SLP OPEN filename.log  | 
SLPトレースファイルは、ボリュームSYS:のルートに作成されます。  | 
SLP CLOSE  | 
このコマンドはSLPトレースファイルを閉じます。  | 
DISPLAY SLP SERVICES  | 
通常のNovell SLPサービス種別は次のとおりです。 MGW.NOVELL (互換モードのゲートウェイ/移行エージェント) CMD.NOVELL (互換モードのサーバ/リレーエージェント) NDAP.NOVELL (NDS) BINDERY.NOVELL (NetWareサーバ) SAPSRV.NOVELL (IPX CMDがロードされているNetWare 5サーバ) RMS.NOVELL (NDPSのリソース管理サービス) RCONSOLE.NOVELL (Java* RCONSOLE) SRS.NOVELL (NDPSブローカ) DIRECTORY-AGENT (ネットワーク上のディレクトリエージェントの再検出のためSLPマルチキャストパケットを送信)  | 
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SLPの制約は次のとおりです。 slp_attribute==value 他に使用できる演算子は<=および>=です。  | 
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DISPLAY SLP SERVICESコマンドの使用例を次に示します。 DISPLAY SLP SERVICES (既知のSLPサービスをすべて表示します)   DISPLAY SLP SERVICES BINDERY.NOVELL (bindery.novellサービスをすべて表示します)   DISPLAY SLP SERVICES BINDERY.NOVELL//(SVCNAME-WS==ABC*)/ (名前が「abc」で始まるbindery.novellサービスを表示します)   DISPLAY SLP SERVICES BINDERY.NOVELL/PROVO/(SVCNAME-WS==ABC*)/ (名前が「abc」で始まり、スコープ「provo」に属するbindery.novellサービスを表示します)   DISPLAY SLP SERVICES MBW.NOVELL//(CMD NETWORK==ABC12345)/  (CMDネットワーク番号ABC12345を対象としているすべての移行エージェントを表示します)  | 
DISPLAY SLP ATTRIBUTES (SLP_URL)  | 
次にDISPLAY SLP ATTRIBUTESコマンドの使用例を示します。 DISPLAY SLP ATTRIBUTES SERVICE:BINDERY.NOVELL:///SERVER1  (SERVER1 bindery.novell オブジェクトのすべてのSLP属性および値を表示します。)  | 
DISPLAY SLP DA  | 
(SLPディレクトリエージェントとその現在のステータスのリストを表示します。)  | 
SET SLP DA Discovery Options = value  | 
value = 0〜8 (デフォルト値 = 3)   0x01 =ディレクトリエージェントの通知にマルチキャスト方式を使用   0x02 = DHCP検出を使用   0x04 = スタティックファイルSYS:ETC\SLP.CFGを使用   0x08 = スコープ必要  | 
SET SLP TCP = value  | 
value = ONまたはOFF(デフォルト値 = OFF)  これにより、SLPは可能な限りUDPパケットではなくTCPパケットを使用するように設定されます。  | 
SET SLP DEBUG = value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 0)   0x01 = COMM   0x02 = TRAN   0x04 = API   0x08 = DA   0x010 = ERR   0x020 = SA   これらのビットはANDまたはORステートメントにより結合して、複数の値を示すことができます。たとえば、COMMとAPIのANDは0x05となります。  | 
SET SLP Multicast Radius = value  | 
value = 0〜32 (デフォルト値 = 32) このパラメータはマルチキャストの範囲を示す整数です。  | 
SET SLP Broadcast = value  | 
value = ONまたはOFF (デフォルト値 = OFF) このパラメータは、マルチキャストパケットではなくブロードキャストパケットの使用を指定します。  | 
SET SLP MTU size= value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 1472) このパラメータは、転送ユニットの最大サイズを示す整数です。  | 
SET SLP Rediscover Inactive Directory Agents = value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 60) このパラメータは、活動状態にないディレクトリエージェントを再検出するためのサービス要求を発行するまでに、SLPが待機する時間の最小値を秒数で指定します。  | 
SET SLP Retry Count = value  | 
value = 0〜128 (デフォルト値 = 3) このパラメータは、再試行の最大回数を示す整数です。  | 
SET SLP Scope List = value  | 
valueの最大長は1023 (デフォルト値 = 1023) このパラメータは、カンマ区切りのスコープポリシーのリストを指定します。  | 
SET SLP SA Default Lifetime = value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 900) このパラメータは、サービスレジスタのデフォルトのライフタイムを秒数で示す整数です。  | 
SET SLP Event Timeout = value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 53) このパラメータは、マルチキャストパケット要求がタイムアウトになるまでの待ち時間を秒数で示す整数です。  | 
SET SLP DA Heart Beat Time = value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 10800) このパラメータは、次のディレクトリエージェントheartbeatパケットを送信するまでの秒数を示す整数です。  | 
SET SLP Close Idle TCP Connections Time = value  | 
value = 0〜4294967255 (デフォルト値 = 300) このパラメータは、アイドル状態のTCP接続が終了するまでの秒数を示す整数です。  | 
SET SLP DA Event Timeout = value  | 
value = 0〜429 (デフォルト値 = 5) このパラメータは、ディレクトリエージェントパケット要求がタイムアウトになるまでの待ち時間を秒数で示す整数です。  | 
SET SLP Maximum WTD = value  | 
value = 1〜64 (デフォルト値 = 10) このパラメータは、SLPが作業のために割り当てることのできるスレッドの最大数を指定します。  | 
SET SLP Reset = value  | 
value = ON/OFF (ONに設定されても、次回にはOFFに戻ります)  このパラメータがONに設定されると、サービスエージェントはサービスレジスタを新たに送信し、そのサービスエージェントはディレクトリエージェントの通知パケットを送信します。  | 
SET SLP Debug = value  | 
value = 0〜65535 (デフォルト値 = 88) 0x01 = COMM 0x02 = TRAN 0x04 = API 0x08 = SA_DA 0x010 = ERR 0x020 = SA 0x040 = UA_DA これらのビットはANDまたはORステートメントにより結合して、複数の値を示すことができます。たとえば、COMMとAPIのANDは0x05となります。  |