加する場合に使用します。管理者資格情報の使用のガイドラインについては、「セキュリティ」のセクションを参照してください。
セキュリティ
各コマンドを実行するには、管理者の許可が必要です。コマンドごとに管理者資格情報を入力しなくて済むようにするには、admin-store-credentialコマンドを使用して資格情報を保存します。資格情報は暗号化されて、ユーザがコマンドを実行しているオペレーティングシステムのホームフォルダに保存されます。資格情報はログオンしているユーザにのみ適用されます。コマンドをすべて実行し終わったら、admin-clear-credentialコマンドを実行して、情報をクリアしておくのが安全です。
重要:ユーザ名とパスワードを入力するコマンドラインオプションもありますが、これらの使用は避けてください。Linuxでは、これらはpsのリストに表示されます。さらにWindowsでもLinuxでも、上矢印キーや下矢印キーを押すと、以前に入力したコマンドが表示されます。入力を求められたときに資格情報を入力するか、admin-store-credentialコマンドを使用してください。
終了コード
zmanは、0から255の範囲で終了コードを返します。0は、コマンドの実行の成功を示します。1から255は、実行中のエラーを示します。
解析エラーに対する終了コード:
- 1 - 不明な解析エラーが発生しました。
- 2 - 必須の引数が指定されていません。
- 3 - 不明なフラグが指定されています。
- 4 ‑ 値はスイッチパラメータに関して指定されています。
- 5 - フラグ付きオプションに値が指定されていません。
- 6 - 無効な追加引数が指定されています。
- 7 - 無効な値が指定されています。
- 8 - 値を有効なタイプに変換できません。
- 9 - 不明なコマンド。
- 10 - 少なくとも1つのオプションが必要な場合に、オプションが入力されていません。たとえば、権限の変更には、AssignまたはRevokeオプションのうち少なくとも1つを指定する必要があります。
一般エラーに対する終了コード:
- 11 - 不明なエラーが発生しました。
- 12 - 従属するzman jarファイルが存在しないため、機能が利用できません。
- 13 - 認証に失敗しました。
- 14 - ユーザ名またはパスワードとして、空の文字列が指定されました、または、指定されたパスワードが、最小長さの要件を満たしていません。
- 15 - ZENworksライセンスの期限が切れています。
- 16 - 接続に失敗しました。ZENworksサーバまたはデータベースのデバイスがダウンしている可能性があります。
- 17 - ZENworks管理者には、この操作を実行する十分な権限がありません。
- 18 - SSL通信を確立するための証明書を読み込めません。
- 19 - このコマンドはローカルホストでのみ実行できます。
一般オブジェクト関連エラーに対する終了コード:
- 21 -指定したオブジェクトが予期されたタイプではありません。 たとえば、デバイスの代わりにバンドルが指定されています。
- 22 - オブジェクトが見つかりませんでした。
- 23 - 同じ名前を持つオブジェクトがすでに指定したフォルダに存在します。
- 24 - 指定したオブジェクトが指定したフォルダ以外のディレクトリにあります。
- 25 -親フォルダはサブフォルダに移動できません。
- 26 - オブジェクトの名前を変更できません。
- 27 ‑ オブジェクトを削除できません。
- 28 - 空でないフォルダを削除しようとしています。
- 29 - オブジェクトはすでにグループのメンバーです。
- 30 - オブジェクトはグループのメンバーではありません。
- 31 - オブジェクトはすでにデバイスまたはユーザに割り当てられています。
- 32 - オブジェクトはまだデバイスまたはユーザに割り当てられていません。
- 33 - オブジェクトタイプが、デバイスまたはユーザに割り当てるには無効です。
- 34 - デバイスへのオブジェクトの割り当てが許可されていません。たとえば、ユーザ固有のポリシーはデバイスに割り当てることができません。
その他の一般エラーに対する終了コード:
- 41 - 指定した名前が無効です。たとえば、オブジェクトの名前には、*または%などの特殊文字を含めることはできません。
- 42 - スラッシュ(/)で始まる絶対パスが必要です。
- 43 - 無効なスケジュールが指定されています。
- 44 - XMLファイルに、予期された入力が含まれていませんでした。たとえば、エクスポート済みバンドルXMLファイルが必要であるにもかかわらず、エクスポート済みアクションセットXMLファイルが入力として指定された、などの場合です。
- 45 - XMLファイルが予期されたスキーマと同じではありませんでした。
- 46 - 無効なGUIDが指定されています。
- 47 - 指定された値が最大長を超えています。
- 48 - 従属する引数が指定されていません。たとえば、バンドル配布時にただちにインストールするオプションがコマンドで指定されているにもかかわらず、配布スケジュールが指定されていません。
ファイル関連エラーに対する終了コード:
- 61 - ディレクトリが予期されています。
- 62 - ファイルが存在しないか、ディレクトリです。
- 63 - ファイルがすでに存在します
- 64 - ファイルを読み取り中にエラーが発生しました。
- 65 -ファイルへの書き込み中にエラーが発生しました。
- 66 - ファイルを作成中にエラーが発生しました。
- 67 - ディレクトリの作成中にエラーが発生しました。
- 68 ‑ ファイルのコピー中にエラーが発生しました。
- 69 - ファイルのアップロード中にエラーが発生しました。
- 70 - ターゲットデバイスに十分なディスク容量がないためファイルをロードできません。
登録コマンドに固有の終了コード:
- 71 - 登録キーまたはルールセットに関連付けられているフォルダとグループが同じデバイスタイプではありません。
- 72 - ルールセットは少なくとも1つのルールを持つ必要があります。
バンドルコマンドおよびポリシーコマンドに共通の終了コード:
- 76 - コンテンツの作成に失敗しました。
- 77 - その名前のファイルがすでに存在するため、一時ディレクトリへのコンテンツファイルのコピーがキャンセルされました。
- 78 - ファイルコンテンツを持つバンドルまたはポリシーの作成をコンテンツサーバではないサーバに作成しようとしています。
バンドルコマンドに固有の終了コード:
- 81 - バンドルアイコンに指定されたファイルが有効なイメージファイルではありません。
- 82 - アクションセットに並べ替え、削除、またはエクスポートするアクションが含まれていません。
- 83 - アクションセットに並べ替え、削除、またはエクスポートするアクションが任意の位置に含まれていません。
- 84 - アクションセットがバンドルタイプでサポートされていません。たとえば、Prebootアクションセットは、Windowsバンドルではサポートされていません。
- 85 - アクションがアクションセットでサポートされていません。たとえば、Verifyバンドルアクションは、Installアクションセットではサポートされていません。
- 86 - アクションが削除できません。
- 87 - アクションタイプが単体です。同じアクションタイプを2度以上アクションセットに追加することはできません。
- 88 ‑ アクションタイプは依存バンドルをサポートしません。たとえば、Install MSIアクションには依存バンドルパスを指定できません。
- 89 - 指定した従属バンドルバスがバンドルの循環従属関係になります。
- 90 - バンドルの割り当て時にWake-On-LANスケジュールを作成できませんでした。
- 91 - バンドルの割り当て解除時にWake-On-LANスケジュールを削除できませんでした。
デバイスコマンドとユーザコマンドに共通の終了コード:
- 101 - デバイスまたはユーザに関連付けられているバンドルまたはポリシーがありません。
ユーザコマンドに固有の終了コード:
- 106 - ユーザソース証明書の期限が切れています。
- 107 - ユーザソースに接続するにはSSLが必要です。
ライセンスコマンドに固有の終了コード:
- 116 - ライセンスを有効にできません。
- 118 - サーバに認証局ロールがありません。
- 119 - サーバに認証局ロールを有効にするために必要なファイルがありません。
- 120 - 使用されている認証局はZENworks Internal Certificate Authorityではありません。
管理者コマンドに固有の終了コード:
データベースコマンドに固有の終了コード:
- 126 - データベースが組み込みデータベースではありません。
- 127 - SQLステートメントは無効です。
- 128 - SQL例外が発生しました。
展開コマンドに固有の終了コード:
- 131 - 無効なIPアドレスまたはホスト名が指定されています。
- 132 - デバイスに接続するために必要な資格情報が指定されていません。
- 133 - 管理対象デバイス、または既に展開がスケジュールされているデバイスが指定されています。
レポートコマンドに固有の終了コード:
- 136 - レポートを削除できませんでした。
- 137 - レポート生成の要求の送信に失敗しました。
- 138 - 無効なレポートドキュメント。
著者
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