メモ:WebLogic 10.3の場合、インストールプログラムには、JRockitから提供されているJava 2 Platform Standard Edition Development Kitバージョン1.6 JDKが必要です。別のバージョンを使用した場合、このインストール手順ではユーザアプリケーションWARファイルは正しく設定されません。インストールは成功したかのように見えますが、ユーザアプリケーションの起動を試みるとエラーが発生します。
インストールファイルが含まれるディレクトリに移動します。
JRockit Java環境(バージョン1.6_17)を使用して、コマンドラインから次のプラットフォームのインストーラを開始します。
Solaris:
$ /opt/WL/bea/jrockit_160_17/bin/java -jar IdmUserApp.jar
Windows:
C:\WL\bea\jrockit_160_17\bin\java -jar IdmUserApp.jar
インストールプログラムを開始すると、言語を入力するよう促されます。
言語を選択し、使用許諾契約を確認し、アプリケーションサーバプラットフォームを選択するには、次の情報を使用します。
次の情報を使用して、インストールフォルダを選択し、データベースを設定します。
インストール画面 |
説明 |
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インストールフォルダの選択 |
インストーラがファイルを配置する場所を指定します。 |
データベースプラットフォーム |
データベースプラットフォームを選択します。データベースおよびJDBCドライバはすでにインストールされている必要があります。WebLogicの場合、オプションには次のプラットフォームが含まれます。
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データベースホストおよびポート |
: データベースサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じホスト名またはIPアドレスを指定します。 : データベースのリスナポート番号を指定します。クラスタの場合は、クラスタの各メンバーに同じポートを指定します。 |
データベースのユーザ名およびパスワード |
(またはSID): MS SQL ServerまたはPostgreSQLでは、事前に設定したデータベース名を入力します。Oracleの場合は、前に作成したOracleシステムID (SID)を指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じデータベース名またはSIDを指定します。 : データベースユーザを指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じデータベースユーザを指定します。 : データベースパスワードを指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じデータベースパスワードを指定します。 : データベースサーバにシンクライアントJARを指定します。これは必須です。 |
データベース管理者 |
この画面には、[データベースユーザ名およびパスワード]ページから同じユーザ名とパスワードが事前に入力されています。以前に指定したデータベースユーザがデータベースサーバ内にテーブルを作成するための十分な許可を持っていない場合、必要な権限を持つ別のユーザIDを入力する必要があります。 |
データベーステーブルの作成 |
データベーステーブルを作成する必要がある場合に指定します。 |
新しいデータベースまたは既存のデータベース |
使用するデータベースが新規または空の場合、 ボタンを選択します。データベースが以前のインストールに属する既存のものである場合、 ボタンを選択します。 |
データベース接続のテスト |
前の画面で指定した情報が正しかったことを確認するには、 チェックボックスをオンにしてデータベース接続をテストします。インストーラは、直接テーブルを作成するため、および.SQLファイルを作成するための両方の場合にデータベースに接続する必要があります。データベース接続をテストして、それが失敗した場合でも、インストールを続行できます。その場合、『ユーザアプリケーション: 管理ガイド』で説明されるように、インストール後にテーブルを作成する必要があります。 |
Java、Identity Manager、監査設定およびセキュリティを設定するには、次の情報を使用します。
インストール画面 |
説明 |
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Javaのインストール |
Javaルートのインストールフォルダを指定します。JavaインストールではJAVA_HOME環境変数に基づいてJavaへのパスが表示され、それを修正するオプションを選択できます。 この時点で、インストールプログラムは、選択したJavaが、選択したアプリケーションサーバに対して正しいものであることも確認します。また、指定されているJREでCA証明書に書き込めることも確認します。 |
IDM環境設定 |
: アプリケーションサーバの環境設定の名前、アプリケーションWARファイルの名前、およびURLコンテキストの名前です。インストールスクリプトによってサーバの環境設定が作成され、デフォルト名で に基づく環境設定が作成されます。ユーザアプリケーションをブラウザから開始する場合は、アプリケーション名を書き留め、アプリケーション名をURLに含めてください。 |
Auditによるログ記録のタイプを選択 |
ログを有効にするには、 をクリックします。ログを無効にするには、 をクリックします。次のパネルでは、ログのタイプを指定するよう促されます。次のオプションから選択します。
ログの設定の詳細については、『 』を参照してください。 |
Novell Identity AuditまたはNovell Sentinel |
: ログを有効にする場合、サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。ログをオフにする場合は、この値は無視されます。 : ログキャッシュのディレクトリを指定します。 |
セキュリティ - マスタキー |
: 既存のマスタキーをインポートできます。既存の暗号化マスタキーをインポートするよう選択した場合は、該当するキーを切り取ってインストール手順のウィンドウに貼り付けます。 セクション 9.1, マスタキーの記録で示すように、マスタキーを手動で記録します。 : 新規のマスタキーを作成します。インストール終了後、インストール手順で、インストールディレクトリにあるmaster-key.txtファイルに暗号化マスタキーが書き込まれます。 既存のマスタキーをインポートする理由には、次のようなものがあります。
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この時点でRBPMを設定する場合は、
を選択し、 をクリックします。(この情報の入力を求められない場合、セクション 2.5, Java Development Kitのインストールで説明したステップを完了していない可能性があります。)
[役割ベースプロビジョニングモジュール環境設定]パネルのデフォルトのビューでは、これらの6つのフィールドが表示されます。
インストールプログラムはルートコンテナDNから値を取得し、それを次の値に適用します。
ユーザコンテナDN
グループコンテナDN
インストールプログラムはユーザアプリケーション管理者フィールドから値を取得し、それを次の値に適用します。
プロビジョニング管理者
コンプライアンス管理者
役割管理者
セキュリティ管理者
リソース管理者
RBPM設定管理者
これらの値を明示的に指定する場合、
ボタンをクリックしてそれらを変更できます。ユーザアプリケーションをインストールすると、ユーザアプリケーション環境設定パラメータを設定できます。インストールすると、これらのパラメータの多くはconfigupdate.shまたはconfigupdate.batでも編集可能です。例外はパラメータ説明に記述されています。
各オプションの詳細については、セクション A.0, ユーザアプリケーション環境設定の参照を参照してください。
インストールを完了するには、次の情報を使用します。
インストールがエラーなしで完了した場合は、WebLogic環境の準備に進みます。インストールでエラーまたは警告が発生した場合は、次のようなログファイルを確認して、問題を判断してください。
Identity_Manager_User_Application_InstallLog.logには、基本的なインストールタスクの結果が格納されています。
Novell-Custom-Install.logには、インストール中に行ったユーザアプリケーション環境設定についての情報があります。