サーバアラートの表示

NLMプログラムがプロセッサの制御を解放できなかった場合など、さまざまな状況で、サーバにアラートメッセージを表示させることができます。多くのアラートは、アラートが発生する場合のしきい値を設定するサーバパラメータによって制御されます。デフォルトでは、アラートを受け取ると、ベルも鳴ります。

ベルが鳴らないようにするには、Miscellaneousカテゴリの次のサーバパラメータを設定します。

Sound Bell for Alerts = OFF

次の表は、使用できるアラートパラメータを示しています。

アラート発生状況 関連パラメータ

不法侵入が検出された

Display Spurious Interrupt Alerts

Spurious Interrupt Alert Threshold

(『Utilities Reference』の「SET」の「Miscellaneous Parameters」を参照)

失っていた割り込みが検出された

Display Lost Interrupt Alerts

Lost Interrupt Alert Threshold

(『Utilities Reference』の「SET」の「Miscellaneous Parameters」を参照)

NLMプログラムがプロセッサの制御を解放できない

Display Relinquish Control Alerts

CPU Hog Timeout Amount

(『Utilities Reference』の「SET」の「Miscellaneous Parameters」を参照)

不完全なIPXTMパケットを受信した

Display Incomplete IPX Packet Alerts

(『Utilities Reference』の「SET」の「Display Incomplete IPX Packet Alerts = value」を参照)

使用可能なファイルキャッシュバッファが最小値に近い

Minimum File Cache Report Threshold

(『Utilities Reference』の「SET」の「File Caching Parameters for the Traditional File System」を参照)

ボリュームがフルに近い

Volume Low Warn All Users

Volume Low Warning Threshold

Volume Low Warning Reset Threshold

(『Utilities Reference』の「SET」の「File Parameters for the Traditional File System」を参照)

システムによってこの他にも多くのアラートが発生しますが、サーバパラメータでは制御できません。たとえば、ネットワーク上のサーバのアドレスが変更されると、他のサーバコンソールにアラートがブロードキャストされます。これらのアラートは、ALERTコマンドで制御できます。『Utilities Reference』の「ALERT」を参照してください。



|