Configuration Managementへの移行の前提条件を満たすためには、次の手順を実行します。
マイグレーション元のZENworksのバージョンが次のいずれかであることを確認します。
ZENworks for Desktops 4.0.1
ZENworks Desktop Management 6.5
ZENworks 7.xデスクトップ管理
重要:現在インストールされている従来のZENworksシステムには、Novell eDirectoryツリーとZENworksスキーマがインストールされており、ZENworks eDirectoryオブジェクトがツリー内にリストされている必要があります。ZENworks Migration Utilityを使用して、従来のバージョンのZENworksに存在しない新しいオブジェクトや属性をConfiguration Management内に作成することはできません。ただし、新しいフォルダを作成することはできます。
eDirectoryデータの移行のために、管理ゾーンを確立し、ターゲットZENworksデータベースを提供するには、Configuration ManagementソフトウェアをZENworks Configuration Managementデータベースとともに少なくとも1つのプライマリサーバにインストールします。
詳細については、『ZENworks 11 SP2 インストールガイド』を参照してください。
ZENworksコントロールセンターを使用して、ユーザのユーザソースを設定し、ユーザが関連付けられているeDirectory項目を正常に移行できるようにします。ユーザソースの設定方法の詳細については、「ユーザソース
」(『ZENworks 11 SP2システム管理リファレンス』)を参照してください。
eDirectoryをZENworks Configuration Managementのユーザソースとして継続して使用するには、eDirectoryのバージョンを最小要件を満たすようにアップデートする必要があります。ZENworks Configuration ManagementでのeDirectory最小要件の詳細については、「信頼されたユーザソース
」(『ZENworks 11 SP2インストールガイド』)を参照してください。
ただし、eDirectoryに従来のZENworksオブジェクトとのユーザ関連付けがない場合は、ユーザソースは必要ありません。
eDirectoryの8.7以前のバージョンを実行している場合、またはStarter Pack 1.0からアップグレードした場合は、ステップ 4.bに一覧表示されているLDAP属性が適切にマップされていることを確認してください。LDAPはマイグレーション中に既存のアプリケーション属性を読み取るために使用されます。
新しいバージョンのeDirectoryでは、新しい属性名に自動的にスペースとコロンをマップします。使用しているバージョンのeDirectoryに複数のバージョンの属性がある場合(1つはコロンを使用しており、他ではスペースを使用しているなど)は、自動マッピング機能によりマイグレーションユーティリティにスペースのみを使用するバージョンを提供することができます。ただし、コロンを使用する属性のバージョンほうがマイグレーションには適しています。
Configuration Managementへアプリケーションを移行するための属性マッピングを設定する
ConsoleOneで、LDAPグループオブジェクトを選択して、[
]タブをクリックします。次の属性を見つけて、正しい名前をマップします。
古い属性名 |
新しい属性名 |
---|---|
App:Path |
appPath |
App:Icon |
appIcon |
App:Contacts |
appContacts |
App:Working Directory |
appWorkingDirectory |
App:Drive Mappings |
appDriveMappings |
App:Printer Ports |
appPrinterPorts |
App:Parameters |
appParameters |
App:Flags |
appFlags |
App:Startup Script |
appStartupScript |
App:Shutdown Script |
appShutdownScript |
変更内容を保存します。
ユーティリティを実行するWindowsデバイスにZENworks Migration Utility実行可能ファイルをダウンロードしてインストールします。詳細については、セクション 4.2, ZENworks Migration Utilityのダウンロードおよびインストールを参照してください。
マイグレーションを計画します。
ZENworks Migration Utilityをモデリングツールとして使用し、計画で役立てることができます。詳細については、セクション 4.4, マイグレーションの計画を参照してください。