サーバコンソールはモニタとキーボードで構成されており、NetWareサーバのアクティビティを表示および制御します。サーバコンソールから実行できる操作は次のとおりです。
サーバコンソールでは、複数のインタフェースもサポートされます。
コマンドライン システムコンソールプロンプトでコマンドを入力できます。オプションとパラメータは指定しても、指定しなくてもかまいません。サーバ名とその後に続くコロン(:)がプロンプトです。たとえば、LOADというサーバコンソールコマンドがあります。
キャラクタベースのメニュー ユーティリティでは、メニュー、リスト、およびポータルが使用されます。サーバを監視するMONITORという主要なユーティリティが、このインタフェースの例です。
JavaベースのGUIX Server--グラフィカルコンソールを使用すると、サーバから各種のJava*アプリケーションにアクセスできます。 X Server--グラフィカルコンソールアプリケーションのデスクトップメニューからは、次の操作を実行できます。
グラフィカルコンソールを再起動するには、システムコンソールプロンプトで「STARTX」と入力します。
NetWareがインストールされると、サーバコンソールはデフォルトでグラフィカルコンソール画面になります。ただし、コマンドラインにアクセスする必要がある場合、またはMONITORをロードしたままにする場合は、画面を切り替えることができます。コンソール画面を切り替える手順については、「サーバコンソール画面の表示とアクセス」を参照してください。
ヒント: サーバのスプラッシュ画面を省略する方法、または独自の画面に置き換える方法については、「サーバを起動する」および『Utilities Reference』の「SERVER」を参照してください。
コンソールのセキュリティに関する次の問題に注意してください。
サーバコンソールへの不正アクセス パスワードを要求することで、キーボードアクセスを制御します。「サーバコンソールの保護」を参照してください。
SECURE CONSOLEコマンドを使用して、セキュリティ侵害からコンソールを保護します(『Utilities Reference』の「SECURE CONSOLE」を参照してください)。
SCRSAVERのスクリーンセーバ機能とコンソールロック機能も使用できます(『Utilities Reference』の「SCRSAVER」を参照してください)。
ソフトウェアの不正使用 エキスパートであれば、組み込みのデバッガを使ってセキュリティシステムを無効にしたり、省略したりできます。これを防ぐには、SECURE CONSOLEを使用します。
ハードウェアの不正使用 サーバを安全な場所に設置します。侵入者は、パワーオンパスワードを無効にしたり、ハードディスクを取り外してデータにアクセスします。