8.0 管理ワークステーションまたはサーバの準備

Novell eDirectory™でNovell® ZENworks® Desktop Managementオブジェクトを表示、管理、または作成するには、ConsoleOne®を使用する必要があります。ConsoleOneは、認証先のWindowsまたはNetWare®サーバ、またはeDirectoryが実行されているサーバにマップできるローカルWindowsワークステーションでインストールおよび実行できるJavaベースのグラフィカルインタフェース管理ツールです。ConsoleOneでは、認証先ツリー内のZENworksのeDirectoryオブジェクト(ワークステーションオブジェクト、アプリケーションオブジェクト、ポリシー、データベースオブジェクト)およびネットワークリソース(スキーマ、パーティション、レプリカ)を表示できます。

Desktop Management Serverをインストールすると、ワークステーション、アプリケーション、データベース、ポリシーパッケージなどのDesktop Management固有のディレクトリオブジェクトを含むように、eDirectoryスキーマを拡張できます。これらのオブジェクトは、選択した1つまたは複数のサーバの\consoleoneディレクトリに.jarファイルとしてインストールされます。

ZENworks 7 Desktop Managementのいずれかのコンポーネントを設定する場合は、ConsoleOneを使用してそのコンポーネントが関連付けられたオブジェクトを確認し、ConsoleOne「スナップイン」(オブジェクトプロパティのタブまたは設定ページとして表示されます)を使用して必要な調整を行う必要があります。

この節では、ZENworks 7 Desktop Managementを管理するコンピュータ(Windowsサーバまたはワークステーション)にインストールする必要があるプログラムについて説明します。

メモ:Desktop Management ServerのインストールプログラムとMiddle Tier Serverのインストールプログラムのどちらでも、選択できるeDirectoryツリーは1つだけです。Windowsサーバからこれらのいずれかのインストールプログラムを実行し、そのサーバが選択したツリーの一部でない場合、Desktop Management Serverをローカルにインストールすることはできません。