インベントリ同期サービスは、インベントリサービスマネージャによりロードされるサービスです。インベントリ対象ワークステーションが接続されている全インベントリサーバ上で実行され、ワークステーションのインベントリ情報がeDirectoryから削除済みの場合は、接続されているインベントリデータベースからその情報を削除します。
インベントリ同期サービスのスケジュールは、ワークステーションインベントリのインストール後に自動的に作成されません。インベントリ同期サービスのスケジュールを設定するには
ConsoleOne®で、指定されたインベントリサーバのインベントリサービスオブジェクト(Inventory Service_server_name)を右クリックし、 をクリックします。
タブをクリックし、 サブオプションを選択します。
インベントリ同期サービスのスケジュールを設定するために、設定を変更します。
> の順にクリックします。
インベントリ同期スケジューラ(Inventory Sync Scheduler)は、インベントリサービスの同期スケジュールを読み込み、指定時間にインベントリ同期サービスをトリガします。インベントリ同期サービスは、インベントリサービスマネージャにより起動されますが、インベントリサービスSync Schedulerにより有効になります。
インベントリ同期サービスは次の処理を実行します。
インベントリ対象ワークステーションは、インベントリサーバツリー階層の全レベルでインベントリデータベースから削除されます。
メモ:インベントリデータベースのバックアップを復元すると、データベースにはeDirectoryから削除したワークステーションが含まれます。インベントリサービスでは、これらのワークステーションは削除されません。ワークステーションを削除するには、インベントリ削除サービスを実行する必要があります。詳細については、セクション 76.7, 重複するインベントリ対象ワークステーションのインベントリデータベースからの削除を参照してください。