ZENworks Desktop Managementから、ワークステーションインベントリを自動的にアンインストールすることはできません。インベントリサーバ、Sybase上のインベントリデータベース、Novell eDirectory™オブジェクト、およびConsoleOne®ファイルを手動で削除する必要があります。
メモ:インベントリデータベースがOracleまたはMS SQLにマウントされている場合は、OracleまたはMS SQLによって推奨されているアンインストール手順に従ってください。
ワークステーションインベントリコンポーネントがインストールされているすべてのサーバおよびワークステーションから、オブジェクトとファイルを削除する必要があります。
ワークステーションインベントリが企業内に展開されている場合は、まずすべてのリーフサーバをアンインストールしてから、中間サーバ、ルートサーバの順にアンインストールします。
ワークステーションインベントリをアンインストールする前に、必ずルートサーバ内のインベントリデータベースのバックアップを作成し、保存しておいてください。
ワークステーションインベントリを手動でアンインストールするには、次の手順に従います。
インベントリサーバ上のInventory Serviceを停止します。
ZENworksデータベースポリシーが有効になっている場合は、無効にします。
ConsoleOneで、SLPオブジェクトのプロパティパッケージを右クリックし、
、 の順にクリックします。[ZENworksデータベース]ポリシーを選択して
をクリックし、 タブをクリックします。指定したインベントリデータベースのエントリを削除し、
をクリックします。重要:ZENworksデータベースポリシーが複数のインベントリサーバで使用されている場合、それらのインベントリサーバをアンインストールしてからこの手順を実行する必要があります。詳細については、インベントリサーバソフトウェアのアンインストールを参照してください。
ワークステーションインベントリポリシーを無効にします。
ConsoleOneで、ワークステーションパッケージオブジェクトを右クリックし、
をクリックします。をクリックし、適切なオペレーティングシステムのサブオプションを選択します。
ワークステーションインベントリポリシーが有効になっている場合は、ポリシーを選択して
ボタンをクリックし、 をクリックします。ワークステーションインベントリポリシーの選択を解除します。
、 の順にクリックします。
重要:複数のオペレーティングシステムにワークステーションインベントリポリシーを設定している場合は、[ポリシー]タブで該当するオペレーティングシステムのサブオプションを選択し、この手順を繰り返します。
ロールアップポリシーとディクショナリ更新ポリシーが設定されている場合は、これらのポリシーを無効にします。
ConsoleOneで、サーバパッケージを含むコンテナを検索し、サーバパッケージを右クリックします。
、 の順にクリックし、 または サブオプションをクリックします。ロールアップポリシーを選択し、
ボタンをクリックして、 をクリックします。ロールアップポリシーの選択を解除します。
ディクショナリ更新ポリシーを選択し、
ボタンをクリックして、 をクリックします。ディクショナリ更新ポリシーの選択を解除します。
、 の順にクリックします。
ConsoleOneで、Inventory Serviceオブジェクトを含むコンテナを検索し、Inventory Serviceオブジェクトを削除します。
ConsoleOneで、インベントリデータベースオブジェクトを含むコンテナを検索し、インベントリデータベースオブジェクトを削除します。
この節では、次の情報について紹介します。
Sybaseコンソールプロンプトで「q」と入力してSybaseを停止します。
sys:\system\mgmtdbs.ncfからdatabase_path\mgmtdb.dbエントリを削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesのINVDBPATHキーの値をメモします。
データベースファイルに格納されているインベントリ情報を使用する場合は、INVDBPATHにあるデータベースファイル(mgmtdb*.db)の確実なバックアップを作成します。
INVDBPATHキーで指定された値から、mgmtdb.logを含むインベントリデータベースファイル(mgmtdb*.db)を削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesからINVDBPATHキーを削除します。
ZFD_INVENTORY_DATABASE_SERVERキーを削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesから次のセクションを削除します。
[ZfD_Inventory_Database_Server]Version = 7.0 Desktop Management product build date
Installed_From = Product CD
Support_Pack = 0
Sybaseがアンインストールされておらず、他のZENworks製品によって使用されている場合は、Sybaseを起動します。
Sybaseを起動するには、NetWareサーバコンソールのプロンプトで「mgmtdbs.ncf」と入力します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリのDBENGINEPATHキーの値をメモします。
Sybaseを停止します。
Windowsのコントロールパネルで
、 の順にダブルクリックします。を選択し、 をクリックします。
エントリを削除します。
dbengine_installation_directory\ntdbconfig.exeを実行します。
[NTDBConfig]ダイアログボックスで、mgmtdb.dbへのパスを削除し、 をクリックします。
他の.dbエントリが1つもない場合は、手順4に進む前にSybaseエンジンを削除します。
Sybaseエンジンの削除方法については、Sybaseエンジンのアンインストールを参照してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリのINVDBPATHキーの値をメモします。
データベースファイルに格納されているインベントリ情報を使用する場合は、INVDBPATHにあるデータベースファイル(mgmtdb*.db)の確実なバックアップを作成します。
INVDBPATHキーで指定された値から、mgmtdb.logを含むインベントリデータベースファイル(mgmtdb*.db)を削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリからINVDBPATHキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKS\ZFDレジストリエントリからインベントリデータベースサーバキーを削除します。
Sybaseがアンインストールされておらず、他のZENworks製品によって使用されている場合は、Sybaseを起動します。
Windowsのコントロールパネルで
、 の順にダブルクリックします。を選択し、 をクリックします。
Linuxサーバのプロンプトで「/etc/init.d/novell-zdm-sybase stop」と入力します。
サーバのプロンプトで、「rpm -e novell-zenworks-invdb」と入力します。
データベースファイルに格納されているインベントリ情報を使用する場合は、INVDBPATHにあるデータベースファイル(mgmtdb*.db)の確実なバックアップを作成します。
/etc/opt/novell/zenworks/zenworks.propertiesからINVDBPATHキーを削除します。
ZFD_INVENTORY_DATABASE_SERVERキーを削除します。
/etc/opt/novell/zenworks/zenworks.propertiesから次のセクションを削除します。
[ZfD_Inventory_Database_Server]Version = 7.0 Desktop Management product build date
Installed_From = Product CD
Support_Pack = 0
Sybaseがアンインストールされておらず、他のZENworks製品によって使用されている場合は、Sybaseを起動します。
Sybaseを起動するには、サーバのプロンプトで「/etc/init.d/novell-zdm-sybase start 」と入力します。
Sybaseエンジンは、他のZENworks製品で使用されていない場合に限り、削除することができます。
Sybaseが他のZENworks製品で使用されている場合、データベースをアンインストールしてから、Sybaseエンジンをアンインストールする必要があります。詳細については、Sybaseインベントリデータベースのアンインストールを参照してください。
Sybaseコンソールプロンプトで「q」と入力してSybaseを停止します。
sys:\system\zenworks.propertiesのDBENGINEPATHキーの値をメモします。
sys:\system\mgmtdbs.ncfの.dbエントリをチェックして、データベースサーバにデータベースがマウントされていないかどうか確認します。
ファイルに .dbエントリが含まれていなければ、mgmtdbs.ncfを削除します。ファイルに.dbエントリが含まれている場合は、Sybaseエンジンを削除しないでください。
sys:\system\autoexec.ncfからmgmtdbs.ncfエントリを削除します。
DBENGINEPATHで指定されているディレクトリ(手順3で確認)を削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesからDBENGINEPATHキーを削除します。
Sybaseが他のZENworks製品で使用されている場合、データベースをアンインストールしてから、Sybaseエンジンをアンインストールする必要があります。詳細については、Sybaseインベントリデータベースのアンインストールを参照してください。
Sybaseを停止します。
Windowsのコントロールパネルで
、 の順にダブルクリックします。を選択します。
をクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリのDBENGINEPATHキーの値をメモします。
データベースがデータベースサーバにマウントされているかどうかを確認します。
dbengine_installaton_directory\ntdbconfig.exeを実行して、.dbエントリが含まれているかどうかを調べます。
データベースがデータベースサーバにマウントされている場合は、ntdbconfig.exeファイルに.dbエントリが含まれています。ntdbconfig.exeに.dbエントリが含まれている場合は、Sybaseエンジンを削除しないでください。
.dbエントリが存在しなければ、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CURRENTCONTROLSET\ SERVICESレジストリエントリからASANYS_ZENWORKSキーを削除します。
DBENGINEPATHで指定されているディレクトリを削除します。
Sybaseが他のZENworks製品で使用されている場合、まずデータベースをアンインストールしてから、Sybaseエンジンをアンインストールする必要があります。詳細については、Sybaseインベントリデータベースのアンインストールを参照してください。
Linuxサーバのプロンプトで「/etc/init.d/novell-zdm-sybase stop」と入力します。
/etc/opt/novell/zenworks/bin/mgmtdbs.shの.dbエントリをチェックして、データベースサーバにデータベースがマウントされていないかどうか確認します。
ファイルに .dbエントリが含まれていなければ、mgmtdbs.shを削除します。ファイルに.dbエントリが含まれている場合は、Sybaseエンジンを削除しないでください。
/etc/opt/novell/zenworks/zenworks.propertiesからDBENGINEPATHキーを削除します。
サーバのプロンプトで、「rpm -e novell-zenworks-sybase」と入力します。
この節では、次の情報について紹介します。
インベントリサーバのサーバコンソールプロンプトでStopSer *と入力し、インベントリサービスを停止します。
java.nlmをアンロードします。サーバコンソールで、java -exitと入力します。
sys:\system\zenworks.propertiesファイルのINVSRVPATHキーおよびZWSPATHキーの値をメモします。
ZFD_INVENTORY_SERVERキーを削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesから次のセクションを削除します。
[ZfD_Inventory_Server]Version = 7.0 Desktop Management product build date
Installed_From = Product CD
Support_Pack = 0
invsrvpath\scandirディレクトリを削除します。
invsrvpath\serverディレクトリを削除します。
sys:\system\autoexec.ncfから次のエントリを削除します。
; ZENworks Inventory Settings
StartInv.ncf
sys:\systemディレクトリから次のファイルを削除します。
インベントリサーバにPolicy and Distribution ServicesとXMLプロキシサーバがインストールされていない場合は、ZWSPATHによって指定されているディレクトリを削除して、ZENworks Web Serverコンポーネントを削除します。
sys:\system\autoexec.ncfから次のエントリを削除します。
; ZENworks Inventory Settings
ZFS.ncf
sys:\systemディレクトリからzwsstart.ncfファイルを削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesからZWSPATHキーを削除します。
zws_volume:\zfs-startup.xmlを削除します。
zws_volume:\zenworks\zfs.ncfを削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesからINVSRVPATHキーを削除します。
インベントリサーバ上のInventory Serviceを停止します。
Windowsのコントロールパネルで
、 の順にダブルクリックします。を選択し、 をクリックします。
を選択し、 をクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリのNVSRVPATHおよびZWSPATHキーの値をメモします。
invsrvpath\scandirディレクトリを削除します。
invsrvpath\serverディレクトリを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CURRENTCONTROLSET\SERVICESレジストリエントリからZENINVENTORYキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKS\ZFDレジストリエントリからインベントリサーバキーを削除します。
インベントリサーバにPolicy and Distribution ServicesおよびXMLプロキシサーバがインストールされていない場合は、ZENworks Web Serverコンポーネントを削除します。
zwspathディレクトリを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリからZWSPATHキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CURRENTCONTROLSET\SERVICESレジストリエントリからZWSSRVキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリからINVSRVPATHキーを削除します。
実行した変更を有効にするため、コンピュータを再起動します。
「/etc/init.d/novell-zdm-inv stop」と入力してインベントリサービスを停止します。
/etc/opt/novell/zenworks/zenworks.propertiesからINVSRVPATHおよびZWSPATHキーを削除します。
ZFD_Inventory_Serverキーを削除します。
/etc/opt/novell/zenworks/zenworks.propertiesから次のセクションを削除します。
[ZfD_Inventory_Server]Version = 7.0 Desktop Management product build date
Installed_From = Product CD
Support_Pack = 0
サーバのプロンプトで、「rpm -e novell-zenworks-invserver」と入力します。
サーバのプロンプトで、「rpm -e novell-zen-zws」と入力します。
(オプション)デバッグログファイルが不要な場合は、/var/opt/novell/log/zenworks/invディレクトリを削除します。
ZENworks 7 Desktop Managementのリモート管理コンポーネントまたは他のワークステーションインベントリコンポーネントがインストールされていない場合は、次のファイルを削除します。
Delete /etc/samba/smb.conf.timestamp.
ポリシーサービスと配布サービス、またはインベントリがサーバにインストールされていない場合に、サーバからインベントリXMLプロキシサーバファイルをアンインストールするには
サーバコンソールのプロンプトで「java -killzfsexit」と入力して、java.nlmをアンロードします。
sys:\system\zenworks.propertiesのZWSPATHの値をメモします。
sys:\system\zenworks.propertiesから次のセクションを削除します。
[ZfD_XML_Proxy_Server]
Version=7.0 Desktop Management product build date
Installed_From = Product CD
Support_Pack = 0
sys:\system\autoexec.ncfから次のエントリを削除します。
; ZENworks Inventory Settings
ZFS.ncf
sys:\systemディレクトリからzwsstart.ncfファイルを削除します。
sys:\system\zenworks.propertiesから、ZWSPATHディレクトリおよびZWSPATHエントリを削除します。
zws_volume:\zenworksディレクトリからzfs-startup.xmlおよびzfs.ncfを削除します。
ZENworks Web Serverを停止します。
コントロールパネルで
、 の順にダブルクリックします。次に、 を選択し、 をクリックします。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKSレジストリエントリのZWSPATHキーの値をメモします。この値は、zwspathディレクトリを示します。
zwspathディレクトリを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKS\ZFDレジストリエントリからインベントリProxy XMLサーバキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CURRENTCONTROLSET\SERVICESレジストリエントリからZWSSRVキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NOVELL\ZENWORKS\レジストリエントリからZWSPATHキーを削除します。
zws_volume:\zenworks\zfs-startup.xmlを削除します。
/etc/opt/novell/zenworks/zenworks.propertiesからZWSPATHキーを削除します。
サーバのプロンプトで、「rpm -e novell-zen-zws」と入力します。
他の製品の管理にConsoleOneを使用している場合は、ConsoleOne自体をアンインストールしないでください。
ConsoleOneからワークステーションインベントリスナップインのみを削除するには
ConsoleOneを実行している場合は、終了します。
ConsoleOneが複数のワークステーションのインベントリサーバから直接起動している場合は、すべてのワークステーションのConsoleOneを終了する必要があります。
サーバまたはワークステーションのconsoleone_installation_directory\1.2ディレクトリで、次の操作を行います。
次のファイルを削除します。
次のディレクトリを削除します。
リモート管理のConsoleOneスナップインを同じワークステーションまたはサーバにインストールしていない場合は、次のファイルを削除します。
ユーザワークステーション上でデスクトップ管理インベントリエージェントをアンインストールする必要がある場合は、Windowsの[アプリケーションの追加と削除]を実行することによってアンインストールを実行できます。Novell Application Launcher™によってデスクトップ上に作成されたアプリケーションアイコンは削除されません。
メモ:どのユーザでもWindowsの[アプリケーションの追加と削除]を実行してデスクトップ管理インベントリエージェントのアンインストールを試みることができます。ユーザがローカルの管理権限を持っていなければ、このエージェントのアンインストールは成功しません。