リモート管理エージェントは、管理対象ワークステーションのブート時に自動的に起動されます。リモートオペレータは、次のいずれかの方法でリモート管理セッションを開始することができます。
メモ:リモート管理をディレクトリベースで開始する場合は、選択されたユーザが管理対象ワークステーションの少なくとも1台にログインしている必要があります。
ディレクトリベースでリモート管理を開始する場合は、次のどちらかの方法で行います。
次の表には、リモート管理セッションを開始するための手順が一覧表示されています。
表 69-1 リモート管理セッションの開始
ConsoleOneで、ユーザオブジェクトを右クリックします。
リモート管理をディレクトリベースで開始する場合は、選択されたユーザが管理対象ワークステーションの少なくとも1台にログインしている必要があります。
をクリックします。
[リモート管理]ダイアログボックスで次を行います。
リモート管理を実行する管理対象ワークステーションのIPアドレスを選択します。
Middle Tierを介してeDirectoryにログインした場合は、IPアドレスのリストにはMiddle TierのIPアドレスが含まれます。このアドレスをフィルタするには、ConsoleOne_installation_directory\1.2\bin\drishtitype.iniファイルで、XTierServerAddressesプロパティを追加し、Middle Tier IPアドレスを指定します。たとえば、XTierServerAddresses = Middle_Tier_IP_address1, Middle_Tier_IP_address2, ...となります。
選択された管理対象ワークステーションで、実行するリモート管理操作を選択します。
を選択し、 をクリックします。
メモ:リモート管理をディレクトリベースで開始する場合は、選択されたユーザが管理対象ワークステーションの少なくとも1台にログインしている必要があります。
パスワードベースでリモート管理を開始する場合は、次の要件が満たされていることを確認します。
表 69-2 パスワードベースでリモート管理を開始するための前提条件
パスワードベースでリモート管理を開始する場合は、次のいずれかの手順で行います。
ConsoleOneで、
> > の順にクリックします。[リモート管理]ダイアログボックスで次を行います。
リモート管理セッションの開始に使用する管理対象ワークステーションのIPアドレスまたはDNS名を入力または選択します。
管理対象ワークステーション上でワークステーションユーザによって設定されたパスワードを入力します。
選択された管理対象ワークステーションで、実行するリモート管理操作を選択します。
ConsoleOneで、ユーザオブジェクトを右クリックします。
リモート管理をパスワードベースで開始する場合は、選択されたユーザが管理対象ワークステーションの少なくとも1台にログインしている必要があります。
をクリックします。
[リモート管理]ダイアログボックスで次を行います。
リモート管理を実行する管理対象ワークステーションのIPアドレスを選択します。
Middle Tierを介してeDirectoryにログインした場合は、IPアドレスのリストにはMiddle TierのIPアドレスが含まれます。このアドレスをフィルタするには、ConsoleOne_installation_directory\1.2\bin\drishtitype.iniファイルで、XTierServerAddressesプロパティを追加し、Middle Tier IPアドレスを指定します。たとえば、XTierServerAddresses = Middle_Tier_IP_address1, Middle_Tier_IP_address2, ...となります。
選択された管理対象ワークステーションで、実行するリモート管理操作を選択します。
をクリックします。
管理対象ワークステーション上でワークステーションユーザによって設定されたパスワードを入力します。
をクリックします。
管理対象ワークステーションがダイナミックNATの背後に設定されている場合、管理対象ワークステーションから管理コンソールにはアクセスできますが、管理コンソールから管理対象ワークステーションにはアクセスできません。この問題を解決するには、次の操作を行います。
管理対象ワークステーションのユーザは、[セッションの要求]オプションを利用して、リモートオペレータに対して、リモート管理セッションの要求を開始する必要があります。
重要:リモート管理エージェントからリモート管理セッションを開始する前に、リモートオペレータは管理コンソールでConsoleOneが実行されていることを確認する必要があります。
セッションを要求するには、管理対象ワークステーションのユーザは次を実行する必要があります。
アイコンを右クリックします。
を選択します。
管理コンソールのIPアドレスまたはDNS名を指定します。
ドロップダウンリストから、
または 操作を選択します。をクリックします。
リモート管理Listenerが要求をリスニングし、リモートオペレータに要求を通知します。リモートオペレータは要求を受け付けて、[Select Authentication Mode]ダイアログボックスで次のアカウント情報を指定する必要があります。
ディレクトリベースの認証に対して
オプションを選択します。または
パスワードベースの認証に対して
オプションを選択します。パスワードベースの認証が選択されている場合は、認証に対するパスワードを入力します。
をクリックします。
ターミナルサーバ上で実行されている管理コンソールへの管理対象サーバからのセッション要求が開始されたときに、ConsoleOneの最初のインスタンスが要求を受信します。ConsoleOneが最初に起動されたセッションのConsoleOneインスタンスがすべて終了するまで、ConsoleOneインスタンスではセッションの要求が受信されません。セッションの要求を受信するには、任意のターミナルセッションでConsoleOneを再び起動する必要があります。