[ターミナルサーバクライアント]タブは、ターミナルサーバアプリケーション用に作成されたアプリケーションオブジェクトでのみ使用できます。
[ターミナルサーバクライアント]タブには、アプリケーションオブジェクトで定義されたクライアントプロトコルがICAかRDPかによって、次のいずれかのページがあります。
次の図に示す[ICA設定]プロパティページでは、Citrix MetaFrameサーバからアプリケーションを起動する際にCitrix ICAクライアントが使用する設定を定義できます。
図 48-55 アプリケーションオブジェクト>[ターミナルサーバクライアント]タブ>[ICA設定]ページ
Citrixで定義されているアプリケーション名を正確に指定します。
アプリケーションをホストするCitrixサーバを追加します。サーバを追加するには、
ボタンをクリックし、サーバのIPアドレスまたはホスト名を指定してから をクリックします。ここで定義したサーバは、アプリケーションがApplication LauncherまたはNALプラグインから起動する場合にのみ使用されます。ZENworks Launchガジェットは、この環境設定で定義されたサーバを使用します。ZENworks Launchガジェットの環境設定に関する詳細については、セクション 26.0, ZENworks Launchガジェット:設定を参照してください。
[RDP設定]プロパティページでは、Windowsターミナルサーバからアプリケーションを起動する際にRDPクライアントが使用する設定を定義できます。
図 48-56 アプリケーションオブジェクト>[ターミナルサーバクライアント]タブ>[RDP設定]ページ
[プログラム]設定では、アプリケーションが実行される場所を定義します。
タブをクリックすると、次の設定が表示されます。[Terminal server address and server port (ターミナルサーバのアドレスとサーバポート)]: ターミナルサーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。ターミナルサーバでデフォルトポートの3389を使用しない場合は、[サーバポート]フィールドを編集して正しいポート番号を指定します。
[サーバドメイン]: ターミナルサーバが、Windows NTドメインまたはActive Directoryドメインに含まれている場は、ドメイン名を指定します。ドメインのユーザ名およびパスワードがeDirectoryのユーザ名およびパスワードと一致する場合、ユーザはアプリケーションを起動する際にターミナルサーバへのログインを要求されません。
[アプリケーションパス]: アプリケーションの実行可能ファイルのパスを、ターミナルサーバを基準に指定します。ターミナルサーバでConsoleOneを実行している場合は、ファイルを参照して選択できます。
[作業ディレクトリ]: アプリケーションの作業ファイルを保存するディレクトリへのパスを指定します。
[表示]では、RDPクライアントセッションに使用するウィンドウのサイズおよび色の数を指定することができます。[表示]タブをクリックすると、次の設定が表示されます。
[リモートデスクトップサイズ]: RDPクライアントセッションに使用するウィンドウのサイズを選択します。ウィンドウサイズにより、情報が表示される際の画面解像度と、ウィンドウに使用される画面領域のサイズが決定されます。解像度が高くなるほど、ウィンドウサイズと情報の表示は小さくなります。
デフォルトでは、ユーザのRDPクライアント設定が使用されます。サイズは、フルスクリーン表示または別の標準画面解像度に変更できます。
[色]: RDPクライアントセッションに使用する色の数を選択します。256色、ハイカラー(15ビット)、ハイカラー(16ビット)、またはハイカラー(32ビット)のいずれかを選択できます。デフォルトは256色です。