iPrintがプリントサービスマネージャに関連付けられたプリンタに対して有効になると、プリントサービスマネージャを実行している各サーバはIPPSRVR.NLMをロードします。iPrintにプリンタを設定する前に、各プリントサービスマネージャのDNS名を設定します。これにより、プリントサービスマネージャを他のサーバに移動しても、関連付けられたプリンタのiPrint URLを保持できます。この作業をしないと、iPrintが使用できなくなります。
各プリントサービスマネージャのDNSを有効にするには、「DNS名をDNSネームサーバに追加する」を実行してから、「プリントサービスマネージャでDNSを有効にする」を実行します。
注: プリントサービスマネージャにDNSが設定されておらず、プリントサービスマネージャが他のサーバに移動されている場合、iPrintプリンタを再インストールする必要があります。
iPrintの設定後にDNS名をプリントサービスマネージャに追加する場合、DNS名の追加前に有効にしたiPrintプリンタでは、プリントサービスマネージャを再起動しない限り、そのDNS名は使用されません。
DNS名を追加する前にプリンタをインストールした場合、そのプリンタはプリントサービスマネージャのIPアドレスが変更されるまでのみ使用できます。IPアドレス変更後は、プリンタを再インストールする必要があります。
プリントサービスマネージャのDNSを設定するには、プリントサービスマネージャの起動スイッチを使用します。
NDPSM NDPS_Manager_Object_Name /dnsname=NDPS_Manager_DNS_Name
NDPSM PrintManager1 /dnsname=Printing.MyCompany.Com
ここで、「PrintManager1」はプリントサービスマネージャの名前であり、「Printing.MyCompany.Com」は希望するDNS名です。
プリントサービスマネージャでDNS名を有効にした後で、DNS名をDNSネームサーバに追加する必要があります。詳細については、『Novell DNS/DHCP Services Administration Guide』を参照してください。