サーバ側メッセージに対してエラーログ設定を行う場合は、/etc/opt/novell/eDirectory/conf/nds.conf環境設定ファイルでn4u.server.log-levelsパラメータとn4u.server.log-fileパラメータを使用できます。
使用できる重大度レベルは、LogFatal、LogWarn、LogErr、LogInfo、およびLogDbgです(重大度が高い順)。重大度のレベルの詳細については、「メッセージの重大度レベル」を参照してください。
デフォルトでは重大度レベルは「LogFatal」に設定されます。このため、重大度レベルが致命的エラーであるメッセージのみがログに記録されます。
重大度レベルを設定するには、nds.confファイル内で、n4u.server.log-levelsパラメータを次のように使用します。
n4u.server.log-levels=重大度レベル
例:
n4u.server.log-levels=LogInfo
この設定を使用すると、重大度レベルがLogInfo以上(つまり、LogFatal、LogWarn、およびLogErr)のメッセージが、ログファイルに記録されます。
n4u.server.log-levels=LogWarn
この設定を使用すると、重大度レベルがLogWarn以上(LogFatal)のメッセージが、ログファイルに記録されます。
使用できる重大度レベルは、LogFatal、LogWarn、LogErr、LogInfo、およびLogDbgです(重大度が高い順)。重大度のレベルの詳細については、「メッセージの重大度レベル」を参照してください。
重大度レベルを設定するには、次の操作を行います。
NetWareでは、DSLOG.NLMがサーバ側メッセージを記録します。サーバ側メッセージはsys:\system\ds.logに記録されます。
注: DSLOG.NLMは、DSの稼動中には自動的に動作します。DSLOG.NLMは、手動でロードまたはアンロードすることができます。
使用できる重大度レベルは、LogFatal、LogWarn、LogErr、LogInfo、およびLogDbgです(重大度が高い順)。重大度のレベルの詳細については、「メッセージの重大度レベル」を参照してください。
デフォルトでは、イベントタグとメッセージがds.logに記録されます。メッセージは次の形式で記録されます。
<イベントタグ>:<時刻>:<重大度レベル>:メッセージ
例:
INIT:[2005/03/25 15:27:14] INFO:NDS Schema Upgrade Version:DIB 1, Code 1
PART:[2005/03/25 16:18:10] DEBUG:Merging partition root data during partition join success
フィルタを設定するには、次の構文を入力します。
DSLOG オプション
次の表では、dslogのオプションについて説明します。
表 6. Dslogのオプションの説明
例:
DSLOG FILE ON
DSLOG FILE OFF
DSLOG FMAX=10240
DSLOG SLEVEL=LOGDBG
DSLOG FNAME=DS.LOG
dslogオプションについては、オンラインヘルプを参照してください。その場合は、コマンドラインで次のように入力します。
help dslog