演算および識別子の一覧は各ブラウザで同じです。プリンタ名と実行される演算は、「op-client-interface version」および「op-client-version-info」以外のすべての演算で必要なパラメータです。その他のすべてのパラメータは各演算に特有であるか、またはオプションです。各演算に特有のパラメータがコンテキスト外で使用された場合は、無視されます。
プラグインからの出力をHTMLで行なう場合、フレームセットを使用する必要があります。これは、ブラウザがプラグインを呼び出した文書に書き込みをしようとしたときに、失敗するのを防ぐためです。プラグインによって生成されるHTMLページを受信するフレームの名前は、ターゲットフレームオプションを使用して渡すことができます。このターゲットフレームは、プラグインを呼び出すフレームと同じフレームセット内の名前が付けられたフレームでなければなりません。
ExecuteRequest()演算を使用することにより、Internet Explorerを使用しているときのHTMLコーディングを簡素化できます。これにより、Webページをロードし直すことなく、iPrintから情報を受信したり取得したりできます。
オブジェクトと呼ばれる結果タイプが実装されています。これはExecuteRequest()との関連でのみ使用することを推奨します。ExecuteRequestを使用して、HTML、URL、メッセージボックスまたはクッキーから結果が返されるように設定できます。すべてのデータは、ExecuteRequest()の2番目のパラメータを経由して渡すことができます。最初のパラメータは演算です。どちらのパラメータも文字列です。
構文: variable=variable.ExecuteRequest("operation_string",additional_operation strings);
<object ID=iPrintAccess classid=clsid:36723f97-7aa0-11d4-8919-ff2d71d0d32c>
</object>
<script Language="javascript1.1">
var pStatus;
var params;
params = "printer-url=" + printerNameHere + "&result-type=object"
pStatus=iPrintAccess.ExecuteRequest("op-printer-get-status", params);
alert(pStatus);
</script>
次にHTMLページとブラウザのプラグイン間のインタフェースを定義します。HTMLエレメント<OBJECT>はInternet Explorerのプラグイン(IENIPP.OCX)を呼び出すために使用されます。
<OBJECT ID=TESTID
CLASSID="clsid:36723f97-7aa0-11d4-8919-FF2D71D0D32C"
CODEBASE=v:\src\work\bart\ipp\ieNIpp\final\novipp.ocx>
<PARAM NAME=operation VALUE=op-printer-get-status>
<PARAM NAME=printer-url VALUE=http://100.100.100.100/ipp/lpr>
<PARAM NAME=result-type VALUE=html>
<PARAM NAME=target-frame VALUE=displayFrameName>
</OBJECT>
次にHTMLページとブラウザのプラグイン間のインタフェースを定義します。HTMLエレメント、<EMBED>はNetscapeのプラグイン(NPNIPP.DLL)を呼び出すために使用されます。
<EMBED TYPE=application/x-Novell-ipp
width=100
height=30
operation=op-printer-get-status
printer-url=http://1100.100.100.100/ipp/lpr
result-type=html
target-frame=displayFrameName
>