ZENworks 7 Server ManagementとZENworks 7 Desktop Managementのインベントリを同じサーバで実行する特定のサーバに、次のZENworksバージョンまたはZENworksバージョンの組み合わせが存在します。
最初にZENworks 7 Server ManagementまたはZENworks 7 Desktop Managementのどちらか一方をアップグレードまたはインストールし、後でもう一方をアップグレードまたはインストールできます。この結果、ZENworks 7 Server ManagementとZENworks 7 Desktop Managementとの間でInventoryを相互運用できるようになります。
詳細は次のとおりです。
この構成では、5台のリーフサーバ(A、B、C、D、E)が存在し、それぞれに次のバージョンのZENworksがインストールされています。
表 36-1 シナリオデータ:さまざまなサーバ上のZENworksインストールとバージョンの概要
リーフサーバは、ZENworks 6.5 Desktop ManagementおよびZENworks 6.5 Server Managementがインストールされたルートサーバにインベントリ情報をロールアップします。
このシナリオを図で表すと次のようになります。
図 36-12 ZENworks 7 Desktop Management、ZENworks 7 Server Management、および旧バージョンのZENworksが複数のサーバにインストールされている場合の相互運用性
複数のインベントリサーバにインストールされているZENworks 7 Server Management、ZENworks Desktop 7 Management、および旧バージョンのZENworks間の相互運用性を実現するには、ルートサーバにZENworks 7 Desktop ManagementおよびZENworks 7 Server Managementをインストールする必要があります。
ZENworks 7 Desktop Managementのインストールに関する詳細については、セクション III, Windowsベースのインストールを参照してください。ZENworks 7 Server Managementのインストールに関する詳細については、『Novell ZENworks 7 Server Managementインストールガイド』を参照してください。
このシナリオを図で表すと次のようになります。
図 36-13 ZENworks 6.5からZENworks 7にアップグレードされたルートサーバ