[Project Window]で、[Begin NDS Migration]をクリックします。
移行しないボリュームをすべてバックアップし、次の作業を完了してから、移行を続行します。
[Next]をクリックします。
ライセンスディスクを挿入し、ライセンスに関するファイルへのパスを検索し、入力してから、[Next]をクリックします。
MLAがある場合は、ライセンスディスクを挿入する代わりに、MLAを選択することもできます。
[Yes]または[No]を選択して、移行元サーバのスキーマを更新します。
移行元サーバのスキーマが更新され、移行先サーバにインストールされるデフォルトのアプリケーションのNDSクラスが取り込まれます。
デフォルトで[Yes]ラジオボタンがオンになっていますが、[No]を選択すると、移行元と移行先のスキーマが比較されます。この比較を利用すると、移行の準備をするときにスキーマをどのように拡張するかを判断できます。
続行する前に、ステップ 2に説明されているDSREPAIRの手順を実行したかどうかを確認します。これは移行元サーバを含むNDSツリーが正しく機能していることを検証するため手順です。ツリーの状態を確認し、[Yes]または[No]をクリックして、[Next]をクリックします。
ツリーの状態を検証するDSREPAIRを実行しなくても、Migration Wizardの処理は続行できます。ただし、ツリーが不適切な状態で移行を開始すると、移行が正しく完了しない場合があります。
NetWare 5、NetWare 6、またはBorder Managerを実行するNetWare 4から移行する場合は、NICI環境設定ファイルを、移行元サーバから移行先サーバにコピーし転送するように要求されます。画面の指示に従い、NICI設定が完了したら、次の手順に進みます。
重要: NDSのロード中またはNICIファイルのコピー中にNICIエラーが発生した場合は、最初に移行先サーバにPKI.NLMがロードされるかどうかを確認します。PKI.NLMがロードされない場合は、「NICIエラー」を参照してください。
移行元サーバおよび移行先サーバに対するユーザ接続(自分以外)をすべて削除し、[Next]をクリックします。
移行元ツリーおよび移行先ツリーのパスワードを入力し、[Next]をクリックします。
[Migrate NDS Verification Results]画面で重大なエラーまたは警告を解決し、[Next]をクリックします。
[Migrate]をクリックし、NDSの移行を開始します。
この移行プロセスが終了すると、移行元サーバが停止し、移行先サーバがリブートして、移行元サーバの名前と識別情報が移行先サーバに引き継がれます。
Migration Wizardでは、移行先サーバのAUTOEXEC.NCFファイル内にある、次の項目が自動的に変更されます。
重要: 移行時には、移行元サーバの時刻同期情報は自動的に移行されません。
エラーログおよび成功ログを確認し、[Done]をクリックします。
エラーログを使用すると、移行時に発生したすべてのエラーを確認できます。エラーが発生していた場合は、成功ログを使用して、エラーが発生するまで移行がどの程度進行したかを確認します。
NDSの移行に失敗した場合は、「NDSの移行 」を参照して、各サーバを元の設定に復元する方法を確認してください。
移行先として指定したサーバを調べ、このサーバを再起動して、移行元サーバの名前が引き継がれていることを確認します。
ワークステーションをリブートし、移行先として指定したサーバにログインします。
ログインできない場合は、「ワークステーションからサーバへの接続」を参照してください。
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