スーパバイザ権を有効にする方法については、ConsoleOneTMのマニュアルを参照してください。
重要: NetWare Migration Wizard 6は、Windows 95ワークステーションでは実行できません。
Novell Clientの現在のバージョンを調べるには、ワークステーションツールバーの[N]アイコンを右クリックし、[Novell Client Properties]>[Client]の順にクリックします。最新のクライアントをダウンロードする場合は、Novell Software Downloads Webサイトを参照してください。
移行元サーバは、移行先のNDSツリーにコピーするデータが格納されている既存のサーバです。
移行を予定している移行元の各NetWare 3サーバのサーバコンソールで、次のNLMTMプログラムをロードします。
移行先のNDSツリーは、移行元のNetWare 3サーバから移行されるデータを受け取るサーバが含まれているNDSツリーです。移行元サーバからコピーされたデータは、移行先のNDSツリーに表示されます。
移行先のNDSツリーで、データの移行先になるすべてのサーバが、次の条件を満たしていることを確認してください。
注: NetWare Migration Wizard 6では、NetWare 4.10サーバへの移行は実行できません。
警告: IPXが移行先サーバにバインドされておらず、実行していない場合は、ファイルは移行できません。IPXがバインドされているかどうかを確認するには、移行先サーバのサーバコンソールで、「CONFIG」と入力します。
次のセクション「テンプレートオブジェクトを作成する」に進んでください。
これはオプションの移行の準備作業です。テンプレートオブジェクトは、移行時に、NetWare 3ユーザに対する追加のNDSユーザ属性を定義するために使用します。NetWare 3ユーザのNDSツリーへの移行と、移行後の管理を容易に行えるようにするため、テンプレートオブジェクトの使用を推奨します。
テンプレートオブジェクトのプロパティとNetWare 3ユーザのプロパティの間に矛盾があれば、ほとんどの場合、テンプレートオブジェクトのプロパティが優先されます。たとえば、NetWare 3ユーザのJeffに対して、最小パスワード長が7文字に指定されていて、テンプレートオブジェクトでは最小パスワード長が9文字に指定されている場合、Jeffのオブジェクトが移行されると、NDSではパスワード長が9文字のオブジェクトが作成されます。
テンプレートオブジェクトで定義できる追加のNDS属性を調べるには、ConsoleOneを実行し、テンプレートオブジェクトをダブルクリックします。これにより、既存のプロパティがすべて表示されます。
すべてのNetWare 3オブジェクトについて、姓、氏名、および説明は必ず移行され、これらに対応するテンプレートオブジェクトのプロパティは上書きされます。
テンプレートオブジェクトを使用する場合は、ConsoleOneで[ファイル]>[新規作成]>[オブジェクト]>[テンプレート]の順にクリックしてテンプレートオブジェクトを作成します。
次のセクション「Novell NetWare Migration Wizardの実行」に進んでください。