第6章
この章は、CM (コンテンツ管理)サブシステムでのキャッシュについて説明する次のトピックから構成されます。
exteNd Directorアプリケーションの実行中、デフォルトで複数のCM要素がキャッシュされます。キャッシュすることにより、アプリケーションの効率が向上します(アプリケーションによって作成されるデータベースのSQLクエリの数が少なくなるため)。
これらのほとんどの要素に対して、exteNd Director EARを設定してキャッシュのデフォルト設定を上書きできます。
注記: キャッシュの設定に変更を加える場合、変更内容を有効にするためには、exteNd Director EARを再展開する必要があります。
CMサブシステムでのドキュメントの複数の要素に対するキャッシュの動作について、次の情報を表に示します。
CM config.xmlファイルの設定 - デフォルトの動作を変更する場合に変更する設定内容
詳細については、『exteNd Directorアプリケーションの開発』のEARプロジェクトの再設定に関する章を参照してください。
フォルダ、カテゴリ、およびドキュメントメタデータがキャッシュされる場合は、UUIDおよびURLの両方によってキャッシュされます。
ドキュメントメタデータは必ずキャッシュされます。
キャッシュされたコンテンツによっては、極端に大量のメモリを必要とする可能性があるため、ドキュメントコンテンツおよびドキュメントコンテンツのバージョンはキャッシュされません。
キャッシュプロセスを制御できるもう1つの場所は、DACの[環境設定]セクションの[キャッシュ]タブにあります。たとえば、単一のキャッシュをフラッシュしたり、一度にすべてのキャッシュをフラッシュしたりすることができます。これは、実行中のexteNd Directorアプリケーションで診断作業を行っている場合に便利です。
DACでのキャッシュの制御の詳細については、『exteNd Directorアプリケーションの開発』の[キャッシュ]タブに関する説明を参照してください。
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