5.4 インストールプログラムの概要

ユーザアプリケーションのインストールプログラムは次の処理を実行します。

インストールプログラムは、次の3つのモードのいずれかで起動できます。

5.4.1 インストールスクリプトおよび実行可能ファイル

次のいずれかの方法で、Identity Manager 3.5.1のインストールファイルを入手します。

  • システムに適したユーザアプリケーションの.isoイメージまたは.zipファイルをダウンロードする。正しいイメージまたはファイルは、Identity_Manager_3_5_1_User_Application.isoまたはIdentity_Manager_3_5_1_User_Application_Provisioning.isoです。ダウンロードイメージは、Novell用ダウンロードから入手できます。

  • 製品DVD Identity_Manager_3_5_1_DVD.isoをNovell, Inc.からダウンロードする。

表 5-2は、Identity Manager 3.5.1ユーザアプリケーションのインストールに必要なファイルとスクリプトのリストを示しています。

表 5-2 Identity Manager 3.5.1ユーザアプリケーションのインストールに必要なファイルとスクリプト

ファイル

説明

ユーザアプリケーションのWAR

次のいずれかを選択します。

IDM.war。 Identityセルフサービス機能が付いたIdentity Manager 3.5.1のユーザアプリケーションが含まれています。

IDMProv.war。 Identityセルフサービス機能とプロビジョニングモジュールが付いたIdentity Manager 3.5.1ユーザアプリケーションが含まれています。

お使いのシステム用のWARファイルと、IdmUserApp.jarおよびsilent.propertiesファイルは、初期状態では、システムに適した次の配信CDのディレクトリにあります。

5.4.2 インストール時に必要な値

表 5-3は、JBossへのインストール時に使用する予定のインストールパラメータを記録するためのワークシートです。ユーザアプリケーション環境設定パラメータはインストール時にも設定できます。セクション 5.5.14, ユーザアプリケーションの設定を参照してください。

表 5-3 インストールパラメータワークシートJBoss用

パラメータ

サンプル値

実際に設定した値

インストールフォルダ

C:\IDM\IDMinstalllocation

データベースプラットフォーム

MySQL

データベースホスト

localhost

データベースポート

3306

データベース名またはsid

IDM

データベースユーザ

root

データベースユーザのパスワード

Javaのルートフォルダ

C:\Java\jdk1.5.0_10\

(JBoss)基本フォルダ

C:\jboss

JBossホスト

localhost

JBossポート

8080

ワークフローエンジンID (クラスタにインストールする場合。各クラスタメンバーごとに固有でなければなりません)。

アプリケーション名(URLコンテキスト)

IDM

Novell Auditサーバ

[名前またはIPアドレス]

暗号化されたマスタキー。詳細については、セクション 5.5.13, マスタキーの指定を参照してください。

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