69.9 リモート管理ポートの設定

リモート管理エージェントとリモートコントロールリスナは、それぞれTCPポート1761と1762にバインドされています。ポート番号が他のアプリケーションと重複する場合は、次の方法によって、バインドするポート番号を変更できます。

69.9.1 リモート管理エージェントポートの設定

リモート管理エージェントポートは、デフォルトではTCPポート1761にバインドします。次の手順に従うと、別のTCPポート上で実行するように設定できます。

  1. ZENworks_agent_directory\remotemanagement\rmagent\rmcfg.iniファイルを開きます。

  2. ファイルのリモート管理エージェントポートセクションで、DefaultCommPortを目的のポート番号に設定します。

  3. Novell ZENworksリモート管理サービスを再起動します。

リモート管理エージェントが1761以外のポートで実行されている管理対象ワークステーションに対してリモートセッションを開始するには、管理コンソールで次の変更が必要になります。

  1. ConsoleOne_directory\1.2\bin\rmports.iniファイルを開きます。

  2. ファイルのリモート管理エージェントポートセクションで、ポート番号を追加します。

メモ:複数の管理対象ワークステーションで、リモート管理エージェントがそれぞれ異なるポートで実行されている場合は、リモート管理エージェントポートセクションにそれらのポート番号を縦に列挙します。

69.9.2 Remote Control Listenerポートの設定

Remote Control Listenerポートは、デフォルトではConsoleOneの起動時にTCPポート1762にバインドします。次の手順に従うと、別のTCPポート上で実行するように設定できます。

  1. ConsoleOne_directory\1.2\bin\rmports.iniファイルを開きます。

  2. ファイルのRemote Control Listener Portセクションで、DefaultCommPortを目的のポート番号に設定します。

  3. ConsoleOneを再起動します。

リモートコントロールリスナが1762以外のポートで実行されている管理コンソールに対してリモートセッション要求を開始するには、管理対象ワークステーションで次の変更が必要になります。

  1. ZENworks_agent_directory\remotemanagement\rmagent\rmcfg.iniファイルを開きます。

  2. ファイルのRemote Control Listener Portsセクションで、ポート番号を追加します。

メモ:複数のRemote Control Listenerを別々の管理コンソールの別々のポート上で実行している場合は、Remote Control Listener Portsセクションにそれらのポート番号を縦に列挙します。