zmanユーティリティには、ZENworksコントロールセンター大半は実行できません。
zmanユーティリティの主要な目的は、スクリプトによって操作を実行できるようにすることです。ただし、コマンドラインから手動で操作を実行することもできます。
このユーティリティは、次の場所のすべてのZENworksサーバにインストールされます。
%ZENWORKS_HOME%\bin
%ZENWORKS_HOME%は、ZENworksのインストールパスを示します。Windowsでは、デフォルトパスはc:\novell\zenworks\binです。Linux*では、デフォルトパスはopt/novell/zenworks/binです。
zmanユーティリティの基本的な構文は次のとおりです。
zman category-action [options]
たとえば、デバイスのインベントリスキャンを開始するには、次のコマンドを使用します。
zman inventory-scan-now device/servers/server1
ここで、inventory-scan-nowはcategory-actionとなり、device/servers/server1はスキャン対象のデバイスのフォルダパスを指定するオプションです。
コマンドを理解するには、オンラインヘルプを使用するか、『ZENworks 10 Asset Managementコマンドラインユーティリティリファレンス』の「zman(1)」を参照するのが最も効果的です。
オンラインヘルプを使用するには、次の手順に従います。