ZENworks 7 Desktop Mangementインベントリスキャナを使用することにより、一度もネットワークに接続したことのないワークステーションのハードウェアおよびソフトウェア情報を収集することができます。
ネットワークに接続したことのないワークステーションのインベントリを収集するには、次の節を参照してください。
ネットワークに接続されたことのないワークステーションのインベントリを収集するには、次の前提条件が満たされていることを確認します。
ネットワークに接続されたことのないワークステーションのインベントリを収集するには
スキャンの対象になるワークステーションのeDirectoryワークステーションオブジェクトを手動で作成します。
ネットワークに接続されていて、ZENworks 7インベントリエージェントおよび推奨されるバージョンのNovell Clientがインストールされている既存のインベントリ対象ワークステーションで、コンソールプロンプトから次のコマンドを入力します。
zwsreg.exe -unreg
zwsreg.exe -IMPORTWS workstation_name -IMPORTSERVER NONE
zwsreg.exe -unreg
zwsreg.exeの実行方法に関する詳細については、セクション 9.3, Zwsreg.exeの使用を参照してください。
次の内容のzfdscanner.iniファイルをワークステーションに手動で作成します。
[ZfDScanner]
WorkstationTypedDN=complete_typed_workstation_DN
TreeName=eDirectory_tree_name
ServerName=Inventory_server_DNS_name
WMIScan=TRUE or FALSE
DMIScan=TRUE or FALSE
ScheduleFullScan=a_value_between _5_and_100
CustomHWScan=TRUE or FALSE
CustomHWScanBinaryName=name_of_binary_.exe
SoftwareScan=TRUE
次のパラメータについて、有効な値を入力する必要があります。WorkstationTypedDN、TreeName、およびServerName。残りのパラメータについて、値を指定しない場合、または無効な値を指定した場合、インベントリスキャナは次に示すデフォルト値を設定します。
WMIScan = TRUE
DMIScan=TRUE
ScheduleFullScan=5
CustomHWScan=FALSE
CustomHWScanBinaryName=
ZENworks 7 Desktop Management ConsoleOneを使用して、次の.iniファイルを作成します。asset.ini、zippnames.ini、ibmnames.ini、およびhwrules.ini。
ConsoleOneで、ワークステーションパッケージを右クリックし、
> の順にクリックしたうえで、次のいずれかのサブオプションを選択します。 、 、 、 、または 。[ワークステーションインベントリポリシー]を選択して、
をクリックします。タブをクリックして、次の操作を実行します。
[アセット情報]を設定し、asset.iniファイルとして保存します。
ボタンをクリックして、この設定をローカルディレクトリに[圧縮された名前]をデフォルト値を使って設定するには、zippnames.iniファイルとして保存します。
ボタンをクリックします。 ボタンをクリックして、この設定をローカルディレクトリに[IBMNames]をデフォルト値を使って設定するには、ibmnames.iniファイルとして保存します。
ボタンをクリックします。 ボタンをクリックして、この設定をローカルディレクトリに[HWRules]にデフォルト値を設定するには、hwrules.iniファイルとして保存します。
ボタンをクリックします。 をクリックして、この設定をローカルディレクトリに(省略可能)カスタムハードウェアスキャン機能が必要な場合は、customhwattrlist.iniを作成します。
デフォルトで
チェックボックスが選択されます。ステップ 3で作成したINIファイルを、スキャンの対象にするワークステーションの%SystemRoot%\zenworksディレクトリにコピーします。
generaldictionary.xmlおよびprivatedictionary.xmlをインベントリサーバのzenworks_installation_drive_or_volume\zenworks\inv\server\ dictdirからスキャン対象のワークステーションの%SystemRoot%\zenworksディレクトリにコピーします。
インベントリの対象にするワークステーションでZENworks 7 Desktop Managementインベントリスキャナを実行します。コンソールプロンプトで、ZENworksインベントリインストールディレクトリから次のコマンドを入力します。
zfdinvscanner.exe -d zfdscanner.ini_ file_path
ヒント:zfdscanner.iniが、ZENworks 7 Desktop Managementスキャナの実行元と同じ場所に存在する場合、インベントリスキャナを実行するためにzfdscanner.ini_ file_pathを指定する必要はありません。
インベントリスキャナは.strファイルを生成して、%SystemRoot%\zenworksディレクトリに保存します。
.strファイルをInventory_server_installation_path\zenworks\scandirディレクトリにコピーします。
ネットワークに接続されたことのないワークステーションのインベントリを収集する際、次に示す制限に注意する必要があります。
フルスキャンを起動するには、ワークステーションの%SystemRoot%\zenworks\hist.iniを削除し、コマンドラインからZENworks 7 Desktop Managementスキャナを実行します。