次のセクションでは、メッセージログを有効にするために管理ゾーンで設定を行う場合に役立つ情報について説明します。
ZENworksコントロールセンターの[ローカルデバイスのログ]ページでは、ローカルドライブおよび管理対象デバイスのシステムログファイルへのメッセージログを設定できます。
ZENworksコントロールセンターで、[
]をクリックします。[管理ゾーンの設定]パネルで、[
]をクリックして、[ ]をクリックします。[ローカルファイル]パネルで、次のオプションを設定します。
重大度が次の場合は、メッセージをローカルファイルにログします: 次の中から1つを選択します。
エラー: 重大度が「エラー」のメッセージを保存します。
警告とそれ以上: 重大度が「警告」と「エラー」のメッセージを保存します。
情報とそれ以上: 重大度が「情報」、「警告」、および「エラー」のメッセージを保存します。
デバッグとそれ以上: 重大度が「デバッグ」、「情報」、「警告」、および「エラー」のメッセージを保存します。
個別のデバイスでZENworks® Adaptive Agentの問題をトラブルシュートする必要がある場合、追加の情報もログ記録されるようにするため重大度の設定を変更できます。デバイス上で、通知領域にある アイコンをダブルクリックし、左のナビゲーションペインの[
]をクリックして、[ ]ドロップダウンリストからオプションを選択します。サイズによるローリング: ファイルサイズに基づいて、現在のログファイルを閉じて新しいファイルを開始します。
ファイルサイズを制限: ログファイルの最大サイズをキロバイト(KB)またはメガバイト(MB)で指定します。ファイルのサイズが指定した制限に達すると現在のログファイルが閉じられ、新しいファイルが開始されます。
バックアップファイルの数: サイズ制限に達したために閉じたファイルは、一定の数だけバックアップとして保管しておくことができます。その数を指定します。バックアップファイルの最大数は13です。
日付によるローリング: 次のスケジュールに基づいて、現在のログファイルを閉じて新しいファイルを開始します。
日次パターン: 毎日新しいファイルを開始します。
月次パターン: 毎月新しいファイルを開始します。
Windows管理対象デバイス上のローカルファイルとして、次のファイルが含まれます。
zmd-messages.log(\novell\zenworks\logs\localstore内)
loader-messages.log (\novell\zenworks\logs内)
services-messages.log(\novell\zenworks\logs内)
Linux管理対象デバイス上のローカルファイルとして、次のファイルが含まれます。
loader-messages.log( /var/opt/novell/log/zenworks内)
services-messages.log( /var/opt/novell/log/zenworks内)
[システムログ]パネルで、次のオプションを設定します。
重大度が次の場合は、メッセージをローカルシステムに送信: 次の中から1つを選択します。
エラー: 重大度が「エラー」のメッセージを保存します。
警告とそれ以上: 重大度が「警告」と「エラー」のメッセージを保存します。
情報とそれ以上: 重大度が「情報」、「警告」、および「エラー」のメッセージを保存します。
この設定では、ローカルシステムログに追加するメッセージタイプを決定できます。ローカルシステムログは、\var\log\messagesディレクトリ(Linuxデバイス上)およびzenworks/logs/centralstoreディレクトリ(Windowsデバイス上)です。
このシステムログディレクトリに追加されたメッセージは、ZENworksサーバに送信され、ZENworksコントロールセンターの[
]>[ ]ページか、またはサーバやワークステーションの[概要]ページで表示されます。ZENworksコントロールセンターの[集中型のメッセージログ]ページでは、プライマリサーバによって実行されるメッセージログに関連する設定を行うことができます。
ZENworksコントロールセンターで、[
]をクリックします。[管理ゾーンの設定]パネルで、[
]をクリックして、[ ]をクリックします。[メッセージの自動クリーンアップ]パネルで、自動的に承認する、またはログ済みのメッセージをZENworksサーバから削除するように設定します。
優先される保守サーバ: データベースからログされたメッセージを承認または削除するために、メッセージクリーンアップアクションが実行される優先サーバのIPアドレスを指定します。
情報: 情報メッセージに対して次の設定を行うことができます。
指定期日が過ぎたら自動承認する: 指定する日数より古い記録された情報メッセージを自動的に承認できます。たとえば、30日と指定すると、メッセージのクリーンアップアクティビティが実行されるようにスケジュール設定している場合、現在の日付より 30日前までにログ記録されたすべての情報メッセージが承認されます。0を指定すると、今日までの情報メッセージが承認されます。デフォルトでは、60日より古いすべての情報メッセージが自動的に承認されます。
[ ]日より古い場合自動的に削除する: 指定する日数より古い記録された情報メッセージを自動的に削除できます。たとえば、30日と指定すると、メッセージのクリーンアップアクティビティが実行されるようにスケジュール設定している場合、現在の日付より 30日前までにログ記録されたすべての情報メッセージが削除されます。0を指定すると、今日までの情報メッセージが削除されます。デフォルトでは、 60日より古いすべての情報メッセージが自動的に削除されます。
自動承認の日付と自動削除の日付を指定するときには、自動承認の日数は、自動削除の日数より常に少なくする必要があります。
警告: 警告メッセージに対して次の設定を行うことができます。
指定期日が過ぎたら自動承認する: 指定する日数より古い記録された警告メッセージを自動的に承認できます。たとえば、30日と指定すると、メッセージのクリーンアップアクティビティが実行されるようにスケジュール設定している場合、現在の日付より 30日前までにログ記録されたすべての警告メッセージが承認されます。0を指定すると、今日までの警告メッセージが承認されます。デフォルトでは、 60日より古いすべての警告メッセージが自動的に承認されます。
[ ]日より古い場合自動的に削除する: 指定する日数より古い記録された警告メッセージを自動的に削除できます。たとえば、30日と指定すると、メッセージのクリーンアップアクティビティが実行されるようにスケジュール設定している場合、現在の日付より 30日前までにログ記録されたすべての警告メッセージが削除されます。0を指定すると、今日までの警告メッセージが削除されます。デフォルトでは、 60日より古いすべての警告メッセージが自動的に削除されます。
自動承認の日付と自動削除の日付を指定するときには、自動承認の日数は、自動削除の日数より常に少なくする必要があります。
エラー: エラーメッセージに対して次の設定を行うことができます。
指定期日が過ぎたら自動承認する: 指定する日数より古い記録されたエラーメッセージを自動的に承認できます。たとえば、30日と指定すると、メッセージのクリーンアップアクティビティが実行されるようにスケジュール設定している場合、現在の日付より 30日前までにログ記録されたすべてのエラーメッセージが承認されます。0を指定すると、今日までのエラーメッセージが承認されます。デフォルトでは、 60日より古いすべてのエラーメッセージが自動的に承認されます。
[ ]日より古い場合自動的に削除する: 指定する日数より古い記録されたエラーメッセージを自動的に削除できます。たとえば、30日と指定すると、メッセージのクリーンアップアクティビティが実行されるようにスケジュール設定している場合、現在の日付より 30日前までにログ記録されたすべてのエラーメッセージが削除されます。0を指定すると、今日までのエラーメッセージが削除されます。デフォルトでは、 60日より古いすべてのエラーメッセージが自動的に削除されます。
自動承認の日付と自動削除の日付を指定するときには、自動承認の日数は、自動削除の日数より常に少なくする必要があります。
メッセージクリーンアップを実行する曜日と時刻を選択する: メッセージクリーンアップアクションを実行する曜日と時刻を指定できます。管理者はメッセージクリーンアップアクションの日次スケジュールを設定できます。
協定世界時(UTC)の使用: 指定した時間をUTC (GMT)に変換できます。デフォルトでは、このオプションは選択されています。
[電子メール通知]パネルで、電子メールを使用して管理者にエラーメッセージを送信するための設定を行います。
重大度が次の場合は、電子メール経由でログメッセージを送信: 電子メールを使用したログメッセージの送信をトリガするメッセージの重大度を選択できます。
送信者: 送信者の電子メールアドレスを指定します。
宛先: 受信者の電子メールアドレスを指定します。カンマ(,)で区切れば、複数の電子メールアドレスを指定できます。
件名: プライマリサーバから電子メールを送信する際に含まれる件名を指定します。マクロの値を使用して、[セクション 26.1.2, 電子メール形式を参照してください。
]フィールドをカスタマイズできます。[件名]フィールドのカスタマイズに関する詳細については、[SNMPトラップ]パネルで、ログメッセージを送信するZENworksサーバのSNMPトラップを設定します。
重要度が次の場合にSNMPトラップとして送信: ログメッセージの重大度が「エラー」の場合、SNMPトラップを送信します。
トラップターゲット: SNMPサーバのIPアドレスまたはDNS名を指定します。
ポート: この操作用に設定されたSNMPサーバのポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は162です。
コミュニティ文字列: 送信されるSNMPトラップの接続文字列を指定します。
[UDP転送者]パネルで、UDPサービスを通じてログメッセージを送信するための設定を行います。次の表では、使用できるオプションに関する情報について説明しています。
UDP経由でのメッセージ送信: ログされたメッセージの重大度が「エラー」の場合に、UDPの宛先にメッセージを送信します。
UDPの宛先: [
]、[ ]、および[ ]オプションを使用して、次の作業を実行できます。サーバの追加
[
]をクリックして、[UDPの宛先アドレスの追加]ダイアログボックスを表示します。この操作用に設定されたサーバの名前とUDPポート番号を指定します。
[
]をクリックします。サーバの削除
サーバ(複数可)の横にあるチェックボックスを選択します。
[
]をクリックします。サーバ詳細の編集
サーバの横にあるチェックボックスを選択します。
[
]をクリックして、[UDPの宛先の編集]ダイアログボックスを表示します。目的に応じて設定を変更し、[
]をクリックします。