NetWareのJavaベースのコンポーネント

NetWareには、JNDI (Java Naming Directory Interface)とNJCL (Java Class Libraries for Novell)に加えてNovell JVM for NetWareとJIT (Just In Time)コンパイラが含まれており、サーバ上でJavaベースのアプレットとアプリケーションを実行できます。

Javaベースのコンポーネントは、NetWareのインストール時に自動的にインストールされます。Javaベースのコンポーネントを使用するには、TCP/IPを使用する必要があります。Javaベースのコンポーネントの使用方法については、「サーバ上でのJavaの使用」および『Utilities Reference』の「ConsoleOne 」を参照してください。


Novell JVM for NetWareとJIT (Just In Time)コンパイラ

Novell JVM for NetWareは、マルチスレッド対応のアプリケーションやグラフィカルインタフェースを使用するアプリケーションなど、NetWareサーバがJavaベースのアプリケーションやアプレットを実行できるようにするための、各種のNLMプログラムで構成されています。

JVMは、JavaSoft*が定めている100% Pure Javaとして認定されているすべてのアプリケーションを実行できます。ただし、100% Pure JavaでないアプリケーションはNetWareに移行する必要があります。

NetWareには、Javaベースのアプリケーションのパフォーマンスを向上するために、Symantec*のJIT (Just In Time)コンパイラが含まれいます。

NetWareには、一般的なビデオカードのドライバと、NetWareのインストール時にビデオカードを自動的に認識し、設定するユーティリティも含まれています。

Novell JVMを実行するには48MB以上のRAMが必要であり、グラフィカルアプリケーションを実行するには少なくとも128MBが必要です。サーバのメモリが多いほど、より多くのJavaベースのアプリケーションを実行できます。

NJCL (Java Class Libraries for Novell)とJNDI (Java Naming Directory Interface)については、Novell DeveloperNetのWebサイトの「Novell Class Libraries for Java」を参照してください。



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