eGuideのセキュリティ機能を使用すると、eGuideの設定やLDAPデータソースの属性を変更する権利を持つユーザを指定できます。また、各種のセキュリティ制限を強制または削除できます。
eGuideでは、eGuide管理者およびユーザ管理者という2種類の管理者の役割がサポートされます。
eGuide管理者として指定されたユーザがeGuideにログインすると、[管理ユーティリティ]アイコンが表示されます。eGuide管理者はすべての管理機能にアクセスできます。
ユーザ管理者として指定されたユーザの場合は、eGuideクライアントの[詳細]パネルに[情報の編集]ボタンが表示されます。ユーザ管理者は、[情報の編集]をクリックして[編集]パネルを表示した後で、次の条件を満たす属性を編集できます。
ユーザ管理者の場合、[編集]パネルの[マネージャ]フィールドの横にアイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、2番目の参照ウィンドウが表示されます。この参照ウィンドウで、[マネージャ]フィールドに入力するユーザ名を検索および選択できます。
重要: 参照機能を動作させるには、管理ユーティリティで、UserカテゴリのManager属性とIsManager属性を[有効]かつ[編集可能]に設定する必要があります。
[管理者の役割]>[編集](目的の管理者リストについて)の順にクリックします。
ユーザのログインIDの一部を入力して、[検索]をクリックします。
[使用可能]ボックスでユーザの名前をクリックし、右矢印をクリックしてその名前を[選択済み]ボックスに移動します。
[リストの保存]をクリックします。
[管理者の役割]>[編集](目的の管理者リストについて)の順にクリックします。
[選択済み]ボックスでユーザの名前をクリックし、左矢印をクリックしてその名前を[使用可能]ボックスに移動します。
[リストの保存]をクリックします。
次の表に[制限]ページの各設定の詳細を示します。
設定 | 目的 |
---|---|
アカウント情報の保存を許可 |
ユーザがログインしたときに[ログイン情報の記憶]チェックボックスがログインページに表示されるようにするには、このオプションを選択します。ユーザがこのチェックボックスを選択した場合、ユーザの有効なアカウント情報が暗号化され、ユーザのワークステーション上でcookieに保存されます。このようにすると、ユーザはログインしなくてもeGuideをロードできるようになります。cookieは、ユーザが[ログアウト]アイコンをクリックするかcookieの有効期限が終了すると削除されます。 |
cookieの有効期限 |
ログイン試行とログイン試行の間でログイン情報cookieの期限が切れるまでの秒数を入力します(1日 = 86,400 秒)。 |
ユーザの強制認証 |
eGuideにログインするすべてのユーザに強制するには、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、eGuideは匿名モードでロードされます。その場合、ユーザは[eGuideへのログイン]アイコンをクリックするとログインできます。 注: [アカウント情報の保存を許可]が選択されていて、ログイン情報cookieを使用できる場合、ユーザは再認証を強制されません。 |
パスワード変更用リンクを表示 |
eGuideクライアントの[編集]パネルで[パスワードの変更]リンクを使用可能にする場合に選択します。また、このオプションを選択すると、ユーザ管理者はユーザパスワードを変更できるようになります。 重要: ユーザが[編集]パネルにアクセスできるようにするには、[自己管理を許可]を選択する必要があります。 |
自己管理を許可 |
ユーザが編集可能属性([属性]ページで[編集可能]を選択した属性)を変更できるようにするには、このオプションを選択します。[自己管理を許可]を選択すると、eGuideクライアントの[個人情報の表示]アイコンが[個人情報の編集]アイコンに変化します。 |
組織チャートを表示 |
すべてのユーザについて[詳細]パネルで[組織チャート]を有効にする場合に選択します。組織チャートには、現在選択しているユーザのマネージャと、そのマネージャのすべての直接報告が表示されます。詳細については、[組織チャート]タブの表示を参照してください。 |