17.2 Windowsポリシーパッケージのコピーユーティリィティの使用

Windowsベースのポリシーパッケージのコピーユーティリティは、windows_drive\sys\public\mgmt\consoleone\1.2\binディレクトリにあります。

ポリシーパッケージのコピーユーティリィティをWindowsから実行するには

  1. copypol.exeをダブルクリックします。

  2. Novell eDirectory™コンテナから別のコンテナにコピーするポリシーパッケージまたはポリシーパッケージを含むコンテナの名前を指定します。

  3. コンテナの名前を指定します。

  4. [追加]をクリックし、コンテナの名前を[選択されたコンテナ]リストに追加します。

    ポリシーパッケージまたはポリシーコンテナを複数のコンテナにコピーする場合は、ステップ 3およびステップ 4を繰り返します。

  5. [OK]をクリックします。

Windowsベースのポリシーパッケージのコピーユーティリィティは、Windowsコマンドラインからでも実行できます。コンテナ間でのポリシーパッケージのコピー、またはコンテナ間でのすべてのポリシーパッケージのコピーを実行できます。

あるコンテナ内のポリシーパッケージを別のコンテナにコピーするには、次の構文を使用します。

copypol policy_package_DN /d destination_container

あるコンテナ内のすべてのポリシーパッケージを別のコンテナにコピーするには、次の構文を使用します。

copypol container_DN /d destination_container

次のコマンドラインスイッチを使用できます。

表 17-1 Windowsのポリシーパッケージのコピーユーティリティで使用できるコマンドラインスイッチのリスト

スイッチ

Description

/d

ポリシーパッケージのコピー先のコンテナを指定します。

/h

ポリシーパッケージのコピーユーティリィティを非表示モードで実行します。

/r

同じ名前を持つポリシーパッケージがコンテナ内にすでに存在する場合に、コピー先のコンテナ内のポリシーパッケージを置き換えます。

/t

ポリシーパッケージのコピー先のツリーを指定します。

/v

コピープロセスの結果を検証するためのログファイルを表示します。