ZENworks 11 SP2をアップグレードする場合、アップグレードは次の順序で実行する必要があります。
オペレーティングシステムのアップグレード: デバイスにインストールされているオペレーティングシステムがZENworksでサポートされていない場合、オペレーティングシステムをサポートされている最新バージョンにアップグレードします。
サポートされているオペレーティングシステムの詳細については、「オペレーティングシステム
../../zen11_installation/data/bon1pl2.html#bon1pl2」(『ZENworks 11 SP2インストールガイド』)を参照してください。
重要:アップグレードを実行する前に、確実にデータおよび証明書情報をバックアップしてください。
データベースのアップグレード: デバイスにインストールされているデータベースのタイプに応じて、次のステップを実行します。
(外部データベースまたはOEM Sybase)データベースをサポートされている最新バージョンにアップグレードします。 たとえば、デバイスにOracle 10gデータベースがインストールされている場合、このデータベースをOracle 11gリリース2にアップグレードする必要があります。外部データベースをアップグレードする方法については、サードパーティのユーザマニュアルを参照してください。OEM Sybaseデータベースをアップグレードする方法については、セクション 2.5, リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースのアップグレードを参照してください。
サポートされているデータベースの詳細については、「データベースの要件
」(『 ZENworks 11 インストールガイド』)を参照してください。
(組み込みSybaseデータベース)ZENworks Upgrade Installerがアップグレードを実行し、サポートされている最新バージョンのデータベースを再構築します。
メモ:データベースをアップグレードする前に、そのデータベースへのすべての接続を停止する必要があります。
OEM SybaseとZENworksが同じマシンにインストールされている場合、OEM Sybaseをアップグレードする前に、すべてのZENworksサービスを停止する必要があります。データベースのアップグレードが完了したら、ZENworksをアップグレードする前に、ZENworksサービスを再起動します。
ZENworksのアップグレード: ZENworksを最新バージョンにアップグレードします。
ZENworks 11 SP2アップグレードプログラムでは、そのプログラムを実行するサーバのみをアップグレードできます。
組み込みSybaseデータベースを使用している場合、このデータベースをホストしているデバイスを最初にアップグレードする必要があります。使用していない場合は、管理ゾーンのプライマリサーバを任意の順序で選択してアップグレードできます。
メモ:最初のプライマリサーバをZenworks 11 SP2にアップグレードしたら、他のすべてのサーバをZENworks 11 SP2にアップグレードする必要があります。
管理ゾーンで初めてアップグレードを実行する場合、プライマリサーバは1つずつしかアップグレードできません。最初のプライマリサーバをアップグレードしたら、他のプライマリサーバは同時に、または任意の順序で、アップグレードできます。
メモ:スキーマおよびライセンスの情報は、最初のプライマリサーバのアップグレード中にのみ更新され、それ以降のサーバのアップグレード中には更新されません。
最初のプライマリサーバをアップグレードする間は、他のすべてのサーバでZENworksサービスを停止する必要があります。他のプライマリサーバをアップグレードする際、まだアップグレードされていないサーバのサービスは停止する必要があります。サービスを停止しない場合、データベースが影響を受ける可能性があります。
エージェントとサテライトをアップグレードする前に、ゾーン内のすべてのプライマリサーバをアップグレードする必要があります。