ZENworks 10.xまたは11.xからZENworks 11 SP2にアップグレードする場合、次のガイドラインについて検討してください。
外部データベースを使用している場合、そのデータベースをサポートされているデータベースバージョンまでアップグレードまたは移行する必要があります。
メモ:MS SQL 2008 R2を互換モードで実行しているデバイスでは、ZENworks 11 SP2にアップグレードする前に、互換モードを手動で無効にする必要があります。
サポートされているデータベースの詳細については、「データベースの要件
」(『ZENworks 11 SP2 インストールガイド』)を参照してください。
新しいデータベースの詳細は、ZENworks 11 SP2のアップグレード中に入力を求められるので、記録しておきます。
データベースが動作しているマシン上でデータベースをアップグレードするか、またはサードパーティ製アップグレードツールを使用してデータベースを移行するか、どちらかを実行できます。
組み込みSybaseデータベースを使用している場合、ZENworksアップグレードインストーラがデータベースをアップグレードし、再構築します。
メモ:組み込みSybaseデータベースをホストしているサーバでは、データベースファイルのサイズに等しい量の空き領域を確保する必要があります。
OEM Sybase SQL Anywhere 12は、ZENworks 11 SP2でサポートされています。そのため、リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースを使用している場合、リモートデータベースサーバでそのデータベースをOEM Sybase SQL Anywhere 12にアップグレードしていることを確認してください。
リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースをアップグレードする方法については、セクション 2.5, リモートOEM Sybase SQL Anywhereデータベースのアップグレードを参照してください。
データベースは、同じデータベースの新しいバージョンにのみアップグレードできます。アップグレードインストーラを使用して、あるデータベースを別のデータベースに移行することはできません。
どの外部データベースでも、データベースをアップグレードする前に、ZENworksサービスを停止してください。