Identity Managerユーザインターフェイスの
タブの アクションを使用すると、カタログで事前に定義した役割を表示できます。新しい役割の作成、および既存の役割の変更、削除、割り当てもできます。アクションのリストにある をクリックします。
ユーザアプリケーションにより、現在カタログで定義されている役割のリストが表示されます。
画面の右上隅にある ボタンをクリックします。
ダイアログボックスで、役割名または説明にフィルタ文字列を指定するか、または1つ以上の役割レベルまたはカテゴリを選択します。
をクリックして選択条件を適用します。
現在のフィルタを削除するには、
をクリックします。ドロップダウンリストをクリックし、各ページに表示する行の数字を選択します。
役割リリストで別のページにスクロールするには、リストの下部にある[次へ]、[前へ]、[最初]、または[最後]ボタンをクリックします。
役割リストをソートする
ソートするカラムのヘッダをクリックします。
ピラミッド型のソートインジケータにより、どのカラムが新規のソートカラムかが示されます。ソートが昇順の場合、ソートインジケータは通常通り上向きに表示されます。
ソートが降順の場合、ソートインジケータは逆さに表示されます。
初期ソートカラムは管理者が決定します。
初期ソートカラムを上書きする場合、ソートカラムは必須カラムのリストに追加されます。必須のカラムはアスタリスク(*)で示されます。
タスクリストのソード順序を変更する場合、初期設定はその他のユーザ初期設定とともに識別ボールトに保存されます。
画面の上部にある ボタンをクリックします。
ユーザアプリケーションにより、[新しい役割]ダイアログボックスが表示されます。
役割定義の詳細について、次に説明します。
表 16-1 役割の詳細
フィールド |
説明 |
---|---|
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ユーザアプリケーション内で役割名が表示される際に使用されるテキストです。役割を作成するときには、 に次の文字を使用することはできません。< > , ; \ " + # = / | & * この名前は、ユーザアプリケーションでサポートするいずれの言語にも翻訳できます。詳細については、表 1-1, 一般的なボタンを参照してください。 |
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ユーザアプリケーション内で役割の説明が表示される際に使用されるテキストです。表示名と同様、ユーザアプリケーションでサポートするいずれの言語にも翻訳できます。詳細については、表 1-1, 一般的なボタンを参照してください。 |
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(役割を変更する際には、読み込み専用。)ドロップダウンリストから役割レベルを選択します。 役割レベルは、Designer for Identity Manager Role Configurationエディタを使用して定義されます。 |
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(役割を変更する際には、読み込み専用。)ドライバ内の役割オブジェクト用の場所です。役割コンテナは役割レベルの下に存在します。ユーザアプリケーションでは、選択した役割レベルの下に存在する役割コンテナのみが表示されます。役割は、役割レベルの中に直接、または役割レベル内部のコンテナの中に作成できます。役割コンテナの指定はオプションです。 |
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役割を編成するために役割をカテゴリ化できます。カテゴリは、役割のリストをフィルタするのに使用されます。カテゴリは複数選択が可能です。 |
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役割定義の所有者として指定されているユーザ役割カタログに対してレポートを生成する際には、役割所有者に基づいてこれらのレポートをフィルタできます。役割所有者には、役割定義への変更を管理する権限が自動的には与えられません。 |
をクリックして、役割定義を保存します。
ユーザアプリケーションにより、役割定義を完了できるようにウィンドウの下部に複数の追加タブが表示されます。
タブにより、上位または下位の役割包含階層において役割同士を関連させる方法を定義できます。この階層では、下位レベルの役割に含まれる権限またはリソースを上位レベルの役割にグループ化することで、権限の割り当てが容易になります。許可される関係は次のとおりです。
最上位レベルの役割(ビジネス役割)は、下位レベルの役割を含むことができます。最上位レベルの役割は、他の役割に含めることができません。最上位レベルの役割を選択すると、[役割関係]ページでは下位レベル(子)の役割関係のみ追加できます。
中間レベルの役割(IT役割)は、下位レベルの役割を含むことができ、上位レベルの役割に含めることができます。[役割関係]ページでは、位レベル(子)の役割または上位レベル(親)の役割のいずれかを追加できます。
最下位レベルの役割(許可役割)は、上位レベルの役割に含めることができますが、他の最下位レベルの役割を含むことはできません。[役割関係]ページでは、上位レベル役割のみを追加できます。
役割関係を定義する
タブをクリックします。
をクリックします。
ダイアログボックスが表示されます。
フィールドに関係を説明するテキストを入力します。
ドロップダウンリストで種類を選択することによって定義する関係の種類を指定します。
新しい役割がIT役割である場合、
ドロップダウンリストでは、 または の関係を定義できます。新しい役割がビジネス役割である場合、 ドロップダウンリストでは、これが の関係であることを示す読み込み専用テキストを表示します。ビジネス役割に関連付けることができるのは、下位レベルの役割のみです。新しい役割が許可役割である場合、 ドロップダウンリストでは、これが の関係であることを示す読み込み専用テキストを表示します。許可役割に関連付けることができるのは、上位レベルの役割のみです。選択に使用できる役割のリストは、選択した種類に応じてフィルタされます。
フィールドの右側にあるオブジェクトセレクタを使用して、新しい役割に関連付ける役割を選択します。
をクリックします。
役割にリソースを関連付ける
タブをクリックします。
をクリックします。
ユーザアプリケーションでは、
ダイアログボックスが表示されます。オブジェクトセレクタを使用して、目的のリソースを選択し、関連付けの理由を説明するテキストを入力します。
ウィザードでは、選択したリソースについての情報(リソースカテゴリ、所有者、エンタイトルメントの名前、およびエンタイトルメントの値など)を提供するページが表示されます。
静的パラメータ値(追加の属性またはエンタイトルメントの詳細な情報を表す)を取るエンタイトルメントの場合、ウィザードでは、
ラベルの隣に静的値が表示されます。動的パラメータを取るエンタイトルメントの場合、ウィザードでは、リソース要求フォーム(動的パラメータのフィールドを含む)およびフォームに定義されたデシジョンサポートフィールドが表示されます。フィールドに、リソースが役割に関連付けられた理由を説明するテキストを入力します。
をクリックして、リソースを役割に関連付けます。
リストには、役割定義に追加したリソースが表示されます。
既存の役割割り当てに起こること 既にIDを割り当てられている役割に新しいリソース関連付けを追加する場合、システムは、IDにそれぞれリソースを付与するために新しい要求を開始します。
役割のリソース関連付けを削除する
リストでリソース関連付けを選択します。
をクリックします。
既存の役割割り当てに起こること 既にIDを割り当てられている役割からリソース関連付けを削除する場合、システムは、IDからそれぞれリソースを取り消すするために新しい要求を開始します。
役割の承認プロセスを定義する
タブをクリックします。
承認プロセスの詳細について、次に説明します。
表 16-2 承認の詳細
フィールド |
説明 |
---|---|
|
要求時に役割に承認が必要な場合で、承認プロセスにおいて標準的な役割割り当ての承認定義を実行させたい場合は、このチェックボックスを選択します。 役割が要求時に承認を必要としない場合、このチェックボックスを選択解除します。 |
カスタム承認 |
カスタムの承認定義(プロビジョニング要求定義)を使用する場合、このラジオボタンを選択します。 を使用して承認定義を選択します。 |
|
この役割が、役割とリソースサブシステム設定で指定した標準の役割割り当て承認定義を使用する場合、このラジオボタンを選択します。承認定義名は、以下の の中で読み込み専用で表示されます。承認タイプ( または )および有効な承認者を選択する必要があります。 |
|
[ ]リスト内のすべてのユーザが役割を承認するようにしたい場合は、[ ]を選択します。承認者はリスト内の順序に従って順次処理されます。リスト内の一定の割合のユーザが役割を承認するようにしたい場合は、 を選択します。承認は、指定した割合のユーザに達すると完了します。 たとえば、リスト内の4人に1人のユーザが条件を承認するようにするには、[定数]および25パーセントを指定します。代わりに、4人すべての承認者が並行して承認する必要がある場合は、100パーセントと指定できます。値は、1~100の間の整数である必要があります。 ヒント:[シリアル]および[定数]フィールドには、その動作を説明するホバーテキストが用意されています。 |
|
役割承認タスクを1人以上のユーザに割り当てる必要がある場合は、[ ]を選択します。役割承認タスクをグループに割り当てる必要がある場合は、[ ]を選択します。役割承認タスクをコンテナに割り当てる必要がある場合は、 を選択します。役割承認タスクを役割に割り当てる必要がある場合は、 を選択します。特定のユーザ、グループ、コンテナ、または役割を探すには、セクション 1.4.4, 一般的なユーザアクションを参照してください。 を使用します。リスト内の承認者の順序を変更したり、承認者を削除したりする方法については、 |
役割割り当ての実行の詳細については、セクション 16.1.5, 役割の割り当てを参照してください。
アクションを使用すると、役割割り当て(明示的に行った要求、および自分が属するグループまたはコンテナへの役割割り当て要求を含む)のステータスを表示できます。各要求の現在の処理状況を確認できます。また、途中で方針が変わって要求を完了する必要がなくなった場合、完了または終了していない要求を撤回することもできます。
アクションは、稼働中、保留中の承認、承認済み、完了、却下済み、または終了を含むすべての役割割り当て要求を表示します。
役割割り当て要求のステータスを表示する
タブをクリックします。
要求に関して詳細なステータス情報を表示するには、[ステータス]をクリックします。
[割り当ての詳細]画面が次のように表示されます。
ステータス値の意味の詳細については、セクション 10.4, 自分の要求ステータスの表示を参照してください。
要求を撤回するには、要求を選択して
をクリックします。要求を撤回するための許可を持つ必要があります。
要求が完了するか終了した場合、要求を撤回しようとするとエラーメッセージが表示されます。
事前に定義済みの役割を選択し、
をクリックします。役割設定への変更を行うには、
をクリックします。既存の役割に関連付けられたエンタイトルメント Roles Based Provisioning Moduleの以前のリリースで定義した役割は、関連付けられたエンタイトルメントを持っている可能性があります。役割がそれに関連付けられたエンタイトルメントを持っている場合、ユーザインタフェースでは、
タブを表示します。これにより、エンタイトルメントマッピングを確認し、必要に応じてそれを削除できます。このリリースでは役割のエンタイトルメントマッピングは引き続き機能しますが、Novellでは現在、役割ではなく、リソースとエンタイトルメントを関連付けることをお勧めしています。事前に定義済みの役割を選択し、
をクリックします。既存の役割割り当てに起こること リソースおよびそれに割り当てられた1つ以上のIDを持つ役割を削除する場合、システムはリソース割り当てを関連付けられたリソースを持つ各IDから削除します。
メモ:リソースが割り当てられている役割を削除する(または役割からユーザを削除する)と、当初リソースが直接割り当てられた場合であっても、その役割内のユーザに対するリソース割り当てが削除されます。その理由としては、次のシナリオで説明するように、リソース割り当てに関する最後の信頼されたソースが、そのリソースのコントローラであるとシステムが見なすからです。
リソースが作成され、エンタイトルメントにマップされます。
この作成されたリソースにユーザが割り当てられます。
役割が作成され、前述の最初の手順で作成されたリソースにバインドされます。
前述のユーザが、作成された役割に割り当てられます。
ユーザが役割から削除されます。
この状況では、ユーザに直接割り当てられたリソースがあったにもかかわらず、このユーザはリソースから削除されます。当初、リソースの割り当ては、信頼されたソースであると見なされます。ただし、これと同じリソースに関連付けられている役割にユーザが割り当てられると、その役割が信頼されたソースになります。
SoD制約に含まれる役割の削除 SoD制約の競合する役割が削除されると、SoDカタログリストの中に、たとえば、
というように、 という単語が名前の後に括弧で囲まれて付加された状態でSoD制約が表示されます。警告:システム役割(またはこれらの役割を含むコンテナ)の役割削除許可を与えられている役割マネージャは、システム役割を削除できます。システム役割は削除しないでください。システム役割のいずれかが削除された場合、ユーザアプリケーションは正しく機能しません。
次の2つの方法のいずれかで、役割を割り当てることができます。
から
ダイアログボックスから
これらの方法の両方を以下に説明しています。
で事前に定義された役割を選択し、 をクリックします。
ユーザアプリケーションにより、
ダイアログボックスが次のように表示されます。ダイアログボックスのフィールドに、次のように記入します。
フィールドに要求の理由を説明するテキストを入力します。
[割り当てタイプ]フィールドで、
、 、または を選択し、役割が割り当てられているIDの種類を表示します。オブジェクトセレクタで、検索文字列を入力し、[検索]をクリックします。割り当てるユーザ、グループ、コンテナを選択します。
複数IDへの役割の割り当て 役割割り当てに、1つまたは複数のユーザ(またはグループかコンテナ)を選択できます。複数IDを選択した場合、選択したIDのすべてが同一の役割割り当ての値を受け取ります。
フィールドに役割割り当ての開始日を指定します。
mm/dd/yyyy hh:mm:ss a(ここで「a」はAMまたはPMを指定する)の形式でデータを入力します。または、[カレンダ]アイコンをクリックして、[カレンダ]ポップアップウィンドウからデータを選択できます。
フィールドに役割割り当ての有効期限を指定します。
有効期限を指定するには、mm/dd/yyyy hh:mm:ss a(ここで「 」はAMまたはPMを指定する)の形式でデータを入力します。または、[カレンダ]アイコンをクリックして、[カレンダ]ポップアップウィンドウからデータを選択できます。
をクリックします。デフォルトでは、有効期限は
に設定されます。この役割割り当てが無期限に有効であることを示します。をクリックします。
で、役割を選択して をクリックし、 ダイアログボックスを開きます。
タブをクリックします。
タブでは、選択した役割に付与された割り当てのリストが表示されます。
新規の割り当てを追加するには、
をクリックします。ユーザアプリケーションにより、
ダイアログボックスが次のように表示されます。役割割り当て要求フォームの使用の詳細については、カタログからの役割の割り当てを参照してください。
をクリックします。
を使用すると、カラムを選択および選択解除でき、タスクリスト表示のカラムを並べ替えることもできます。この動作は、 ダイアログボックス内の設定によって制御されます。カラムリストを変更する、またはカラムを並べ替える場合には、カスタマイズ項目は他の初期設定とともに識別ボールトに保存されます。
カラムの表示をカスタマイズする
の をクリックします。
ユーザアプリケーションにより、現在表示用に選択されているカラムのリストと選択可能な追加のカラムのリストが表示されます。
追加のカラムを表示に含めるには、
リストボックスにあるカラムを選択し、それを リストボックスにドラッグします。リスト内の複数のカラムを選択するには、<Ctrl>キーを押しながらカラムを選択します。リスト内に同時に表示されるカラムの範囲を選択するには、<Shift>キーを押しながらカラムを選択します。
リストボックスでカラムを上下に移動させることによって表示されているカラムを並べ替えられます。
カラムを表示から削除するには、
リストボックスにあるカラムを選択し、それを リストボックスにドラッグします。カラムは必須カラムであり、役割リスト表示から削除できません。
変更を保存するには、
をクリックします。