Identity Managerシステムのマイグレーションを正しく行うために、以下のチェックリストを使用して、すべてのステップを正しい順序で実行したことを確認してください。お使いの環境のIdentity Managerサーバごとに、以下のステップに従ってください。
Identity ManagerのISOファイルをダウンロードしたことを確認します。詳細については、『Identity Manager 4.0.1 Frameworkインストールガイド』のIdentity Managerの入手場所
を参照してください。
Identity Managerソリューションの現在の環境設定のバックアップを作成します。これは、ドライバのエクスポートを作成するか、またはIdentity ManagerソリューションのDesignerプロジェクトを作成することによって行います。詳細については、セクション 4.8, 現在の環境設定のバックアップの作成を参照してください。
希望するオペレーティングシステムをインストールします。サポートされるプラットフォームのリストについては、『Identity Manager 4.0.1 Frameworkインストールガイド』のシステム要件
を参照してください。
サーバにeDirectory8.8.6をインストールします。詳細については、『Novell eDirectory 8.8インストールガイド』を参照してください。
現在のIdentity Managerサーバにあるのと同じeDirectoryのレプリカを、新しいサーバに追加します。詳細については、『eDirectory管理ガイド』の「レプリカの管理」を参照してください。
Identity Manager 4.0.1をインストールします。『Identity Manager 4.0.1 Frameworkインストールガイド』の基本的なIdentity Managerシステムのチェックリスト
に従って、すべての手順が完了したことを確認します。
ドライバセットのいずれかのドライバがリモートローダドライバである場合には、ドライバごとにリモートローダサーバをアップグレードします。詳細については、セクション 4.14, リモートローダのアップグレードを参照してください。
(条件付き)この古いサーバがユーザアプリケーションサーバである場合には、以下の追加のステップを実行します。
NrfCaseUpdateユーティリティを実行します。詳細については、Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0.1 User Application: Installation Guide
の「NrfCaseUpdateユーティリティの実行」を参照してください。
ユーザアプリケーションドライバはDesigner内でマイグレートする必要があります。詳細については、『Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0 User Application: Migration Guide』を参照してください。
新しい役割およびリソースサービスドライバを作成します。役割およびリソースサービスドライバは移行されません。既存の役割およびリソースサービスドライバを使用している場合、Identity Manager 4.0.1用に新しいドライバを作成する必要があります。詳細については、『Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0 User Application: Migration Guide』を参照してください。
マイグレートしたユーザアプリケーションドライバを識別ボールトに展開します。詳細については、『Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0 User Application: Migration Guide』を参照してください。
この新しいサーバにユーザアプリケーションをインストールします。詳細については、『Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0 User Application: Migration Guide』を参照してください。
新しいサーバをドライバセットに追加します。詳細については、セクション 5.2, 新しいサーバをドライバセットに追加するを参照してください。
ドライバごとに、サーバ固有の情報を変更します。iManagerを使用する場合には、手動のプロセスです。3.5バージョンより前のIdentity Managerサーバから3.5以前のIdentity Managerサーバに移行するのであれば、iManagerを使用する必要があります。その他のサポートされるマイグレーションパスには、Designerを使用できます。詳細については、セクション 5.3, サーバ固有の情報のコピーを参照してください。
(条件付き)configupdate.shまたはconfigupdate.batを実行して、ユーザアプリケーション環境設定のために、サーバ固有の情報を古いサーバから新しいサーバに変更します。詳細については、Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0.1 User Application: Installation Guide
の「ユーザアプリケーション環境設定の参照」を参照してください。
(オプション)パッケージを使用できるようにドライバをアップグレードします。ドライバのすべてのコンテンツは、ドライバ環境設定ファイルの代わりにパッケージを使用して提供されます。詳細については、セクション 4.15, ドライバのパッケージへのアップグレードを参照してください。
(オプション)カスタムポリシーとルールをドライバに復元します。ドライバをパッケージに更新する場合、ポリシーが上書きされるので、パッケージを使用するためにドライバを更新した場合にのみポリシーを復元する必要があります。詳細については、セクション 4.16, ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元を参照してください。
ドライバセットから古いサーバを削除します。詳細については、セクション 5.4, ドライバセットから古いサーバを削除するを参照してください。
Novell Sentinelを使用している場合、Novell Sentinel 6.1に更新する必要があります。Sentinelのアップグレードに関する詳細については、『Sentinelインストールガイド』を参照してください。
メタディレクトリサーバとアップグレードしたすべてのドライバをアクティベートします。詳細については、『Identity Manager 4.0.1 Framework Installation Guide』のActivating Novell Identity Manager Products
を参照してください。