この節では、Policy Builderでの一般的なタスク実行方法について説明します。
[DirXML Driver Overview]を開き、管理するドライバを見つけます。
定義するポリシーを表すアイコンをクリックします。
は未定義のポリシーを表します。
は定義済みのポリシーを表します。
[Insert]をクリックします。
新規ポリシーの名前を入力し、[Policy Builder]を選択します。
ポリシーが表示されます。このポリシーに対して1つまたは複数のルールを定義するには、[Append New Rule]をクリックして、ポリシー内の個々のルールの定義の手順に従います。
ルールは、Policy Builderの[Rule Builder]ウィンドウで定義します。
Rule Builderインタフェースでは、インテリジェントなドロップダウンメニューを使用してルールをすばやく作成および変更できます。
Rule Builderで、定義済みアクションを実行する前に満たさなければならない条件のセットを定義します。
たとえば、自分の環境に追加された新規オブジェクトをすべて拒否するルールを作成する必要がある場合は、次のようなルールを定義できます。add (追加)操作が発生すると、操作を拒否します。
Rule Builderでこのロジックを実装するには、次の条件を選択できます。
さらに、アクションを選択します。
Rule Builderで利用できる条件とアクションの詳細については、条件およびアクションを参照してください。
さらに複雑な条件を作成するには、条件と、条件のグループまたはステートメント、あるいはその両方を結合できます。結合する方法を変更するには、条件構造を選択します。
アイコンをクリックすると、フィールドの値のリストを表示できます。前の例では、このアイコンをクリックすると、有効なクラス名のリストが開きます。
アイコンをクリックすると、Argument Builderインタフェースを使用して引数を作成できます。
アイコンをクリックすると、ポリシー、ルール、条件、またはアクションを無効にできます。
アイコンをクリックすると、再び有効にできます。
アイコンをクリックすると、コメントをポリシーまたはルールに追加できます。コメントはポリシーまたはルール上に直接保存され、長さに制限はありません。
[Cut]/[Copy]/[Paste]アイコンをクリックすると、Policy Builderのクリップボードを使用できます。[Paste]アイコンは、現在クリップボードに入っている内容が無効な場所では使用できません。
アイコンを使用すると、条件を追加、削除、および配置できます。
ボタンを使用すると、条件グループを追加できます。
アイコンを使用すると、条件グループを削除および配置できます。
Argument Builderは、Rule Builder内で使う複雑な引数式を構築できるダイナミックなグラフィカルインタフェースです。
式を定義するには、1つまたは複数の名詞(値、オブジェクト、変数など)を選択し、動詞(下位文字列、エスケープ、大文字、小文字)と結合して式を構築します。
複数の名詞、動詞、および式を結合して、複雑な引数を構築します。
たとえば、引数を属性値に設定する場合は、属性名詞を選択して属性名を入力または選択するだけです。
この属性の一部だけが必要な場合は、属性名詞を下位文字列動詞と結合できます。
Argument Builderで使用できる名詞および動詞の詳細については、名詞および動詞を参照してください。
さらに複雑な条件を作成するには、条件または条件のグループをand/orステートメントで結合できます。
アイコンを使うと、名詞および動詞を移動および削除できます。
アイコンをクリックすると、フィールドの値のリストを表示できます。
名詞または動詞を追加したら、エディタで値を入力して、すぐに他の名詞または動詞を追加できます。[Expression]ペインを更新して変更を適用する必要はありません。次の操作を実行すると、追加した名詞や動詞が表示されます。
ほとんどの引数はこの標準インタフェースを使って定義できますが、特定の状況では、カスタムの[Argument Builder]ウィンドウを使用して情報を入力します。これらのウィンドウのいくつかでは、値を入力するためにデフォルトのArgument Builderが起動されます。
次の節では、Argument Builderの追加インタフェース、およびこれらを使用する条件とアクションについて説明します。
Matching Attribute Builderは、Find Matching Object (一致オブジェクトの検索)アクションを満たす条件を構築するのに使います。
Argument Actions Builderは、For Each (繰り返し)などのアクションで実行するアクションのリストを構築するのに使います。
Named String Builderは、Generate Event (イベントの生成)やSend Email (電子メールの送信)などのアクションで使う名前と値のペアを作成するのに使います。
Argument Value List Builderは、Set Default Attribute Value (デフォルト属性値の設定)などのアクションの引数を作成するのに使います。この例では、不明な値を持つ文字列引数を作成して、デフォルトの場所を設定しています。