デスクトップ管理エージェントがインストールされているワークステーションに、Novell Client™が以前にインストールされている場合、Novell Clientは引き続きログイン時に起動します。Clientをそのままにしておくことで、ワークステーションがファイアウォール内にあり、ZENworks Middle Tier Serverによる認証の必要がないことが前提となります。ただし、デスクトップ管理エージェントをインストールすると、ワークステーションが新しいZENworks 7デスクトップ管理機能にアップグレードされます。これには、更新された機能が含まれています。
ZENworks Desktop ManagementによるNovell Clientの使用方法については、『Novell ZENworks 7 Desktop Management管理ガイド』を参照してください。
この節では、デスクトップ管理エージェントがインストールされているかどうかに関係なく、ユーザのワークステーションに従来のNovell Clientがインストールされている場合に、ZENworksユーザおよびワークステーションポリシーがeDirectoryの認証を受けるために必要なアカウント情報(つまりユーザIDとパスワード)について説明します。
この情報は、インストール時にこれらのアカウント情報を指定する理由を理解するのに役立ちます。このガイドは、次の章で構成されます。
次の表は、ZENworksデスクトップ管理ユーザポリシーで必要なアカウント情報を示します。このポリシーは、Novell Clientを使用してeDirectoryから認証を受けます。
表 16-1 Novell Clientを使用して認証を受けるデスクトップ管理ユーザポリシーで必要なアカウント情報
次の表は、ZENworksデスクトップ管理ワークステーションポリシーで必要なアカウント情報を示します。このポリシーは、Novell Clientを使用してeDirectoryから認証を受けます。
表 16-2 Novell Clientを使用して認証を受けるデスクトップ管理ワークステーションポリシーで必要なアカウント情報