OES 2には次のユーティリティがあり、各ユーティリティは、次の節で説明するように、特定のマイグレーションまたはサービスの統合あるいはその両方の目的を満たします。
Novell® NetWare® Migration Wizardの主な目的は、NetWareサーバを新しいハードウェアに移行することです。
マイグレーション後、新しいサーバはネットワーク上の古いサーバと置き換えられ、旧サーバのネットワーク上での識別を引き継ぎます。
OES 2 NetWareへのサポートされる移行パスは、『Novell Server Consolidation and Migration Toolkit Administration Guide』のNetWare Migration Wizard
に一覧表示されています。
メモ:OES 2 Linuxにデータを移行している場合は、Server Consolidation Utilityを使用します。
詳細については、『Novell Server Consolidation and Migration Toolkit Administration Guide』のAbout NetWare Migration Wizard
を参照してください。
Server Consolidation Utilityの主な目的は、
ユーザ
ファイルの許可
[パスワード]
ファイルシステム
Active Directoryドメイン
などを、既存のNetWareサーバまたはMicrosoft* Windowsサーバから、OES 2 LinuxサーバまたはOES 2 NetWareサーバに移行および統合することです。
メモ:NetWareサーバを新しいハードウェアに移動している場合は、Server Consolidation Utilityの代りにNetWare Migration Wizardを使用します。
詳細については、『Novell Server Consolidation and Migration Toolkit Administration Guide』のServer Consolidation and Migration Overview
を参照してください。
NetWare、OES 1、またはWindows 2000サーバまたはWindows 2003サーバから、データおよびサービスを、OES 2 Linuxへ移行するのを支援するツールです。OESマイグレーションツールはOES 2に付属します。
詳細については、『OES 2: Migration Tools Administration Guide』のOverview of the OES Migration Tools
を参照してください。
個々のNetWareサービスおよびOES 1サービスを移行するためには、同ガイドのOther Migration Tools
に掲載されているリンクを参照してください。