更新設定が登録キーと登録ルールに追加され、VDI非永続デスクトップがサポートされるようになりました。この設定は、ゾーンレベル更新設定よりも優先されます。
詳細については、『ZENworks 11 SP4検出、展開、およびリタイアリファレンス』を参照してください。
ZENworks 11 SP4に導入された共有コンテンツリポジトリ機能を使用すると、複数のプライマリサーバ間でコンテンツリポジトリを共有できます。ZENworksの以前のリリースでは、すべてのプライマリサーバに固有のコンテンツリポジトリがありました。
詳細については、『ZENworks 11 SP4プライマリサーバおよびサテライトリファレンス』の「Content Sharing」を参照してください。
新しいZENworks SSL管理機能を使用すると、ZENworksコントロールセンターからZENworks認証局(CA)を管理できます。シンプルなユーザインタフェースにより、次のことが簡単にできます。
内部ZENworks CAの再作成
1つのCAから別のCAへの変更(内部から外部、外部から内部、または外部間)
外部CA証明書の更新
プライマリサテライトサーバおよび認証サテライトサーバの証明書の管理
内部ZENworks CAのバックアップまたは復元
別のプライマリサーバへのCA役割の移動
証明書の有効期限に関する通知の受信
詳細については、『ZENworks 11 SP4 SSL Management Reference』を参照してください。
ZENworks 11 SP4では、ZENworks Adaptive Agentが実行中であるかどうかにかかわらず、ZENworks Updater Service (ZeUS)として知られる新しいサービスがWindowsエージェントデバイスで実行されます。ZeUSは、より堅牢なアップグレード機能と修復機能を実現するとともに、組み込みの自動回復メカニズムも提供しています。また、エージェントアップグレード用の管理対象デバイスにアクセスするための、ZENworksサーバの制御と柔軟性を向上させます。
ZENworksの管理者は、エージェント更新の承認とスケジュール、エージェントキャッシュの削除とエージェントサービスの再起動によるエージェントのリセット、最新の正常なエージェント更新の再インストール、ZeUSを使用したエージェント更新アクティビティのアクティブなモニタリングを実行できます。エンドユーザは、Windowsのシステムトレイからエージェント更新をスヌーズおよび再開できます。
ZENworks Updater Serviceには、固有のインストーラと自己更新機能が備わっています。すべてのZeUSのアクティビティは、固有のログファイル(zeus-messages.log)に記録されます。このログファイルには、%ZENWORKS_HOME%\ZeUS\logsディレクトリからアクセスできます。
詳細については、『ZENworks 11 SP4 System Updates Reference』を参照してください。
ZENworks 11 SP4には、TightVNC 2.7に準拠したリモート管理サービスが更新されて組み込まれており、ZENworks固有の拡張機能を維持しながら、ZENworksリモート制御の信頼性とパフォーマンスの向上を実現しています。
ZENworks 11 SP4では、リモート管理操作は、ZENworks Agent Serviceが無効になっている場合でも中断されることなく実行できます。
詳細については、『ZENworks 11 SP4リモート管理リファレンス』を参照してください。
ZENworksサブスクリプションでは、SUSEカスタマセンターからパッケージを複製してZENworksシステムにバンドルを作成するために、SUSEサブスクリプションタイプが追加されました。
メモ:SUSE Linux Enterprise 12の更新は、SUSEカスタマセンターからのみ入手できます。SUSEサブスクリプションを使用して、これらの更新を複製する必要があります。
詳細については、『ZENworks 11 SP4 Linux Package Management Reference』の「Subscriptions」を参照してください。
エクスポートサーバおよびcsvファイル形式のワークステーションデータ: ZENworksコントロールセンター(Devices (デバイス)タブにある)に、データをcsvファイル形式でエクスポートできるようにする新しいタスクがサーバとワークステーション用に追加されました。
詳細については、『ZENworks 11 SP4 ZENworksコントロールセンターリファレンス』の「Folders」を参照してください。
管理者の検索および検索結果の消去: 管理者のパネルに、2つの新しいオプションが追加されました。Search (検索)オプションを使用すると、適切な文字列を使用して管理者の詳細をフィルタできます。Search (検索)オプションの横にあるxマークを使用すると、管理者検索フィルタを使用した検索結果を消去できます。