オブジェクトの参照と検索

左側の画面には、「NDS」コンテナが表示されます。このコンテナには、現在ログインしているeDirectoryツリーが含まれています。別のeDirectoryツリーにログインすると、そのツリーがNDSコンテナに表示されます。NDS(R) eDirectory 8.5以降で動作しているツリーをDNSフェデレーション向けに設定している場合、そのツリーにログインしなくても、そのツリーの特定のコンテキストをNDSコンテナに表示できます。

eDirectoryツリーまたはコンテキスト内に移動し、右側の画面にオブジェクトが表示されると、次に説明する方法を使用して、管理する特定のオブジェクトを検索できます。


このセクションでは、次の項目について説明します。


eDirectoryツリーにログインする

  1. 「NDS」コンテナの任意の場所をクリックします。

  2. ツールバーの[NDS認証]ボタンをクリックします。

  3. [ログイン]ダイアログボックスに必要事項を入力します。

    ヒント:  ログインできるeDirectoryツリーのリストを表示するには、ツリーのアイコンをクリックします。目的のツリーがリストにない場合は、ログインしたいeDirectoryツリーが見つからないを参照してください。

  4. [ログイン]をクリックします。

新しいツリーがConsoleOneのNDSコンテナに追加されます。


eDirectoryツリーからログアウトする

  1. ログアウトするeDirectoryツリーをクリックします。

  2. ツールバーの[NDS認証解除]ボタンをクリックします。

ツリーがNDSコンテナから削除されます。


DNSフェデレーションを使用してeDirectoryコンテキストにアクセスする

この機能が動作するのは、目的のeDirectoryコンテキストのあるツリーがNDS eDirectory 8.5以降で動作し、DNSフェデレーション向けに設定されている場合だけです。

  1. 「NDS」コンテナの任意の場所をクリックします。

  2. [表示]>[コンテキストの設定]の順にクリックします。

  3. アクセスしようとしているeDirectoryコンテキストのDNS名を、末尾にdnsとピリオド(.)を含めた完全な形式で入力します。

    例: sales.xyz.com.dns.

  4. [OK]をクリックします。

DNS名が正しく解決されれば、アクセスしようとしているeDirectoryコンテキストがNDSコンテナに表示されます。eDirectoryコンテキストのオブジェクトは、eDirectoryツリーのオブジェクトと同じように参照および管理できます。


右側の画面にあるオブジェクトにジャンプする

  1. 右側の画面で任意の場所をクリックします。

  2. 現在のコンテナまたはビュー内にあるオブジェクトの名前を入力し、<Enter>を押すと、オブジェクトにジャンプします。


ビューから無関係のオブジェクトをフィルタする

ビューに適用するフィルタは、現在のConsoleOneセッションでのみ有効です。ConsoleOneを再起動すると、フィルタはクリアされます。

  1. [表示]>[フィルタ]の順にクリックします。

  2. (オプション)[名前]に、オブジェクト名にフィルタとして適用するワイルドカードのパターンを入力します。

    アスタリスク(*)のみワイルドカードとして使用できます。

    例: xyz*とすると、名前が「xyz」で始まるオブジェクトを除き、すべてのオブジェクトが非表示になります。

  3. [オブジェクトタイプ]で、表示するオブジェクトタイプを選択し、非表示にするオブジェクトの選択を解除します。

  4. [OK]をクリックします。


識別名でオブジェクトを検索する

  1. 左側の画面で、検索するオブジェクトが含まれているeDirectoryツリーの任意の場所をクリックします。

  2. 検索するオブジェクトの名前を入力します。

    入力を始めると、[ジャンプ]ダイアログボックスが表示されます。

  3. オブジェクトの識別名を最後まで入力します。

    セパレータなどの特殊文字の使用方法を参照するには、[ヘルプ]をクリックします。

    例: djones.salses.xyz_corp

  4. [OK]をクリックします。


名前とタイプでオブジェクトを検索する

  1. 左側の画面で、検索を開始するeDirectoryコンテナをクリックします。

  2. [編集]>[検索]の順にクリックします。

  3. 検索対象にサブコンテナを含める場合は、[サブコンテナも検索する]を選択します。

  4. [名前]に、オブジェクト名の全部または一部を入力します。

    オブジェクト名の一部だけを入力する場合は、ワイルドカードとしてアスタリスクを含めます。

    例: johnw*

  5. [オブジェクトタイプ]で、検索するオブジェクトのタイプを選択します。

  6. [検索]をクリックします。

    検索結果リストで、ConsoleOneの右側の画面と同じように、アクションを行うオブジェクトを右クリックできます。


プロパティ値でオブジェクトを検索する

  1. 左側の画面で、検索を開始するeDirectoryコンテナをクリックします。

  2. [編集]>[検索]の順にクリックします。

  3. [検索タイプ]で、[詳細]を選択します。

  4. ダイアログボックスのクエリ作成エリアで、検索条件を指定します。

    詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

  5. [検索]をクリックします。

    検索結果リストで、ConsoleOneの右側の画面と同じように、アクションを行うオブジェクトを右クリックできます。