OEM Sybase SQL Anywhere 12は、ZENworks 11 SP2でサポートされています。リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースを使用している場合、リモートデータベースサーバでそのデータベースをOEM Sybase SQL Anywhere 12にアップグレードする必要があります。
次のステップを実行して、Sybaseエンジンをアップグレードした後、リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースをアップグレードし、再構築します。
重要:リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースをアップグレードする前に、データベースファイルをデフォルトの場所にバックアップする必要があります。詳細については、TID 7009199を参照してください。
OEM Sybaseデータベースがリモートマシンにインストールされている場合、すべてのプライマリサーバでZENworksサービスを停止する必要があります。しかし、OEM SybaseデータベースがZENworksサーバにインストールされている場合は、それ以外のサーバでのみサービスを停止する必要があります。ZENworksサーバのサービスの停止と開始は、アップグレードインストーラが実行します。
リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースがインストールされているデバイスで、Novell ZENworks 11 SP2インストールDVDを挿入し、次のいずれかのコマンドを実行します。
Windowsの場合は、外部データベースサーバで次のコマンドを実行します。DVD_drive:\setup.exe --upgrade-oemdb
または
DVD_drive:\setup.exe -O
「O」は大文字で入力する必要があります。
Linuxの場合は、外部データベースサーバで次のコマンドを実行します。
sh /media/cdrom/setup.sh --upgrade-oemdb
または
sh /media/cdrom/setup.sh -O
「O」は大文字で入力する必要があります。
[Language Selection(言語の選択)]ページで、インストーラを実行する言語を選択し、[
]をクリックします。[イントロダクション]ページで、[
]をクリックし、続行します。[使用許諾書]ページで、[
]をクリックします。[外部データベースの設定]ページで、次のデータベース設定詳細を指定します。
データベース名: 既存のデータベース名を指定します。.
ユーザ名: データベースを変更できるユーザを指定します。ユーザはデータベースを変更するための読み込み/書き込み権限を持っている必要があります。
パスワード: データベースの読み込み/書き込み権限を持つユーザのパスワードを指定します。
データベースサーバ名: OEM Sybase SQL Anywhereデータベースサーバの名前を指定します。
[
]をクリックします。次の画面で、[
]をクリックし、アップグレードを続行します。ステップ 6で指定したデータベース設定詳細が正しい場合、OEM Sybase SQL Anywhereデータベースがアップグレードされ、[インストールが完了しました]ページが表示されます。
データベース設定詳細が正しくない場合、エラーメッセージが表示されます。 アップグレードを続行するには、[外部データベースの設定]ページで正しいデータベース設定詳細を入力し直す必要があります。
[
]をクリックします[アップグレードは正常に終了しました]ページで、[
]をクリックし、アップグレードを完了します。メモ:アップグレードが完了したら、ログファイル(ZENworks_OEM_Database_Upgrade_<タイムスタンプ>.log.xml)を調べてエラーを確認します。このログファイルは、Windowsの場合は<Install_location>/Novell/ZENworks/logs、Linuxの場合は/var/opt/novell/log/zenworksにあります。エラーが発生した場合は、Novell Supportにサポートを依頼してください。