ZENworksデスクトップ管理エージェントポリシーでは、デスクトップ管理エージェントを設定できます。このエージェントを使用すると、Novell Clientを使用せずにDesktop Managementを使用できます。デスクトップ管理エージェントを使用すると、ユーザは、DNS名またはIPアドレスを使用してDesktop Management Middle Tier Serverにアクセスできます。ZENworksデスクトップ管理エージェントポリシーを使用するには、デスクトップ管理エージェントをインストールしておく必要があります。このポリシーは、Novell Clientのみがインストールされている環境では使用できません。詳細については、セクション I, ZENworks 7 Desktop Managementの理解を参照してください。
ZENworksデスクトップ管理エージェントポリシーをセットアップするには
ConsoleOneで、ワークステーションパッケージを右クリックし、プラットフォームページをクリックします。
をクリックして、該当するWindows NTプラットフォームでのDesktop Managementのサポートに関する詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Managementインストールガイド』の「Windows NT 4ワークステーションとの相互運用性」を参照してください。
列の下にある、ZENworksデスクトップ管理エージェントポリシーのチェックボックスを選択します。
この操作により、ポリシーが選択されると同時に有効になります。
をクリックして[設定]ページを表示します。
チェックボックスを選択して、次のフィールドに情報を入力します。
[ZENworks Middle Tier ServerのDNS名またはIPアドレス]: Middle Tier ServerのDNS名またはIPアドレスを指定します。
ここに指定するDNS名またはIPアドレスにより、すべてのDesktop Managementコンポーネント(ワークステーションインベントリ、ワークステーション管理、アプリケーション管理、およびリモート管理)がファイアウォールの外部で機能するために使用するアクセスポイントが指定されます。
関連付けられたワークステーションには、空白ではない値のみが渡されます。
フィールドを空欄のままにすると、この設定は、関連付けられたワークステーションに反映されません。このDNS名またはIPアドレスを変更すると、関連付けられた全ワークステーションについて、次回の起動時にこの設定が適用されます。したがって、クライアントを使用しない環境では、以前の場所へのアクセスを除去する前に、関連付けられたワークステーションが新しいDNS名またはIPアドレスに移行するまで、十分な時間をとる必要があります。
[eDirectory更新間隔(分)]: 矢印を使用してeDirectoryの更新間隔を設定します。ここで設定する間隔により、eDirectory内の新しいポリシーや編集されたポリシーなど、更新された情報をエージェントで検索する頻度が決定されます。
[ZENworks認証ダイアログを表示する]: 起動時にZENworks認証ダイアログボックスを表示する場合は、このチェックボックスを選択します。
[認証ダイアログでのZENworks Middle Tier Serverアドレスの変更を許可する]: Middle Tier Serverのアドレスを変更して別のMiddle Tier Serverを参照することをユーザに許可する場合は、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択すると、ユーザはZENworks認証ダイアログボックスの
ボタンをクリックして、別のMiddle Tier Serverのアドレスを入力できます。[常駐ワークステーションの初期画面ビットマップ]: Windows NT/2000/XPの起動時の初期画面に表示されるビットマップファイルの名前を指定します。関連付けられたワークステーションのWindows NT/2000/XPディレクトリに存在するどのファイルでも指定できます。ビットマップを使用しない場合は、このフィールドを空白のままにしておきます。
[初期画面キャプション]: Windows NT/2000/XPの起動時の初期画面でヘッダに表示されるテキストを指定します。
[ログインウィンドウのビットマップ]: ログインウィンドウに表示するビットマップファイル名を指定します。関連付けられたワークステーションのWindows NT/2000/XPディレクトリに存在するどのファイルでも指定できます。ビットマップを使用しない場合は、このフィールドを空白のままにしておきます。
[一時的ユーザキャッシュを有効にする]: このチェックボックスを選択すると、一時的ユーザキャッシュが有効になります。このオプションを使うと、ワークステーションにキャッシュされている一時的ユーザのアカウント情報を、指定された期間だけワークステーションに保持しておくことができます。つまり、一時的ユーザをログインやログアウトのたびに作成したり、削除したりする必要がありません。これによって、NWGINAでユーザのデスクトップを再作成する時間が短縮されるので、一時的ユーザがすばやくログインできるようになります。
DLU(ダイナミックローカルユーザ)ポリシーは、ユーザがeDirectoryに認証された後にWindows NT/2000/XPワークステーション上に作成されるユーザを設定します。
ワークステーションがネットワークから切断されていて、ユーザがワークステーションのユーザとして登録されていない場合でも、ユーザはキャッシュによってワークステーションを使い続けることができます。
[一時的ユーザのキャッシュ期間(日)]: 矢印を使用して、一時的ユーザの情報を削除する頻度を選択できます。指定した時間が経過し、ユーザが指定時間内にeDirectoryで認証されなかった場合は、すべての一時的ユーザの情報がワークステーションから削除されます。ただし、ユーザが指定時間内にeDirectoryで認証された場合は、このオプションを使用して指定した日数に応じてカウントダウンが再開されます。
タブをクリックします。
次に示すスケジュールタイプを選択します。
これらの各スケジュールの詳細については、[スケジュール]タブの
ボタンをクリックしてください。をクリックしてポリシーを保存します。
ZENworksデスクトップ管理エージェントポリシーを設定するプラットフォームごとに、ステップ 1からステップ 7を繰り返します。
このパッケージの全ポリシーの設定が終了したら、セクション 15.13, ユーザパッケージまたはワークステーションパッケージの関連付けの手順を実行し、ポリシーパッケージを関連付けます。