Novell Software Downloads Webサイトの「NetWare」セクションから、NetWare Migration Wizard 6をダウンロードしてインストールします。
インストールした場所からMigration Wizardを実行します。
デフォルトでは、インストールプログラムによって[スタート]メニュー>[プログラム]>[Novell]>[Netware Migration Wizard]>[NetWare Migration Wizard]にMigration Wizardがインストールされます。
初期画面の説明を読み、[OK]をクリックします。
[Create a New Project]>[OK]の順にクリックします。
[NetWare 3]>[OK]の順にクリックします。
[View Setup Tasks]ボタンをクリックします。
これにより、デフォルトのWebブラウザが起動し、NetWare Migration Wizard 6のオンラインヘルプが開きます。
「NetWare 3からのデータの移行」を参照して、「システム要件とソフトウェア要件の適合」に記載されているシステムおよびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。ブラウザを閉じます。
[Next]をクリックします。
移行プロジェクトに名前を付け、保存する場所を選択して、[Next]をクリックします。
デフォルトでは、C:\Program Files\Novell\NetWare Migration Wizardにプロジェクトが保存されます。
移行する移行元サーバを選択します。
ログイン済みのサーバだけが[Selected Servers]テキストボックスに表示されます。サーバにログインするには、[Server]アイコンをクリックします。サーバを選択したら、[Next]をクリックします。
移行先のNDSツリーを選択し、[Next]をクリックします。
Migration Wizardで、同じ名前のNetWare 3オブジェクトおよびNDSユーザオブジェクトを検索するかどうかを指定するために、[Yes]または[No]をクリックします。次に、[Next]をクリックします。
[Yes]を選択した場合、移行先のNDSツリーと移行元のNetWare 3サーバに重複したユーザ名があるかどうかが検索されます。検索結果が表示され、一致したユーザオブジェクトをマージするかどうかを選択できます。
プロジェクトを作成して保存するには、[Create]をクリックします。
プロジェクトを作成して保存すると、移行時の処理の詳細を示す、成功とエラーのログが作成されます。
ステップ 12で[No]をクリックした場合は、残りの手順を実行せずに、「移行プロジェクトのモデル化」に進んでください。ステップ 12で[Yes]をクリックした場合は、次の手順に進んでください。
次の作業を実行します。
[Browse]ボタンをクリックし、移行先のNDSツリーのNDSコンテナを選択します。
Migration Wizardは、選択したコンテナおよびすべてのサブコンテナを検索して、一致するNDSユーザ名を検出します。
ツリーを参照してNDSコンテナを選択し、[OK]をクリックします。
重複したユーザ名の検索を開始するには、[Next]をクリックします。
重複したユーザ名の処理方法を決定します。
次の画面は、Migration Wizardに表示されるユーザ名テーブルの例です。この画面を確認します。変更しない場合は、NetWare 3ユーザが、表示されているNDSユーザと自動的にマージされます。
図 1
NetWare 3ユーザと重複したNDSユーザのマージ
各NetWare 3ユーザについて、次のオプションを選択できます。
テーブルに表示されたNetWare 3ユーザをそのまま残しておき、次のユーザへ進みます。
NDSユーザ名の横にある矢印をクリックすると、その行のNetWare 3ユーザと同じユーザ名を持つすべてのNDSユーザ(コンテキストを含む)のドロップダウンリストが表示されます。いずれかのNDS名を選択し、次のNetWare 3ユーザに進みます。
ドロップダウンリストに表示されるすべてのNDSユーザが、その行のNetWare 3ユーザと同一人物でない場合は、NDSユーザ名の横にある矢印をクリックし、[Don't Merge]をクリックします。
NDSユーザオブジェクトとマージするように選択したNetWare 3ユーザは、ドロップしたオブジェクトと同様に、移行先のNDSツリーに自動的に表示されます。
次のセクション「移行プロジェクトのモデル化」に進んでください。