21.3 [ユーザ]の設定

[ユーザ]の設定は、開いているビュー(Application Window、Application Explorer、Application Browser)に関係なくApplication Launcherに適用される一般的な環境設定です。

  1. [Application Launcherの環境設定]ダイアログボックスが開いていることを確認します。このダイアログボックスが開いていない場合は、セクション 21.2, Application Launcher環境設定の表示を参照してください。

  2. [ユーザ]をクリックして、Application Launcherに適用される、一般的な環境設定を表示します。

    [ユーザ]タブが表示された[Applicatioin Launcherの環境設定]ダイアログボックス
  3. 次の設定を指定します。

    [ユーザによる終了を許可する]: ユーザがApplication Launcherを終了できるかどうかを指定します。[いいえ]を選択すると、[Exit Application Launcher (Application Launcherの終了)]オプションが、Application WindowおよびApplication Explorerウィンドウの[ファイル]メニューから削除されます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [[すべて]フォルダを有効に]: [すべて]フォルダをユーザに対して表示するかどうかを指定します。[すべて]フォルダには、アプリケーションのeDirectoryツリーやフォルダ構造に関係なく、ユーザがアクセスできるすべてのアプリケーションが表示されます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [手動更新を有効にする]: デフォルトでは、Application Launcherはユーザのワークステーションで起動すると、ユーザに関連付けられたすべてのアプリケーションに関するeDirectory情報を読み込みます。Application Launcherの開始後にアプリケーションのeDirectoryの情報が変更された場合、Application Launcherがその情報を更新するまで、変更内容はユーザのワークステーションに表示されません。

    前回Application LauncherがeDirectoryを読み込んだ後に、アプリケーション情報に対して行われた変更内容を配布するように、ユーザがApplication Launcherを手動更新できるかどうかを指定します。

    [手動更新を有効にする][時間による更新を有効にする]は、いずれも更新処理を制御するオプションですが、それぞれ独立して機能します。一方のオプションを使用するために、他方を選択する必要はありません。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [パーソナルフォルダを有効にする]: Application Launcherで[パーソナル]フォルダを表示するかどうかを指定します。[パーソナル]フォルダが表示されている場合、ユーザは最もよく使用するアプリケーションをこのフォルダ内に移動して、整理することができます。サブフォルダを作成することもできます。

    このオプションが有効になっている場合、Application Window、Application Explorerウィンドウ、Application Browserのすべてで[パーソナル]フォルダが表示されます。しかし、Application Browserではパーソナルフォルダは作成できません。Application Browserでは、Application WindowやApplication Explorerウィンドウで作成したパーソナルフォルダは表示されますが、別のパーソナルフォルダは作成できません。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([いいえ])が採用されます。

    [時間による更新を有効にする]: デフォルトでは、Application Launcherは起動すると、ユーザに関連付けられたすべてのアプリケーションに関するeDirectory情報を読み込みます。Application Launcherの開始後にアプリケーションのeDirectoryの情報が変更された場合、Application Launcherがその情報を更新するまで、変更内容はユーザのワークステーションに表示されません。

    ユーザが手動でアプリケーションを更新する必要がないように、Application Launcherによって自動的にアプリケーションを更新するかどうかを指定します。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([いいえ])が採用されます。このオプションを[はい]に設定すると、[更新頻度を設定する]オプションによって、Application Launcherがアプリケーションを更新する頻度が決定されます。

    [Read Group Objects for Applications(アプリケーションのためにグループオブジェクトを読み込む)]: Application Launcherでグループオブジェクトを読み取り、グループのメンバーシップを介してユーザがアプリケーションに関連付けられていることを確認するかどうかを指定します。グループは、ユーザとアプリケーションを間接的に関連付ける場合に便利ですが、Application Launcherでグループオブジェクトを読み取ると、パフォーマンスが低下する可能性もあります。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [アプリケーションの継承レベルを設定する]: ユーザに関連付けられたアプリケーションを検索する場合に、検索対象にするペアレントコンテナの数を指定します。

    設定できる値は、-11から999、および[未設定]です。「-1」と入力すると、eDirectoryツリーのルートが検索されます。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([1])が採用されます。

    [更新頻度を設定する]: このオプションは、Application Launcherが時間による更新を行うように設定されている([時間による更新を有効にする]オプションを参照)場合にのみ適用されます。

    ユーザに関連付けられている新しいまたは変更されたアプリケーションオブジェクトを検索する場合に、Application LauncherがeDirectoryを検索する頻度を指定します。変更内容をすぐに反映させるようにする場合は、更新間隔を短くしておくと便利です。ただし、更新間隔を短くすると、ネットワークのトラフィックが増大します。

    設定できる値は、0から999,999,999(秒)、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値(43200秒、つまり12時間)が採用されます。

    [ランダムリフレッシュ分散を設定する]: デフォルトでは、Application Launcherは起動すると、すぐにeDirectoryを読み込んで、ユーザに関連付けられたすべてのアプリケーションに対する情報を取得します。このオプションを使用すると、起動時にユーザのローカルキャッシュディレクトリからアプリケーション情報を取得し、後でeDirectoryからその情報を更新するようにApplication Launcherを設定することができます。こうすることにより、朝のログイン時間などのピーク時間に(Application LauncherによるeDirectoryの読み込みによって発生する)ネットワークトラフィックを減らすことができます。

    設定できる値は、[未設定][カスタム]です。[カスタム]を選択した場合は、Application Launcherが最初の更新時間を決定する範囲を指定します。たとえば、「3600」秒(1時間)と指定すると、Application Launcherは0から3600までの数字をランダムに選択して、起動後その時間が経過すると最初の更新を行います。範囲フィールドに「0」と入力すると、Application Launcherは起動直後に更新します。

    [未設定]を選択しても、カスタム設定が含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([0])が採用されます。つまり、Application Launcherは起動時に更新します。

    [電子メール属性を指定します]: アプリケーションオブジェクトの[プロパティ]ダイアログボックスにある[ヘルプ担当者]タブに電子メール名を表示するときに使用するeDirectory属性を指定します。アプリケーションに問題が発生した場合、ユーザは、電子メールで担当者に問い合わせることができます。表示される電子メール名は、ここで指定するeDirectory属性から引き出されます。担当者として定義されているすべてのユーザに選択されている属性を読み取るために必要なeDirectory権利が、ユーザに割り当てられていることが必要です。

    設定できる値は、すべてのeDirectory属性および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([インターネットメールアドレス])が採用されます。

    [関連付けが解除されてからアンインストールされるまでの日数]: ユーザとアプリケーションとの関連付けが解除されてから何日後にApplication Launcherがアプリケーションをアンインストールするかを指定します。

    設定できる値は、-1から730(秒)、および[未設定]です。ユーザとアプリケーションとの関連付けが解除されたらすぐにアプリケーションをアンインストールする場合は、「0」と指定します。LAN環境などの可用性の高い環境にいるユーザに対してのみ、0を使用する必要があります。ワイヤレスネットワーク接続を使用してないワークステーションのユーザ、またはZENworks Middle Tier Serverを経由してeDirectoryに接続しているワークステーションのユーザに対しては、この設定を使用しないでください。これらのいずれかの環境での設定として0を使用すると、アプリケーションのリフレッシュ中にワークステーションのネットワーク接続が失われた場合、アプリケーションがアンインストールされます。-1の設定または1以上の設定を使用することをお勧めします。

    ユーザとの関連付けが解除されたときにアプリケーションをアンインストールしない場合は、-1を指定します。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([-1])が採用されます。

    メモ:このオプションを使用するには、アプリケーションのアンインストール機能を有効にしておく必要があります。詳細については、セクション 43.0, アプリケーションのアンインストールを参照してください。

    [Application Launcherの自動起動]: この設定は、ZENworks 6.5より古いバージョンのApplication Launcherにのみ適用されます。ZENworks 6.5では、この設定は、ZENworksデスクトップ管理エージェントインストールプログラムでの起動オプションを指定する機能に置き換わっています。

    ZENworks 6.5よりも古いバージョンのApplication Launcherを使用する場合は、ユーザがWindowsワークステーションにログオンしたときにApplication Launcherが自動的に起動されるよう、Application Launcherをユーザの[スタートアップ]フォルダに追加するかどうか指定します。Application Launcherは起動すると、[スタートアップ]フォルダに追加されたときに使用されていたビュー(Application WindowまたはApplication Explorer)を表示します。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([いいえ])が採用されます。

    [リムーバブルキャッシュからの読み込みを有効にする]: Application Launcherが、CD、Jaz*、Zip*ドライブなどのリムーバブルメディア上のキャッシュディレクトリから情報を読み込めるようにするかどうかを指定します。

    このオプションを[いいえ]に設定すると、ユーザはリムーバブルメディアからアプリケーションを起動したり、アンインストールできなくなります。ただし、Application Launcherは依然としてローカルハードドライブのキャッシュを読み込むことができます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [キャッシュへの書き込みを有効にする]: Application Launcherが情報をキャッシュディレクトリに書き込めるようにするかどうかを指定します。

    キャッシュディレクトリの主な目的は、ユーザがeDirectoryから切断されても、オフラインで作業できるようにすることです。このオプションを[いいえ]に設定すると、ローカルキャッシュが無効になり、ユーザはeDirectoryまたはリムーバブルキャッシュに接続しない限り、アプリケーションを使用できなくなります。ユーザが手動でオフラインに切り替えないようにするため、Application Launcherの[オフライン作業]機能も同時に無効になります。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [チェックポイントの[延期]ボタンを有効にする]: 低速リンクを介して大きなアプリケーションを配布するには、長い時間がかかります。ユーザがワークステーションへのアプリケーションの配布を延期できる[延期]ボタンを表示するかどうかを指定します。[延期]ボタンを有効にすると、ユーザのワークステーションがリモートモードで動作しているのをApplication Launcherが検出した場合([リモートアクセス検出方法を設定する]オプションを参照)のみこのボタンが表示されます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [常に参照を評価する]: eDirectoryへの呼び出しを行うときに、eDirectoryレプリカの場所を評価して、その時点で最もアクセスしやすいレプリカを使用するのか、それとも、最初にeDirectoryレプリカが見つかった時点ですべてのeDirectory呼び出しを強制的に実行するのかを指定します。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の入ったペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([いいえ])が採用され、すべてのeDirectory呼び出しでは強制的に同じレプリカが使用されます。

    [自動アイコンクリーンアップを有効にする]: この設定は、Application Launcherがターミナルサーバ(Microsoft WindowsターミナルサーバまたはCitrix* MetaFrame*)上で実行されている場合のみ適用されます。

    Application Launcherの終了時に、ユーザのターミナルサーバセッションデスクトップからアプリケーションアイコンを削除するかどうかを指定します。通常、このオプションを[はい]に設定して、アプリケーションアイコンをクリーンアップします。しかし、同じユーザ名でログインしてアプリケーションを実行するターミナルサーバユーザが複数いる場合は、このオプションを無効にする必要があります。無効にしない場合は、あるユーザがApplication Launcherを終了すると、すべてのユーザのターミナルサーバセッションデスクトップからアプリケーションアイコンが削除されます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [リモートアクセス検出方法を設定する]: Application Launcherは、アクティブなダイヤルアップ接続を検出するとリモートモードで起動します。アクティブなダイヤルアップ接続が検出されなかった場合は、ユーザのワークステーションがローカルモードまたはリモートモードで動作していることを検出するかどうかを指定できます。設定できる値は次のとおりです。

    • [ユーザは常にローカル]: Application Launcherは、ユーザがローカルユーザであるかのように機能します。

    • [ユーザは常にリモート]: Application Launcherは、ユーザがリモートユーザであるかのように機能します。

    • [プロンプト]: Application Launcherは、ユーザにローカルまたはリモートのいずれかを選択するように求めます。

    • [最大インタフェース速度を使用して自動検出する]: Application Launcherは、ネットワークインタフェースカードの最大速度を検出し、その速度からユーザがローカルまたはリモートのいずれであるかを判別します。このオプションを選択する場合、ローカルステータスとリモートステータスを判別する接続速度(しきい値)を設定する必要があります。

      重要:この機能はWindowsのsensapi.dllを使用します。Windows NT 4では、このDLLはInternet Explorer 6を使用している場合のみインストールされます。この機能がWindows NT 4ワークステーションで動作しない場合は、IE 6にアップデートしてDLLをインストールします。

    • [ネットワークIDを使用して検出する]: Application Launcherは、ユーザがローカルまたはリモートのいずれであるかを判別するために、ワークステーションのネットワークID(ネットワークアドレスとも呼ばれます)を使用します。

      このオプションを選択する場合、ユーザがローカルまたはリモートのいずれであるかを判別するためのネットワークIDを入力する必要があります。ネットワークIDを特定するには、32ビットIPアドレスおよび32ビットサブネットマスクのビット論理比較演算ANDを実行し、その結果得られる32ビットネットワークIDをドット区切りの10進表記に変換します。AND比較演算では、比較される2つのビットが両方とも1の場合のみ、比較結果は真(1)になります。それ以外の場合、結果は偽(0)になります。例:

      10000001 00111000 10111101 00101001

      (IPアドレス: 129.56.189.41)

      11111111 11111111 11110000 00000000

      (サブネットマスク: 255.255.240.0)

      10000001 00111000 10110000 00000000

      (ネットワーク ID: 129.56.176.0)

      指定のネットワークIDと一致するネットワークIDを持つワークステーションをローカルとして判断する場合は、[Network ID Is Equal to This Network ID (ネットワークはこのネットワークIDに一致)]を選択します。

      指定のネットワークIDと一致しないネットワークIDを持つワークステーションをローカルとして判断する場合は、[このネットワークIDに一致しない]を選択します。

    • [未設定]: [未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれる親コンテナがない場合は、デフォルト値([ユーザは常にローカル])が採用されます。

    [すべてのポップアップウィンドウを前画面に表示する]: 起動されたアプリケーションを、現在開いている他のデスクトップウィンドウの前面に表示するかどうかを指定します。設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    Windows 98ワークステーションでは、デフォルトのシステム設定ですでにポップアップウィンドウが強制的に最前面に表示されるので、この設定は影響がありません。しかし、Windows 2000およびWindows XPのデフォルトのシステム設定では、すべてのポップアップウィンドウは現在のアプリケーションのアクティブウィンドウの後ろに表示されます。Application Launcherを使用すると、起動されたアプリケーションはApplication Launcherウィンドウの後ろに表示されます。このオプションを有効にしてWindowsレジストリの設定を変更すると、すべてのポップアップウィンドウは、アプリケーションの起動によって生成されたウィンドウでなくても、最前面に表示されます。これは、Microsoft Tweak UIユーティリティ(tweakui.exe)を使用してレジストリの設定を変更した場合と似た結果になります。

    [[Middle Tierログイン]を有効にする]: ユーザが(まだMiddle Tierセッションを実行していない場合に)Middle Tierサーバを介してログインできるようにするApplication Launcherメニュー項目を追加するかどうかを指定します。設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。 > [未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト設定([はい])が採用されます。

    [BITSを有効にする]: Application LauncherがBITS (Microsoft Background Intelligent Service)を使用してユーザのアプリケーションをワークステーションに転送できるようにするかどうかを指定します。使用可能なネットワーク帯域幅を他のアプリケーションと奪い合うApplication Launcherの標準の転送モードと異なり、BITSはアイドル状態のネットワーク帯域幅を使用してファイルを転送し、使用できるアイドル状態のネットワーク帯域幅の量に基づきファイルの転送率を増減させます。たとえば、ネットワークアプリケーションが消費する帯域幅が増えると、BITSはその転送率を下げます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれる親コンテナがない場合は、デフォルト設定([いいえ])が採用されます。

    Application LauncherでBITSを使用できるようにするために必要な追加の設定作業については、セクション 34.0, 高度な配布:BITSを使用したアプリケーションの転送を参照してください。

    [ユーザによるBITS転送の上書きを許可する]: アプリケーションの転送のためにアイドル状態のネットワーク帯域幅がBITSによって使用されるため、ユーザがアプリケーションの起動を試みたときにアプリケーションを使用できない場合があります。次の中から、この場合に実行するアクションを指定します。

    • [はい] (デフォルト):Application LauncherはBITSジョブをキャンセルしてアプリケーション自体を転送します。
    • [いいえ]:BITSが転送の制御を維持します。ユーザは転送が完了するまでアプリケーションを起動することはできません。
    • [プロンプト]:BITS転送を中断してただちにApplication Launcherでアプリケーションをダウンロードするかどうかに関して、ユーザにメッセージを表示します。