ZENworks 10 Managementでは、あるOEM Sybaseデータベース(外部Sybaseデータベース)から、別の外部Sybaseデータベースにデータを移動できます。
ある外部Sybaseデータベースから別の外部Sybaseデータベースにデータを移動する前に、次の操作を行います。
WindowsデバイスまたはLinuxデバイス上に、外部Sybaseデータベースとともに、ZENworks 10 Managementがインストールされていることを確認してください。このデータベースから、別の外部データベースにデータが移動しました。
外部Sybaseデータベースがインストールされている、別のWindowsデバイスまたはLinuxデバイスがあるようにしてください。外部Sybaseデータベースのインストール方法の詳細については、『ZENworks 10 Asset Managementインストールガイド』の「外部ZENworksデータベースのインストール」を参照してください。
次の手順では、データの移動元のデバイスをEDB1、データの移動先のデバイスをEDB2とします。
データの移動元のEDB1デバイスで、Novell ZENworks組み込みデータストアサービスを停止します。
Windowsの場合: 次を実行します。
Windowsデスクトップの[
]メニューで、[ ]>[ ]の順にクリックします。[
]>[ ]の順にダブルクリックします。[
]サービスを右クリックして[ ]をクリックするか、[ ]サービスを選択してツールバー上の[]をクリックします。Linuxの場合: コンソールのプロンプトで、「/etc/init.d/./sybase-asa stop」と入力します。
EDB1デバイスから、zenworks_database.confおよびdatabaseディレクトリ内のすべてのファイルを、EDB2デバイス上にある適切なディレクトリにコピーします。
zenworks_database.confは、Windowsの場合はZENworks_installation_path\conf\ディレクトリ、Linuxの場合は/etc/opt/novell/zenworks/ディレクトリにあります。
databaseディレクトリは、Windowsの場合はデフォルトでZENworks_installation_pathディレクトリ、Linuxの場合は/var/opt/novell/zenworks/ディレクトリにあります。
EDB2デバイスで、zenworks_database.confを開き、データベースファイルの正しいパスが含まれていることを確認してください。
EDB1デバイスで、zdm.xmlを編集します(Windowsの場合はZENworks_installation_path\conf\datamodel、Linuxの場合は/etc/opt/novell/zenworks/datamodelにあります)。
Serverエントリキーの値を、EDB2デバイスのIPアドレスに設定します。
Portエントリキーの値が、EDB2デバイスが実行されているポート番号であることを確認しします。
EDB2デバイスで、Novell ZENworks組み込みデータストアサービスを開始します。
Windowsの場合: 次を実行します。
Windowsデスクトップの[
]メニューで、[ ]>[ ]の順にクリックします。[
]>[ ]の順にダブルクリックします。[
]サービスを右クリックし、[ ]をクリックするか、または[ ]サービスを選択します。次に、ツールバーでをクリックします。Linuxの場合: コンソールのプロンプトで、「/etc/init.d/./sybase-asa start」と入力します。
EDB1デバイスで、ZENworksサービスを再起動します。
Windowsの場合: 次を実行します。
Windowsデスクトップの[
]メニューで、[ ]>[ ]の順にクリックします。[
]>[ ]の順にダブルクリックします。[
]、[ ]、および[ ]のサービスを開始します。Linuxの場合: コンソールのプロンプトで、次のコマンドを入力します。
/etc/init.d/./novell-zenmntr restart
/etc/init.d/./novell-zenserver restart
/etc/init.d/./novell-zenloader restart
ZENworksサーバは、新しいデータベース(EDB2)を指しています。