ディスクドライバの手動指定

ハードウェア検出の動作や、NDSデータベースのアップグレードを変更する必要がある場合もあります。HWDETECT.ICSスクリプトファイルの中にある、HDETECT.NLMをロードする行のオプション-Uを-MUに置き換えることで、アップグレードの際にハードウェアデバイスを確認したり、新たなハードウェアを追加したりできます。

アップグレードの際にハードウェアデバイスの確認や追加をするには、ターゲットサーバのサーバコンソールを直接操作する必要があります。

NetWare 6オペレーティングシステムCDに収録されていないディスクドライバをロードする場合にも、この手順を実行します。この手順は、複数のサーバで同じハードウェアをアップグレードする場合にも有効です。手動で特定のドライバを選択した場合は、\STARTUPディレクトリを作成し、その中にディスクドライバとSTARTUP.NCFファイルを収めておく必要があります。

  1. NetWare 6オペレーティングシステムCDのファイルを設置サーバ上のボリュームにコピーします。

    重要:  アップグレードするターゲットサーバやクライアントワークステーションには、ファイルをコピーしないでください。

  2. ターゲットサーバが設置サーバに接続できることを確認します。

  3. 必要な.HAMおよび.CDMディスクドライバを、設置サーバの\STARTUPディレクトリにコピーします。

  4. ネットワークを準備する」に進みます。



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