このセクションでは、Windows NTまたはWindows 2000システム上でSLPを設定する方法について説明します。
Windows NTまたはWindows 2000のインストールされたコンピュータで、Novell eDirectoryCDを挿入します。
[スタート]>[ファイル名を指定して実行]>[参照]の順にクリックし、CDの\NTディレクトリからSETUP.EXEを選択します。
インストール画面で、[SLPディレクトリエージェント]>[インストール]の順にクリックします。
SLPディレクトリエージェントインストールプログラムの指示に従います。
ディレクトリタイプのセットアップを選択した場合は、eDirectoryスキーマは指定されたeDirectoryツリーに対応して拡張されます。
ディレクトリエージェントが稼動しているサーバで、[スタート]>[プログラム]>[Novell SLP Directory Agent]>[SLPディレクトリエージェントプロパティ]の順にクリックします。
ディレクトリエージェントに対応する環境設定プロパティを調整します。
スコープを追加、削除、または変更するには、次を実行します。
ディレクトリエージェントが稼動しているサーバで、[スタート]>[プログラム]>[Novell SLP Directory Agent]>[SLPディレクトリエージェントプロパティ]の順にクリックします。
[スコープ]>[追加]の順にクリックします。
または
既存のスコープを選択し、[プロパティ]をクリックすることによりこのスコープを変更するか、[削除]をクリックすることによりこのスコープをリストから削除します。
新しいスコープの名前を入力し、[OK]をクリックします。
スコープフィルタ処理用設定の詳細については、「プロキシスコープを設定する」を参照してください。
プロキシスコープ設定の詳細については、「スコープフィルタを設定する」を参照してください。
スコープを追加または削除するには、次を実行します。
ディレクトリエージェントが稼動しているサーバで、[スタート]>[プログラム]>[Novell SLP Directory Agent]>[SLPディレクトリエージェントプロパティ]の順にクリックします。
[スコープ]をクリックし、プロキシの追加先スコープをリストから選択します。
[プロパティ]>[プロキシ]の順にクリックします。
プロキシの対象となるスコープ管理権限の名前を入力し、[追加]をクリックします。
スコープ管理権限指定の構文は次のとおりです。
scope_authority [/[refresh_interval] [/[character_encoding] [/target_scope]]]
この構文には次の変数が含まれます。
表 128. スコープ管理権限の変数
スコープフィルタを追加、削除、または変更するには、次を実行します。
ディレクトリエージェントが稼動しているサーバで、[スタート]>[プログラム]>[Novell SLP Directory Agent]>[SLPディレクトリエージェントプロパティ]の順にクリックします。
[スコープ]をクリックし、フィルタの追加先スコープをリストから選択します。
[プロパティ]>[フィルタ]の順にクリックします。
追加するフィルタの種類を選択し、[追加]をクリックします。
組み込むフィルタパラメータと除外するフィルタパラメータを選択します。
フィルタ処理の詳細については、「スコープフィルタ処理について」を参照してください。
プライベートモードを設定することにより、ディレクトリエージェントを参照できる相手を、このディレクトリエージェントのIPアドレスが設定されたエージェントに限定できます。
ディレクトリエージェントが稼動しているサーバで、[スタート]>[プログラム]>[Novell SLP Directory Agent]>[SLPディレクトリエージェントプロパティ]の順にクリックします。
[プライベートモード]チェックボックスを使用して、プライベートモードを有効または無効にします。
ディレクトリモードで運用されているディレクトリエージェントを管理するには、ConsoleOneを使用します。ConsoleOneは、eDirectory CDからインストールできます。
ConsoleOneで、修正するSLPディレクトリエージェントオブジェクトをダブルクリックします。
ディレクトリエージェントの[プロパティ]ページが表示されます。
設定を調整します。
ConsoleOneで、修正するSLPディレクトリエージェントオブジェクトをダブルクリックします。
ディレクトリエージェントの[プロパティ]ページが表示されます。
[SLPスコープユニット]タブ>[追加]の順にクリックします。
eDirectoryツリーを参照し、追加するスコープユニットを選択します。
ConsoleOneで、SLPスコープユニットオブジェクトを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
SLPスコープユニットの[プロパティ]ページが表示されます。
[フィルタ]タブをクリックし、作成するフィルタの種類を選択します。
[追加]をクリックし、必要なフィルタ情報を入力します。
フィルタ処理の詳細については、「スコープフィルタを設定する」を参照してください。