Novell Software Downloads Webサイト>[NetWare]>[Novell NetWare Migration Wizard 6]からダウンロードするか、NetWare 6 Operating System CDを使用して、Migration Wizardをインストールします。ダウンロードおよびインストールの指示に従います。
[スタート]メニューから[プログラム]>[Novell]>[NetWare Migration Wizard]>[NetWare Migration Wizard]の順にクリックしして、Migration Wizardを起動します。
[Create a New Project]>[OK]の順にクリックします。
[Microsoft Windows NT 3.51/4 Server]>[OK]の順にクリックします。
[View Setup Tasks]ボタンをクリックします。
これにより、デフォルトのWebブラウザが起動し、NetWare Migration Wizard 6のオンラインヘルプが開きます。
オンラインヘルプの「システム要件とソフトウェア要件の適合」に記載されているシステム要件およびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。ブラウザを閉じます。
[Next]をクリックします。
灰色で表示されているテキストフィールドに示されたNTドメインが、移行するドメインであることを確認します。
Migration Wizardでは、ワークステーションまたはサーバが属するNTドメインが自動的に表示されます。
ワークステーションからMigration Wizardを実行する場合は、ワークステーションが登録されているドメインを変更できます。これを行うには、Migration Wizardを終了して、「ワークステーションを登録する」に説明されている手順に従います。
移行プロジェクトに名前を付け、保存する場所を選択して、[Next]をクリックします。
デフォルトでは、C:\Program Files\Novell\NetWare Migration Wizardにプロジェクトが保存されます。
ドロップダウンリストから移行先のNDSツリーを選択し、[Next]をクリックします。
移行先のNDSツリーとは、NTデータが移行されるNDSツリーです。
NDSツリーにログインしていない場合は、NDSツリー名はドロップダウンリストに表示されません。この場合、[Browse]ボタンをクリックして、必要なNDSツリーにログインします。NDSツリーにログインすると、そのNDSツリー名がドロップダウンリストに自動的に表示されます。
NTドメインと移行先のNDSツリーで同じ名前をもつユーザオブジェクトを検索するかどうかを決定し、[Yes]または[No]をクリックします。
[Create]をクリックし、移行プロジェクトを作成して保存します。
プロジェクトを作成して保存すると、プロジェクトの成功ログとエラーログを含むファイルが作成されます。これらのログには、移行時の処理状態の詳細が示されます。
(状況によって実行)「ステップ 11」で[Yes]をクリックした場合は、ステップ 13.aに進んでください。[No]をクリックした場合は、残りの手順を実行せずに、「移行プロジェクトのモデル化」に進んでください。
[Browse]ボタンをクリックし、移行先のNDSツリーのNDSコンテナを選択します。
ツリーを参照してNDSコンテナを選択し、[OK]をクリックします。
重複したユーザ名の検索を開始するには、[Next]をクリックします。
NDSユーザと同じ名前を持つNTユーザに対する処理方法を指定します。
次の画面は、Migration Wizardに表示されるユーザ名テーブルの例です。この画面を確認します。変更しない場合は、表示されているNDSユーザが、同じ行のNTユーザと自動的にマージされます。
図 3
NTユーザと重複したNDSユーザのマージ
一覧表示されている、各NTユーザについて、次のオプションを選択できます。
表示されている各NTユーザに対してオプションを選択したら、[Finish]をクリックします。
[Project Window]が開きます。NDSユーザオブジェクトとマージするように選択したNTユーザは、ドロップしたオブジェクトと同様に、移行先のNDSツリーに自動的に表示されます。
次のセクション「移行プロジェクトのモデル化」に進んでください。