NetWareオペレーティングシステムと、そのNLMプログラムおよびユーティリティのデフォルト言語は英語です。
サーバの言語は、インストール時に指定します。後でサーバ言語を変更する場合は、次に示すように、最初に新しい言語ファイルをサーバにコピーし、次にサーバを新しい言語に設定し、サーバを再起動する必要があります。
重要: サーバを再起動しなければならないのは、SERVER.EXEを実行することでサーバ言語が設定されるためです。
(状況によって実行) NetWareのインストールCD-ROMからファイルをコピーする場合は、CDを挿入します。
システムコンソールプロンプトで、次のコマンドを入力します。
[LOAD] NWCONFIG
[Product Options]>[Choose an Item or Product Listed Above]>[Add Additional Language to the Server]の順に選択します。
ボックスが表示され、前回のファイルのインストール元のパスが表示されます。このパスが言語ファイルへのパスであることを確認します。NetWare CD上の言語ファイルは、次の場所にあります。
drive or volume:\NW60\INSTALL\NLS\language_id
言語IDのリストを取得するには、システムコンソールプロンプトで次のコマンドを入力します。
LANGUAGE LIST
パスが正しい場合は<Enter>を押します。パスが正しくない場合は<F3>を押して、言語ファイルへの正しいパスを入力します。
別のサーバからファイルをインストールしている場合は、そのサーバへのパスを入力すると、ユーザ名とパスワードを求めるプロンプトが表示されます。表示される指示に従ってください。
ウィンドウが表示され、言語ファイルのグループが一覧されます。
インストールする言語に矢印キーを使ってカーソルを移動し、<Enter>を押します。
選択された言語にXのマークが付きます。必要に応じて、複数の言語を指定できます。
言語の選択を解除するには、目的の言語にカーソルを移動し、再び<Enter>を押します。
言語の選択が終了したら、<F10>を押します。
選択した言語ファイルがコピーされます。
[Other Installation Items/Products]メニューが表示されるまで、<Esc>を押します。
[Change Server Language]を選択します。
ボックスが表示され、前回のファイルのインストール元のパスが表示されます。
<Enter>を押してパスを設定します。
メニューが表示され、使用可能な言語が一覧されます。
メニューから目的の言語を選択します。
言語を初めて変更する場合は、言語ファイルのデフォルトの配置先を示すプロンプトが表示されます。その場所はデフォルトのブートディレクトリのC:\NWSERVERです。
言語ファイルはブートディレクトリに配置する必要があります。
デフォルトをそのまま設定するか、ブートディレクトリへのパスを入力します。
ブートディレクトリを指定すると、言語ファイルがロードされます。
サーバを再起動して、変更を反映します。