8.2 ConsoleOneのインストール

ZENworks 7コンポーネントの管理にはConsoleOne 1.3.6が必要です。ZENworks 7 Companion 1 CDに収録されているConsoleOneインストールプログラムを使用して、選択したWindowsワークステーションのローカルハードドライブまたはWindows/NetWareサーバにConsoleOneファイルをインストールできます(これらのサーバが最低要件を満たしている場合)。

メモ:ZENworks 7 Desktop Managementは、LinuxサーバまたはデスクトップにインストールされているConsoleOne 1.36dではテストされていません。ZENworksスナップインは、Windowsで使用する目的で設計されています。

ZENworks 7 Desktop ManagementをWindowsサーバにインストールして同じサーバから管理する場合の問題は確認されていません。

ZENworks 7 with Support Pack 1コンポーネントの管理には、ConsoleOne 1.3.6eをお勧めします。ZENworks 7 with Support Pack 1 Companion 1 CDに収録されているConsoleOneインストールプログラムを使用して、選択したWindowsワークステーションのローカルハードドライブまたはWindows/NetWareサーバにConsoleOneファイルをインストールできます(これらのサーバが最低要件を満たしている場合)。

この節では、次の情報について紹介します。

8.2.1 NetWareサーバにConsoleOneをインストールする際の注意事項

NetWareサーバにConsoleOne 1.3.6 (または1.3.6e)をインストールする場合、次の事項に注意する必要があります。

  • インストールパスは、UNCパスではなく、マップされたドライブ文字で指定します。
  • NetWareサーバボリュームでConsoleOneをインストールまたは更新する場合、インストールプログラムにより、ConsoleOneファイルは自動的にそのボリュームのpublic\mgmt\consoleone\1.2ディレクトリにインストールされます。これは、ドライブがそのボリュームのルートにマップされていることが前提とされるためです。
  • ConsoleOneのインストールディレクトリは1.2という名前ですが、これは誤解を招きやすいかもしれません。インストールディレクトリ名とConsoleOneのバージョンには関係はありません。ZENworks 7 Desktop ManagementのConsoleOneのバージョンは1.3.6です。
  • ボリュームのサブフォルダのルートにドライブをマップする場合、インストールプログラムにより、デフォルトのパスが作成され、ルートにマップされたパスに追加されます。これによって、インストールされているスナップイン(Desktop Managementのスナップインなど)はConsoleOneに無視されます。これは、スナップインはConsoleOneが実行されているパスにインストールされないためです。
  • ZENworksスナップインは、NetWareサーバコンソールに適切にロードしません。Desktop Managementスナップインを管理するためのConsoleOneの実行にサーバコンソールを使用しないことをお勧めします。その代わりに、ConsoleOneをローカルWindowsワークステーションにインストールして実行するか、管理ワークステーション(Windowsワークステーション)のショートカットを使用してConsoleOneをインストールしたネットワークサーバから起動します。

8.2.2 ローカルワークステーションのハードドライブにConsoleOneをインストールする際の注意事項

ConsoleOneのインストールプログラムにより、ローカルWindowsワークステーションのハードドライブにConsoleOneファイルをインストールできますが、このインストールではZENworks 7 Desktop Management (またはSP1)のスナップインはインストールされません。ローカル管理ワークステーションでZENworksを管理するには、ConsoleOneをインストールした後でスナップインをインストールする必要があります。詳細については、セクション 8.3, ConsoleOneスナップインのインストールを参照してください。