この節では、次の情報について紹介します。
OES Linuxは、デフォルトではSLES 9認証局(CA)サーバの証明書を使用するようにApache 2を設定して、Apache 2でSSLが使用できるようにします。サードバーティの証明書が必要な場合には、Apache HTTP サーバ バージョン 2.0 ドキュメントで説明されている方法に従って、Apache 2をSSL用に設定する必要があります。
デフォルトでは、SLES 9 SP1インストールプログラムはApache Webサービスをインストールしません。以下の手順は、デフォルトのSLES 9 SP1インストールオプションに基づいています。これらのデフォルトのオプションを変更した場合には、結果は異なることがあります。
メモ:パスフレーズを必要とする証明書は、ZENworks Middle Tier Serverではサポートされていません。
初期サーバインストール後に、SLES 9 SP1でWebサービスをセットアップするには、次の手順に従います。
YaSTで、
> を選択します。HTTPサーバのインストールには、ソースCDまたはインストール場所が必要です。.
HTTPサーバをSSL用に設定します。
YaSTで、
> を選択して、HTTPサーバをSSL用に設定します。を選択します。
リストで、 を選択し、 をクリックします。
リストで、 を選択し、 をクリックします。
SSLの設定画面で、
をクリックし、 を選択し、 、 の順にクリックし、 を選択します。リストに、2つの新しい項目( および )が追加されます。これらのオプションは、SSL証明書およびキーファイルの場所を設定します。
をクリックし、もう一度 をクリックし、 をクリックして設定の変更を保存し、YaSTを終了します。
テキストエディタで /etc/sysconfig/apache2ファイルを開き、APACHE_SERVER_FLAGS変数を"SSL"に設定します。例:
APACHE_SERVER_FLAGS=”SSL”
ファイルを保存します。
rcapache2 restartコマンドを使用して、Apache2 Webサーバを再起動します。
これで、SSLはApache Webサーバ上で設定されています。サーバで読み込みの問題が生じた場合には、apache2ctl configtestを使用して、エラーを識別してください。